11月の自給自足~作業のまとめ~
11月は、エンドウなどの豆類を播種、根菜類の収穫、小麦の播種、干し柿や柿酢などの保存食づくり、などをしています。また、本格的な寒さが来る12月までに、寒さに弱い収穫物を温かい所に移動して保管していきます。そんな11月の自給自足の作業の様子をまとめてみました。
11月の自給自足~畑編~
11月上旬、絹さや、実エンドウ、スナップエンドウ、そら豆などの豆類を播種。
今年は実エンドウはグリーンピースをチョイスしてみました。
小麦の播種。薄力のあやひかりを播いてみました。小麦は、冬の草が少なくなる時期に育つので、草の管理がほとんど必要なく、無農薬栽培でも容易に作りやすいように思います。
今年は、数年ぶりに小麦の栽培に挑戦。目指すは、小麦粉の自給自足なり♪
以前に小麦を栽培した時の様子は、こちら⇒『【小規模自給農家】小麦の無農薬栽培から、足踏み脱穀まで。』
根菜類の収穫。
宇宙芋の収穫。宇宙芋は、山芋の一種だけど地中の芋ではなく、地上部のムカゴが大きくなったのを収穫して食べる野菜です。煮るとジャガイモのような食感で、独特の味があってとっても美味しい^^
宇宙芋、サツマイモ、ヤーコン、ショウガなどの収穫は、11月中には終えてしまいます。これらの作物は寒さに弱いので、霜が降りるまでに収穫します。
他にも、収穫できる芋類は、山芋、菊芋、里芋など。これらは、上記の芋と比べると寒さに強いので、私の場合(三重県中部)では、冬の間もそのまま、畑に植えたままで、食べたい時に収穫しています。
寒さに弱い、宇宙芋、サツマイモ、ヤーコン、ショウガなどの根菜類は本格的な寒さ(12月くらい)になってきたら、収穫したものを温かい室内に移動して保管しておくと、冬の間も美味しく頂くことができます♪
大根、ニンジンなどは寒さに強いので、冬の間も問題なく収穫できます。
11月の自給自足~自家採種編~
青紫蘇がカラカラに乾燥してきたので、種採りしておきます。紫蘇は勝手に種が落ちて一人生えすることも多いですが、一応種はとっておきます。
同様に赤紫蘇もこの時期に種とりできます。
紫蘇の種を自家採種した時の様子⇒『紫蘇の種を自家採種する方法。』
11月は、三尺ササゲ、ローゼルなども種採りしています。これらも、カラカラに乾燥してきた頃が採り頃です。
ヘチマもカラカラになった所を見計らって、収穫。皮をむいたら、ちょっとした外の洗い物用のたわしに使用できます。
中の種をとっておけば、来年また栽培することもできる。
11月の自給自足~田んぼ編~
田んぼの脱穀が終わった後のワラの片付け。
ワラカッターを使って、細かく裁断してあげることによって、土に還りやすくしてあげます。耕運機で耕すときにロータリに絡まりにくくする意味合いもあります。
ワラカッターを使ってる時の詳しい様子は⇒『ワラカッターを使って、稲わらを細かく裁断する作業。』
11月の自給自足~食料編~
写真は、出荷用に洗って乾かしているところ。たくさん収穫できた物は直売所に出荷したりもしています。
11月に収穫できる野菜としては、小松菜、水菜、カブ、スイスチャード、ピーマン、パクチー、ゴボウ、大根、山芋、宇宙芋、ヤーコン、サツマイモ、ショウガ、里芋、ハヤト瓜、菊芋、ウコンなどなど。
保存系の食料
お米、そば、大豆、玉ねぎ、ジャガイモ、カボチャ、冬瓜、唐辛子(乾燥)、落花生、梅干し、ラッキョウ漬けなど。
11月の果物
イチジク、フェイジョア、カキなど
保存食づくり
今年は柿が不作だったので作れなかったけど、柿が多く採れた年は、甘柿で干し柿作ったり、柿酢を仕込んだりと、保存食づくりをしています。
甘柿の干し柿を作った時の様子⇒『甘柿の干し柿、作り方~失敗と成功の体験談~』
柿酢を仕込んだ時の様子⇒『自家製、柿酢の作り方【混ざりっけなし、原材料は100%柿だけ】』
収穫したサツマイモを蒸して、干し芋にしてよく食べています。
程よく干せたら、自家製のおやつの完成です。
また、ウコンをスライスして、同様に干し網で干して、シッカリ乾燥出来たら、ミルサーで砕いて細かくしてあげれば、ターメリックスパイスの完成です。
10月に収穫して、乾燥させていたローゼルもカラカラに乾いてきたので、瓶に詰めて乾燥材を入れたら、ハイビスカスティーの原料の完成です。これでいつでも、お湯を注げば、鮮やかな赤色のハーブティーが楽しめます。
ハイビスカスティーを作った時の様子⇒『ローゼルを収穫して、ハイビスカスティーを作る。』
干し芋をお茶請けに、ハイビスカスティーで仕事の合間にひと休み♪
買わなくとも、自分所で作ったもので、優雅に過ごせすことができます^^ビバ自給自足。
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