5月の自給自足~作業のまとめ~

2020年10月25日

5月の自給自足。

5月は野菜の育苗や定植、田んぼの苗代づくり、播種、畑の管理や草刈りなど、畑仕事が忙しくなるひと月です。そんな5月の自給自足の作業の様子をまとめてみました。

5月の自給自足~野菜編~

5月の育苗。

踏み込み温床で育てている苗。

5月初旬の踏み込み温床の苗の様子。

3月から育苗してるナス科の苗や4月から育苗してるウリ科の苗、その他さまざまな苗を作っています。管理としては、毎日のハウスの開け閉めや水やり、成長に応じて鉢上げなどをおこなっていきます。

育ててる苗はナス科が、ナス、ピーマン、シシトウ、唐辛子、ミニトマト、食用ホオズキ。ウリ科は、ズッキーニ、キュウリ、ゴーヤ、白瓜、ヘチマ、冬瓜、スクナカボチャなど。その他の野菜は、トウモロコシ、赤紫蘇、空芯菜、ツルムラサキ(緑)、バジル、コリアンダーなど。

また、5月に種を蒔いて育苗する野菜に、四角豆、ローゼルなどがあります。

5月末くらいから、サツマイモの苗とり。種芋から発芽した苗を切り取って、日陰に置いて、活着しやすいよう根出ししてあげます。

野菜苗の定植。

ズッキーニの定植。
ズッキーニの定植。

5月初旬野菜の苗の大きさを見て、いいサイズになってきた種類のものから、随時植え付けしていきます。ウリ科のズッキーニやキュウリ、続いてミニトマトや食用ホオズキ、トウモロコシ、ナスと植えつけていきます。

ウリ科の野菜は、定植すると同時にウリハムシ対策をしていきます。⇒『ウリハムシ対策~無農薬栽培でも、有効な方法を紹介~

自分で種から育てていくと、苗の様子を見て、植え付けの最適な時期を自分で感じてできる所がいい所です。

定植するための畝づくりも入ってくるので、中々大忙し。定植するのは一瞬だけど、その準備の畝づくりが中々の重労働。自給自足の畑仕事がもっとも忙しい時期かもしれません。この年は、販売も考えているので、少し多めの作付けでした。

5月の直播きする野菜。

5月にろん農園で直播する野菜は、オクラ、落花生、枝豆用大豆などです。

畑の管理。

玉ネギの除草。

各種野菜の株周りの草取り。玉ねぎ、ニンニク、ラッキョウ、ルッコラ、ワサビ菜、カブ、小松菜、ニンジン、スイスチャード、イチゴ、ミョウガなどなど。(写真は玉ネギの様子)

ジャガイモの草取り、中耕と土寄せ。ジャガイモは土寄せしてあげると、芋がたくさん穫れます。

また、各野菜成長に応じて、間引きや収穫。ニンジンや葉物などは間引きしながら、育てていきます。

各圃場の草刈り。畑や土地は放っておくと草だらけになってしまうので、適宜刈払い機で綺麗に刈ってあげます。刈った草は、来年の踏み込み温床の材にとっておいたり、鶏の緑餌にしたりと、無駄なく活用していきます♪

野菜の種採り。

5月下旬、ホウレンソウの種採り。ホウレンソウの種はマキビシのような形でトゲトゲしています(笑)

同じく5月下旬、わけぎの種球の掘りあげ。

5月の自給自足~田んぼ編~

自給自足要と言ったら、やはりお米作りじゃないでしょうか。主食となるお米が自給できるのは、何より心強いです^^

種もみの浸種。

種もみの浸種。

5月初旬種もみの浸種開始。

7畝の小さな田んぼで、自給分のお米を作っているので、用意する種もみは1,5キロくらいです。ここから種もみを選別したりして、全部で1キロの種もみを浸種していきます。

浸種をするのは、芽出しを行うためです。草との競争に少しでも負けないように、スタートを早めてあげます。だいたいこの時期だと1週間くらいで芽が少し出てきます。

毎日水を替えて、樽を洗ってと丁寧にお世話してあげます。そうする事によって、消毒や農薬を使わずとも、元気に育つ稲を作る事に繋がっていきます^^

昔ながらの苗代づくり。

昔ながらの苗代づくり。

浸種した種もみの芽が出てくるのに合わせて、苗代を準備します。ろん農園では、昔ながらの苗代を作って、田んぼで育苗しています。畝上げや代掻きなど、土を上げる作業が多いので何気に重労働(笑)

苗代が準備できたら、早速種もみを播種していきます。播種の仕方や苗代の作り方など、毎年微妙にやり方を変えたりして、いいやり方を模索しています。2020年度は、代掻きあり、覆土なしという方法を採用してみました。どうなる事やら、毎年が実験です♪

播種した日から、毎日苗代に水を入れたりして、お世話してあげます。

苗代の稲が生長する。

無事に発芽&成長しまして、5月下旬には、こんな感じに。

無農薬の苗代には、オタマジャクシ、カブトエビ、ホウネンエビ、カイエビ、ゲンゴロウと生き物がいっぱいの一種のビオトープのようになります^^毎年、浮草も自然とたくさん出てきてくれます。浮草はうまく付き合えば、遮光して雑草を抑えるのに活用する事が出来ます♪

もう少し大きくなるまで育ててから、田植えへと進んでいきます。田植えは6月中旬くらいを予定しています。

昨年のお米作りの様子こちら⇒『自給自足的な~無農薬栽培の田んぼ2019

5月の自給自足~食料編~

保存系

お米、そば、大豆、唐辛子、落花生。

サツマイモ、ヤーコン、山芋、里芋。特にサツマイモは、芽が出にくく、長い間美味しく食べることができます。

卵の自給。

自然養鶏で鶏を飼っているので、卵は基本的に年中食べ放題。卵焼きに、目玉焼き、チャーハン、カルボナーラ、卵かけご飯、お菓子にと、卵があれば食が豊かに^^

畑で採れる野菜。

レタス、ルッコラ、ワサビ菜、カブ、スイスチャード、間引きニンジン、間引き大根、絹さや、実エンドウ、空豆など

果物系。

自生してる草イチゴの果実。
農園内に自生してる草イチゴ。

イチゴ、ラズベリー、草イチゴ(野生)、びわ(5月末~)、(5月下旬~)。

5月はイチゴの季節。ハウス栽培のイチゴは終わりの季節だけど、露地や自然のイチゴは5月が旬の季節♪

5月の自給自足~鶏編~

60日齢のヒナ達。

5月初旬、寝枠に使っていた育雛箱を外してあげます。ろん農園の場合、丁度5月の頭くらいで60日齢くらいにヒヨコがなってくるので、この辺りで寝枠を外してあげて、夜間止まり木に止まって寝るように仕付けていきます。

これが、結構重要で、寝枠をいつまでも置いておくと、ヒナは夜間に密集して寝る癖があるので、換気不足となり、中にいる子が弱ったり、病気にかかったりしやすくなってしまいます。なので、60日齢辺りで、止まり木で寝るようにシフトチェンジしていきます。

ここから、数日間は夕刻に止まり木に止まるよう誘導したりして、仕付けてあげると1週間もしないうちに、ほとんどの子が止まり木で止まる事を覚えてくれます^^

自然養鶏の育雛の様子はこちら⇒『鶏の飼い方~ひよこ編~

その他~5月の農園の様子~

土間のおくどさんで薪調理。

5月後半に入ってくると、暑い日が少し多くなってくるので、スモールハウス室内で使っている調理用薪ストーブから、土間のおくどさんの使用頻度が高くなってきます。

おくどさんは周りを土で囲ってあるから、断熱性がよく、調理で薪を焚いていても、横の壁は手で触ってもほんのり温かい程度なので、大変調理しやすくなります。これから夏にかけて、おくどさんが大活躍^^

おくどさんを自作した時の様子⇒『2コンロ使えて便利~おくどさんの作り方

栗の花。

5月下旬の栗の花が綺麗に咲いてきました。栗というとイガイガと実の部分のイメージが強いと思いますが、春にはこのような花が綺麗に咲いています。

今年はクスサンの幼虫(毛虫)が結構葉っぱを食べているのが、少し心配ですが、今の所元気に成長中です。

ウルシの花。

同じく5月下旬。ろん農園に自生してるウルシ(はぜ?)の木に、今年は花がつきました♪

ウルシの木は、実がとれれば、ロウが作れるらしいので、もし実がついたら、ロウソク作りに挑戦してみよう。

ニンジンの花。

同5月下旬。ニンジンの花。

野菜の栽培は、収穫して終わりでなく、花を咲かせて、種をとるまでが、野菜作り。

他にも、畑では、春菊の花などもこの時期、綺麗に咲いています。また、3月~4月に咲いていたアブラナ科の花などは終わって、ちょうどたくさんの種をつけてくれています。

花が咲いて、種が出来て、その種が落ちて、次へと永続的に繋がっていくのが本来の姿。種採りまでして続けていくのが、自然に寄り添っていて心地がいい。