毛虫触ってみたパートⅡ~クスサンの幼虫編~

2020年7月7日

栗の木によくつく毛虫、クスサンの幼虫。最終的に8cm近くになる大きな毛虫で、いかにも触ったらカブレそうですが、実は毒はありません。毒がない事が判明したので、実際に触って無毒を確かめてみました。また幼虫から、繭になるまでの成長の様子を紹介していきたいと思います。

クスサンの幼虫。

クスサンの幼虫。

5月12日。庭に植えている栗の木に、毛虫がいるのを発見しました。

まだ、この時点ではこの子の名前も知らず、毒があるのか無毒なのかもわからず。写真を撮って、ネット検索して同定していきます。

こういった虫の検索は、寄生してる植物、時期などを入力して検索すると何かしら引っかかってきます。

『栗 毛虫』とか『栗 毛虫 5月』とかワードを入れて検索して、写真と照らし合わせて同定していきます。

色々と調べた結果、この毛虫はクスサンという蛾の幼虫という事が判明しました。クスサンとは、チョウ目ヤママユガ科のガの一種で、成虫は翅を広げると10㎝以上にもなるようです。

クスサンの幼虫は、無毒。

名前が分かると、毛虫の特徴も簡単に調べられます。クスサンの幼虫は、毛がびっしり生えた毛虫ですが無毒という事が判明しました。

これでクスサンの幼虫をみかけても、カブレるんじゃないかという心配もなくなりました。毒がないという事が分かれば、毛虫も怖くない。

クスサンの幼虫を触る。

5月14日。いっちょ試しに触ってみました(笑)

毛虫を触るときは、無毒とわかっていても、小心者の私は少しドキドキしてしまいます。

触ってみて、『お~ホンマに大丈夫なんや~』と感激します。毛虫ってホント見かけによらず、毒を持ってないものもいるのがなんだか面白い。

シラガタロウ。

クスサンの幼虫はシラガタロウ。

5月23日。クスサンの幼虫が小さかった頃は黒っぽい色をしていましたが、大きくなってくると黄緑ベースに白くて長い毛が沢山ついてきます。

このように白い毛を沢山身にまとっているので、俗にシラガタロウと呼ばれたりもしているそうです。シラガタロウて、もはやただのあだ名やん、、、(笑)

また、栗の木に良くつく事からクリケムシと呼ばれたりもするそうです。

幼虫の身体もかなり大きくなり、終齢幼虫は8cmくらいの大きさに成長します。クリの葉を食べる速度もメチャ速くて見る見るうちに葉がなくなっていきます。近くにいると、葉を『ワシャワシャ、ムシャムシャ』とカジル音も聞こえてくるくらいです(笑)

また、体が大きくなるので、食べる量も多いみたいですね><

大量発生すると、クリの葉がなくなる事もあるらしいので、少し心配していましたが、今回、栗の木はさほどダメージを受けることなく共存してくれました。ほっ。

クスサンの幼虫が移動。

6月13日。そして、6月中頃になると、栗の木から安全そうな所へ移動してサナギになる場所を求めて、移動し始まます。写真は、縁側の屋根の内側の辺りに移動してきたクスサンの幼虫。

スモールハウスの目の前に、栗の木があるので、家に侵入してくることもシバシバ。

昼寝している間に、服に登ってきた時にはビックリしました(笑)だけど、毒がないとわかっていたら、冷静に対処する事ができます♪

スカシダワラ。

クスサンの繭。

6月23日。6月下旬、軒下に吊るして干していたアブラナ科を種採りしていたら、茎に繭がくっついているのを発見しました。他にもいろんな所でクスサンのサナギを確認できました。

クスサンの繭は中が透けるような網目をしているので、スカシダワラと呼ばれたりするそうです。中々芸術的な形をしていますね^^

毛虫というだけで、一見嫌われ者で触ると、カブレる、痒いなどと思われがちですが、中には毒のない子もいます。昨年は、マイマイガの幼虫である毛虫の無毒が判明したので、同様に触ってみることに挑戦してみました。⇒『初めて毛虫を触ってみた時の話~マイマイガ~

見た目に反して意外と無毒の毛虫も多いので、同定して特徴を調べてみるのも面白いかもしれません^^

生き物。

Posted by ろん