【2コンロ使えて便利】薪コンロ、おくどさんの作り方。

2020年3月2日

2018年5月調理用の薪コンロ、おくどさんをDIYしました。 一般的なおくどさんの形ではなく、自分で設計したオリジナルの作り方です。 時計型ストーブの多重蓋を利用して2コンロ使える便利なおくどさんを作ってみました。

おくどさんの作り方。

土台を作る。

スモールハウスの裏に隣接してる3坪の土間におくどさんを作ります。

まず、おくどさんの土台を作っていきます。

何故土台を作るかというと、焚口の高さを高くなるようにして、コンロの高さがフライパンなど調理器具を扱いやすいような高さに調整してあげるためです。

土台をつくる材料は、土と消石灰と水。

丁度、おくどさんを作る前月くらいにビオトープを自作した時に出てきた大量の土と工場に眠っていた消石灰が少しあったのでそれらを利用して、土と石灰混ぜたら、固まるんじゃね!?と素人的な発想ですが、思いついたので挑戦してみました。三和土的な原理で固まるんではなかろうかと推測。

それに、買わずになるべくあるものや自分ところでとれた材料で作れたら面白いと考えたのでした。あくまでも、素人の思い付きなので、ちゃんと作りたい方は、セメントや砂、砂利などをお使いください(笑)

これが、ビオトープを作った時に掘りあげた土。

土と消石灰と水をプラ船に入れて、混ぜ混ぜしていく。

見た目には、一見普通のモルタルのよう。結構、べたつきます。何気に重労働。

コンパネで、適当に型枠を作って、少しづつほり込んでいく。

こんな感じに。一見は普通のコンクリートのよう。

果たして、単なる土と消石灰で、固まるのか~?

こんな事やってるおバカちゃんは中々いないらしく、ネットで検索しても全然引っかからんし(爆)

薪コンロの焚口、設計、説明。

土台が固まるまでの間に、コンロ部分の準備。

この頃よく愛用していた時計型ストーブ。

こやつ上部を切り取っておくどさんに使いたいと思います。

ディスクグラインダーでカットしてやると、こんな感じに。

通販で、購入しておいたカマドの焚口が届きました。

値段が安かった所で購入したのですが、こいつが中々の粗悪品でした~><きちっと、蓋が閉まらず、隙間が大きく空いてしまってました。(写真は直した後の物)

クレームをいれても、よかったのですが、お互い嫌な思いするのもやだし。。。いっちょ自分で調整したろ~。

ドリルで穴を空けて、ボルトを入れて高さを調整。

バリも付きまくってたので、グラインダーで削って微調整。

ふぅなんとか、綺麗に閉まるようになってくれた。オッケー牧場!!

次は、おくどさんの内部の型をレンガを使って、作りあげておきます。

焚口の上の部分のみ耐火煉瓦を使用してみました。ここが壊れると崩れる恐れもあるので頑丈に。

ディスクグラインダーやタガネを駆使して、形どっていきます。

熱効率を考えて、燃焼室の奥は、レンガを敷いて底上げしてみました。

後ろの底上げがないと、部屋が大きい分、薪が沢山必要になるし、炎の流れ(煙道)をイメージすると、手前が熱くなりにくいのではと考え、

炎の流れが、こんな風になるのをイメージしてこういう設計になりました。

切り取った時計ストーブの上部を乗せて、こんな感じに。

時計型ストーブでは、手前が小さいコンロなのですが、前後を逆にして、大きい方を前に設計。

これは、前が大きいコンロ設計になってる卵型ストーブを使ってみたら使い勝手がよかった経験を活かしました。

卵型ストーブとは、こんなもの。

おくどさん作成。

そんなこんなしてる間に、土台をつくってから2週間ほど経ちました。

コンクリなら、数日でがちがちに固まってくれるけど、なんせ普通の土。。。でもでも 、少~しずつだけど、段々と硬くなってきました。 まだまだ、カッチリとは固まっていなかったけど、いつまでも待てないので、作業を進めちゃいます。

用意したものは、稲わら、粘土、ホームセンターで買ってきた砂。

稲刈りの時にとっておいた稲わら達。押切を使って、4~5センチくらいに細断。

井戸掘りで掘りあげた時、何かに使えるかもと、とっておいた粘土。

これらの材料に井戸水を適量加え、混ぜこんでいきます。

足で踏みこんだりして、粘土の塊をよくほぐしてあげます。

なんとなくそれっぽくなってきました。

なんちゃって職人始動!!

両サイド~、、、

上部~、

焚口もセットしてこんな感じに。

レンガの外側にも粘土をペタペタ、上部に時計ストーブの蓋をセットしてこんな感じに。

使い勝手よくなるよう壁との隙間も埋めてあげました。

これで、調理した鍋を横にずらして、置いておけるようになります。

一つ違う層から掘った粘土を使ったので全然色が違います。

内部も粘土で均してあげてこんな感じに。

余談。材料が少し余ったので、急きょ日干し煉瓦作ってみたり。

煙突の設置と火入れ式。

さあ、次は、煙突の設置。

土間で時計型ストーブを使っていた時の壁抜きの煙突を利用しました。

煙突も無事に繋がったので、

榊とお酒と塩をお供えして、火入れ式。

火の神様、これから一つよろしくお願いいたします。いつも安全を見守っていただきありがとうございます。ちゃんちゃん。

と、いくはずだったのですが、今一引きが悪く使い勝手が良くなく撃沈。全然使いもんにならへんがな。。。

なので、もう少し改良が続きます。

煙突を屋根抜きに。

壁抜きの煙突だったものを、屋根抜き仕様に変更して、煙突の引きを良くさせようと思います。

煙突の径を測って、下書きして、

ディスクグラインダーやトタン切りバサミを利用して、

こんな感じに。

ホームセンターで見つけた、耐火パテってのを使ってみましたが、近いうちに雨漏りするはめに、、、

色々調べていると、耐熱シリコンシーリングとやらが屋根抜きの煙突のコーキング向いているらしく、通販で購入。

これに変えてからは、雨漏りなくいい感じに使えています^^

煙突があちこちに揺れないように、銅線なんかで四方に引っ張ってあげて、固定してあげました。

煙突を屋根抜きにしたことで、随分引きがよくなり薪もよく燃えてくれるように♪

ストレートの屋根抜きは煤も溜まりにくいし、引きもよく一石二鳥なり^^

煙道の微調整。

奥側のコンロの火力が今一弱かったので、もう一工夫。

小さく割ったレンガを奥の燃焼室に置いて、煙道を微調整。

イメージとしては、こんな感じ。

煙道(炎の通り道)が、コンロに近づき熱が加わりやすくなる。

いい感じの炎の回り具合に♪

随分よくなってきたけど、もう少し火力が欲しい所でした。改良点を探します。。。

燃焼室の高さを測ると30㎝になっていました。本当はもう少し低くなる予定でしたが、私のなんちゃって職人ぶりで、レンガを接着するための粘土の塗りが厚かったせいでしょう。高さが思いのほか上がっていました。なので底をもう少し上げて、炎が上のコンロに当たりやすくなるよう改良してあげます。

ここは強度もいるだろうし無難に、セメントを使ってやりました。

27㎝の高さに変えてあげました。

この高さは、市販の時計型ストーブや卵型ストーブが高さ27㎝なので、それに合わせてあげました。

やはり、ここは先人の知恵で、効率よく計算された専門家が作ったものを参考に。

おくどさんの使い方。

なんだかんだで、火力も絶好調になりました^^

これで本当に、自作おくどさん、薪コンロの完成なり。

一つの焚口で、一辺に2コンロ使え、

強火にしたいときは、蓋を外してつかい、火力を弱めたいときは、蓋をしめたり、焚口の空気孔を絞ったり、薪を調整したり、または、奥のコンロに移動したり、と変幻自在。

回りを土で囲い、耐熱しているので、熱効率もいいし、また、土が断熱してくれるので、近くで調理してもほとんど暑くないので、夏場の薪調理も随分とやりやすくなりました。

超使い勝手の良い、ハイブリッドカマドができました。

自分の所で出てきた土を有効活用^^