紫蘇の種を自家採種する方法。

2021年5月7日

毎年、紫蘇の種を自家採種して、種を継ぐようにしています。当農園でおこなっている紫蘇の種を採る様子を順をおって紹介したいと思います。プロの農家ではなく、小さな自給農家の1つのやり方ですが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

必要なもの

大きめの樽、叩き棒、手箕、うちわ、茶封筒など

紫蘇の種を採る時期。

紫蘇が茶色く枯れる。

私の場合、紫蘇の種を採る時期は、茶色くカラカラに枯れてきた頃におこないます。今年は11月初旬くらい。

一般的には、3分の2くらいが黄化してきた頃に刈り取って、軒下で乾燥させるらしいですが、自給用に種採りするくらいなら、全体的に茶色く枯れてからでも、十二分に種採りできるように思います。

ただ、種を採る時期が遅れてしまうと、種が落ちてしまうので、タイミングを逃さず、種採りをするように心がけています。

また自家採種する場合は青紫蘇と赤紫蘇と交雑する恐れがあるので、お互いをなるべく離すようにしています。当農園では、別々の畑でそれぞれ栽培している。

紫蘇の種を自家採種。

紫蘇の自家採種。

大きめの樽を用意して、そこに刈り取った紫蘇の株を頭から入れて、棒でよく叩いて種を落としてあげます。

樽がない場合は、ブルーシートを広げてやるのもあり。

紫蘇の種を上から落とす。

そしたら、手箕に種を移して、高い所から樽に向かって落としてあげます。

この方法は、自然の風を利用して軽いゴミを飛ばすことができます。原始的な方法だけど、風がある日は、結構使えます。

風がない場合は、うちわで風を起こしながら、種を上から落として、軽いゴミを飛ばしてあげます。その場合、片手でうちわ、もう片手で手箕といった具合です。

手箕でゴミを飛ばす。

最後の仕上げに、手箕を左右に揺すりながら、軽いゴミを飛ばしたり、口でふ~っと息を吹きかけ、ゴミを飛ばしてあげたりすると、ほぼほぼ種だけに選別することができます。

紫蘇の種が採れた。

こんな感じに。

紫蘇の種の自家採種ができました。

この後は、数日~1週間くらい軽く干してあげます(過度の直射は避ける)。種の乾燥の際は、目の細かいフルイなどがあると便利です。(百均で購入可)

軽く乾燥させたら、茶封筒などに入れて保存。茶封筒には、採種時期と品種名を記入。

翌年用に、種を採っている場合、常温保存で大丈夫です。冷暗所などに保管していきます。

番外編~一人生えさせる~

紫蘇の種を散布する。

また、青紫蘇や赤紫蘇は種が勝手に落ちて一人生えすることも多い作物です。

なので、あえてそれを狙って、茶色くカラカラになった紫蘇の株をいろんなところに振り撒いて種を散布しておくという方法もあります。

写真は、栗の木に紫蘇の株を叩きつけて、種を散布しているところ(笑)

一人生えと自家採種の違い。

自家採種した場合、自分の好きなタイミングで種をまいて育苗できるので、一人生えよりもスタートを早くさせることができる所です。

特に赤紫蘇などは、梅干しの紫蘇漬けなどに使いたいので、春先早めに育苗をスタートしたいので、種採りをしておくと有効です♪