【昔ながらの庭先卵】ろん農園の自然卵養鶏。

2020年2月4日

三重県松阪市、自然養鶏で200羽ほどの小さな小さな卵屋さんを営んでおります。昔の農家の卵は美味しかった。それは、鶏が自由に大地を歩き回り、草を食べ、何より鶏自身が健康であったからだと思います。鶏の健康を第一に考え、安全性を追求した、そんな卵を目指しています。

自然卵養鶏の主な特徴。

・平飼い‥‥一坪に10羽までの薄飼い。密飼いは、病気の元。広い空間でノビノビ育ててあげます。

・四方解放鶏舎‥‥太陽の光、風、外の空気の循環。

・粗飼料や発酵飼料‥‥ろん農園では、国産の飼料を自家配合しています。

・緑餌を多給。自然からのビタミン、食物繊維で、健康に。

・添加物、保存料等をいっさい使わない。

・腹八分給餌、八分目産卵 。⇒卵を産ませるだけのマシーンではないので、ゆっくり成長させて、無理させずに自然のペースで、卵を産ませてあげます。

自然卵養鶏法で有名な中島正さんの飼育法を基本としながらも、有機農業研修の経験や自分の考えを交えながら、色々と工夫してやっています。以下、ろん農園での、自然養鶏の育て方を紹介していきます。

平飼い育雛。

産まれたての初生雛から飼育していきます。自然のリズムに合わせて、春の3月くらいから、スタートします。現在飼っている品種は、シェーバブラウン。

産まれてすぐは、保温する必要があるので、電球をつけて保温しながらの飼育となります。

最初の5日間は主に、玄米を与えています。 ろん農園で収穫した無農薬、無化学肥料栽培、天日干しのお米です。これで、同じ釜の飯を食う仲間!!(笑)

一般的な養鶏場では、消化の良いチックフードが与えられますが、自然卵養鶏では、最初から玄米を与え、鶏の消化能力を鍛えさせて、何でもよく食べる鶏に仕上げていきます。生まれてすぐのこの時期に食べるものによって、消化能力は大きく変わるそうです。

その後、徐々に成鶏用の餌に慣らしていきます。

毛がもふもふで、超かわいい。

左のノレンの奥が電球で保温している育雛箱で、右側が運動場。最初はこのように囲ってあげて、日とともに徐々に広くしていきます。

ノレンをくぐって、運動場へGO!!

順調に育っているようなので、運動場の囲いも外してあげて、

こんな感じに。

広々とした鶏舎で、好きな所へ自由に動き、気持ちいい所を探して日向ぼっこしたり。

平飼い育雛で小さなカゴに入れられることなく、地面をアチコチ自由に走り回りながら、スクスク元気に健康に育てています^^

また、ヒナの頃から緑餌(自然の草)なども与え、草もよく食べてくれる鶏に育て上げていきます。

写真は、たまたま畑で採れたトウがたった白菜をあげた所です。

しばらくすると、こんな感じに。

硬い茎の部分以外、綺麗に食べてくれました。

膝乗りヒナ。

手乗りヒナ。

身体も一回り大きくなり、段々と茶色っぽく大人の羽に変わってきました。

5月くらいはこんな感じ。赤いトサカも少し生えかけてきています。

9月くらいになると、もう立派な大人で、卵も産み始めてくれます。

立派なトサカが生えて凛々しい出で立ちに。