玉ねぎを収穫した時の様子~自給農家の工夫~

2021年5月7日

玉ねぎの収穫。

毎年、自給用に玉ねぎを栽培しています。豊作だった2020年の収穫の様子を紹介します。自給自足に向く玉ねぎの品種や収穫時期、吊るし方の工夫なんかも記載しています。少しでも参考にしていただければ幸いです。

玉ねぎの収穫時期。

玉ねぎの収穫時期。

玉ねぎの収穫の目安は、葉が折れてきた頃が収穫の目安です。また、収穫した後2~3日畑で乾燥させたいので、天気との兼ね合いも考えて、収穫していきます。

玉ねぎの品種にもよりますが、5月下旬から6月中旬くらいまでがだいたいの収穫時期。我が農園ではだいたいいつも6月初旬くらいの収穫となる事が多いです。6月の収穫は梅雨の雨とも重なりがちなので、できれば梅雨入りする前に収穫してしまいたい所。

週間天気予報と相談して、晴れが続きそうな日を狙って収穫します。

ちなみに、ろん農園で今年栽培した品種は、ネオアースとアサヒ3号で、ともに貯蔵性のいい玉ネギです^^自給自足や自家用に玉ねぎを作る場合、なるべく貯蔵性のいい玉ネギを選ぶのがいいかと思います。

早生の玉ねぎだと、4月辺りから収穫できるものもありますが、貯蔵性が低くなるので、自給農家的には晩生で貯蔵性の高いものを選ぶのがお勧めです。

玉ねぎの収穫。

玉ねぎの収穫。

収穫時期が近づいて来たら、天気が続きそうな日を見計らって、収穫していきます。

収穫方法は簡単で、葉の根元の方を掴んで、引き抜いていきます。

引き抜いたら、畑に広げて、置いておき、2~3日乾かしてあげます。

玉ねぎの吊るし方。

玉ねぎの吊るし方。

玉ねぎは、麻ひもなどで縛って、雨の当たらなくて風通しの良い軒下なんかに、吊るして保管していきます。

いつも玉ねぎの吊るし方が下手くそで、今まで保管している間に落ちてしまうことがよくありました。なので、今回は、新たに一工夫加えてみました。

玉ねぎを3~4個ずつにして紐で縛っていくのですが、葉の部分を折り返して、太くしてみました。これなら、葉が乾燥して細くなっても、落ちにくいんではと考えました。

この束をもう一束作って、2束ひとセットで吊るしていきます。

小さい玉ねぎをネットに入れて干す。

葉が少ししかない玉ねぎや小さなものは、紐で縛りにくいので、網のネットなんかに入れて吊るしてあげています。

玉ねぎが沢山収穫できた。

何はともあれ、玉ねぎが無事収穫できました♪

今年は今までになく大きないい玉ねぎが沢山できました。中々有機栽培で大きな玉ねぎ作るの難しくて、いつもはもっと小さいのが多いです(笑)

今回、ネオアースがとても成績が良かったです。翌年3月まで貯蔵できるというネオアース。今年は玉ねぎ買わなくてもよさそうです^^玉ねぎの自給自足なり。