ウリハムシ対策~無農薬栽培でも、有効な方法を紹介~

2022年6月5日

ウリハムシ対策~無農薬栽培で、有効な方法~

ウリ科の苗を定植する時は、必ずウリハムシ対策をするようにしています。無農薬栽培では、必ずと言っていいほど、ウリハムシの食害にあうので、シッカリと対策して守ってあげます。無農薬栽培7年目のろん農園で、いつもやっているウリハムシ対策を紹介します。

ウリハムシ対策で、使う材料。

バラスや牡蠣殻の袋。

肥料袋やバラスが入っていた袋などを用意します。こういった袋は、捨てずにとっておくと何かと利用できるので重宝します♪

ろん農園では、鶏さんの飼料に使っている牡蠣殻の袋を使うことが多いです。こういった袋は丈夫な素材で作られているので何度も使える優良な資材となります^^

袋を用意したら、上と下をハサミで切ってあげて、筒状にしておきます。

竹の支柱とゴムハンマー。

後は、支柱とゴムハンマーを用意。支柱は1苗に3本用意します。

今回支柱は、竹を利用しましたが、イボ竹などでもOK。

ウリハムシを袋で防除。

ズッキーニの定植。

5月上旬。ウリ科のズッキーニを定植しました。

定植した苗を袋で囲う。

そしたら、このように定植した苗を囲うように支柱を立てて、用意した袋を被せてあげます。

たったこれだけですが、確実にウリハムシからウリ科の苗を守る事が出来ます^^

ウリハムシは、ウリ科の野菜めがけて飛んでやってくるので、袋で囲うことによって、物理的にたどり着けないようにすることができます。これで100%守れるわけではないですが、かなりの確率でウリハムシの被害を減らすことができます。

初めて無農薬栽培に挑戦した時は何も知らず、無防備でウリ科を栽培していたら、葉っぱをウリハムシに食べられまくりました><特に、苗が小さいうちにウリハムシに食べられると、ダメージが大きいので、定植仕立てはこの袋掛け必須です。

無農薬栽培でも、元気に育つ。

袋で、ウリハムシから守られて育ったズッキーニ。

5月下旬。袋に守られて、元気にズッキーニが成長中♪

袋から飛び出すようになってきたので、ここらで、袋をとってあげます。ズッキーニはあまり袋をとるのが遅いと、袋をとった時に、茎が倒れて、折れてしまうことがあるので、ほどほどで外してあげます。

ズッキーニの葉を食べるウリハムシ。

ある程度大きく成長したら、ウリハムシに少々食べられても育ってくれるので、後は、野菜の力に任せて育てていきます♪

無農薬栽培でも元気に育つズッキーニ。

袋に守られて、無農薬栽培でも元気に育ち中のズッキーニ。

同様に、ウリ科の野菜はウリハムシの食害にあいやすいので、袋をかけて守ってあげます。キュウリ、カボチャ、冬瓜などウリ科の野菜は注意。

ウリ科でも、ゴーヤ、ヘチマなどはあまり食害されなかったりと、ウリハムシにも好みの味があるようです。

初めて栽培した時は、何も対策せず、ウリハムシに食べられだしてから、対策をするといった後手後手でした。アルミホイルを敷いたりだとか、色々しましたが、やられ出してから対処するのは中々難しいように感じました。

その経験から、ウリ科の野菜には必ずといっていいほどウリハムシがくるので、初めから対策して、袋で防除してあげるのがお勧めの防除法です^^

ろん農園でのウリハムシ対策は、この袋掛けだけですが、これが一番有効なように思います。