6月の自給自足~作業のまとめ~

2020年10月25日

6月は定植した野菜達の管理、びわ、梅、桑など果樹の収穫&加工、ジャガイモ、玉ねぎ、にんにくの収穫、田植えと何気に農繁期。梅雨の雨と重なりがちな季節なので、天気を見越しての作業となります。そんな6月の自給自足の作業の様子を紹介したいと思います。

6月の自給自足~畑編~

春から育苗していた野菜の苗達の定植も一通り終わって、6月は定植した野菜達の管理に忙しくなってきます。

6月の畑の様子。

管理というと具体的には、野菜の周りの除草や支柱立て、脇芽かき、直播した野菜の間引き、中耕除草、土寄せなどなど。

上の写真は、ナスの除草をした所のものです。特に生育初期の除草は大事なので、作物が草に負けないよう管理してあげます。3月の始めに踏み込み温床に種を蒔いて、育苗していたナスですが、順調にスクスク成長しています^^⇒『ナス科の育苗~2020年の栽培記録~

ナス科は、基本的に一番花付近の大きな枝3本残して、それより下の脇芽は落として3本仕立てに。ナス、ピーマン、シシトウ、唐辛子など。ミニトマトは、脇芽全部かいて一本仕立てにしています。

サツマイモの苗取り&植え付け。

5月下旬辺りから、6月にかけてサツマイモのツル苗を作って、植え付けしていきます。ちょうど6月は梅雨と重なって雨が多い時期なので、植え付けに最適。土も湿気てて、活着しやすく、自然のリズムにちょうど合っているんだな^^⇒『サツマイモの栽培~簡単にできる苗作り~

ジャガイモ、玉ねぎ、ニンニクの収穫。

玉ネギの収穫。

6月は玉ネギやニンニクの収穫する時期でもあります。梅雨の雨と重なりがちなので、天気予報と相談しながら収穫のタイミングを見計らって収穫していきます。収穫の目安は地上部が少し枯れかかってきたくらい。⇒『玉ねぎを収穫した時の様子~自給農家の工夫~

ジャガイモも、地上部が少し黄色く枯れかかってきた頃が収穫期の目安となります。天気が続きそうな日を見計らって収穫。

種の自家採種。

アブラナ科の自家採種。

6月は、色んな野菜の種採りをするタイミングでもあります。春に咲いていたアブラナ科の菜の花はこの時期になると種に♪⇒『アブラナ科の自家採種~種採りしやすい野菜~

またこの時期にパクチー、絹さや、空豆、春菊なども種採りできます。やはり、この時期は梅雨の雨と重なりがちなので、雨が多くなる前に刈り取って、乾燥させるのがポイント。タイミングを逃すと、雨でダメになってしまいます><

6月の自給自足~果樹~

果樹の自給自足。

6月はびわと何気に色んな果樹が収穫できます^^

びわ、桑などはそのまま食べても美味しいのだけど、沢山収穫できるので、ジャムに加工して一年中楽しめる保存食にしています。梅は、梅干しがメインだけど、沢山穫れた年は、ジャムにも加工。

6月は、びわジャム桑ジャム梅ジャムを作るジャムオジサンに変身です(笑)

作ったジャムは脱気して瓶詰めし、一年中楽しめるように加工していきます。

6月に自給自足~田んぼ編~

苗代の様子。

6月半ばには、苗代で作っていた稲の苗がいい感じに成長してきました。

田んぼに水を入れて、代掻き、田植えと続きます。ろん農園では、苗代で作った稲の苗を昔ながらの手植えで田植えをおこなっています。⇒『自給自足的な~無農薬の田んぼ2019~

田んぼの除草機。

田植えが終わったら、その後1週間おきに計3回の手押し除草機をおこないます。無農薬のお米作りでは、除草剤を使わないので、草の管理が必須となってきます♪⇒『無農薬田んぼ、除草機を使って草を抑える方法

6月は、雨が多い季節なので、田植えした後の水入れも少なくて楽で、この時期の田植えは自然のリズムにも合っているのかなとも思っています。

6月の自給自足~鶏編~

トウモロコシの栽培。

6月初旬にはコーンサイレージ用に育てているトウモロコシを播種します。今年は在来種の甲州トウモロコシを作付けしてみました。

写真は、6月下旬の様子で、中耕除草して土寄せした所です。このトウモロコシは、大きく成長した所で刈り取って、細かく刻んで樽に詰めて嫌気発酵させてサイレージにしていきます。

サイレージとは、発酵させた漬物のようなもので保存ができて、冬場の草が少なくなる時期の、鶏さんの緑餌代わりに与える大事な飼料に。⇒『鶏用~コーンサイレージの作り方~

また6月は、自然養鶏で飼っている鶏さんの飼料のメインで使っているクズ小麦の入手の時期。この時期に一年分の小麦を仕入れておきます。国産それも近くで作られている貴重な飼料となります。国産の飼料はポストハーベストフリーだし、遺伝子組換えもされていないので、鶏さんにも安心して与えられます^^

6月の自給自足~食料編~

色んな野菜を自給自足。

6月に入ると、春から育ててきた野菜達が少しずつと穫れだしてきます。大根、かぶ、ズッキーニ、キュウリ、ツルムラサキ、トウモロコシ(ヤングコーン)、ジャガイモ、ナス、ミニトマト、バジル、ルッコラ、ニンジン、スイスチャード。

これからの季節、夏野菜が盛沢山で彩り豊かな食卓へと変わっていきます♪この時期野菜は買うことなく、ほぼ100%に近いくらいの自給自足^^

昨年の秋に植えたもので、収穫できるのは、玉ねぎ、ニンニク、ラッキョウなど。ラッキョウは6月下旬から7月上旬にかけてくらいが収穫時期。

保存系の食料。

お米、そば、大豆、唐辛子、落花生、梅干し、ラッキョウ漬けなど。

自然養鶏。

自然養鶏で鶏を飼っているので、卵は通年通して自給できています^^時々、淘汰を兼ねて鶏を絞めて、お肉にすることもあります。⇒『自給農家が教える~鶏の絞め方、捌き方~

その他~6月の農園の様子~

フェイジョアの花。

6月初旬フェイジョアの花が満開。フェイジョアはあまり世に出回る事が少ない珍しいフルーツとなります。今年は花がたくさん咲いたので、果実も沢山実ってくれる事を期待します。

他にもこの季節農園の樹木では、クチナシ、ナツメ、ギンバイカ、ザクロなどが花を咲かせてくれています。ナツメ、ザクロなどの実物は、花だけでなくそのあとの実がやはり一番のお楽しみ。

ザクロは今年、初めて実をつけてくれそうな気配をしてます。

ウコンの花。

これは、ウコンの花。中々変わった花で、アジアンチックな雰囲気のする綺麗な花です。

ウコンは、新しく植えつけた所には花は咲かないけど、植えっぱなしにしてる株は花を咲かせてくれたりします^^

また6月中頃には、スモールハウスの裏庭で、夜に蛍が一匹飛んでいるのを確認しました。蛍が生存できるような環境が近くに残ってるなんて、なんだか嬉しく思います。

山からの沢の水が前の側溝に流れているので、そこに生息しているのでしょうか。

ノコギリクワガタ。

6月初旬に農園の前の道で、早くもノコギリクワガタに遭遇したり(笑)

なんだかんだ夏はもう、すぐそこまで近づいているんだな^^

他にも農園内では、バッタやカマキリ、クモ、カエル、カナヘビ、カミキリムシなど様々な生き物が活動し始めます。また5月に多かったマイマイガクスサン(2つとも毛虫)は、6月になると幼虫からサナギへと変化したりと、季節とともに移り替わっていく様子がうかがえます。

無農薬栽培を続けていくと、年々生態系が豊かになっていっているような感じがします^^