【地下世界への大冒険】掘抜井戸~7本目の井戸掘り~
掘抜井戸の井戸側が落ちず苦戦。
再度、塩ビ管を井戸側に。
井戸側が全然落ちてくれなかったので、落とすのを諦めて、最初に作ってあった塩ビ管の井戸側を入れて周りを小石などで覆ってみる作戦に変更しました。というのも、井戸側が浮いたままだと、何かの拍子に落ちてもいけないし、ここは砂などの帯水層だと思われるので、径が狭い塩ビ管でも、もしかするとそれなりの水量得られる出ないかと考えたからでした。後は、少しでも安全な方法で進められるよう色んな事を考えた結果そうする事にしました。
4mから8m20cmで掘りあげた、石や砂の層の土砂をフルイにかけて、砂と小石に分けていきます。
フルイから落ちたものは砂に。砂の自給自足(笑)
ビニールの袋に入れて、砂と石に分けておきます。
3月6日、井戸掘り22日目。塩ビ管の井戸枠を入れてこんな感じに。そして、塩ビ管の井戸枠の周りに、先ほど作っておいた小石たちを放りこんであげました。
想定外の出費でしたが、これがないとゆくゆく蛇口から便利に水を使えないので、深井戸ポンプも購入しました。
塩ビ管の井戸枠の長さは9m40㎝くらい。
これが、深井戸ジェット。片方のパイプは、ポンプから水が送られてきて、その水がジェットで噴射される勢いを利用して、井戸の中の水を汲み上げるという仕組みになっております。
仮のポンプ小屋を作ってあげて、いざ汲み上げてみます。
ちゃんと汲み上げられました♪
どれくらいの水量を使えるか、試していきます。その結果、140Lくらいが、一気に使える水量でした(泣)ちょっとこれでは、物足りなく、前回の丸井戸のほうが断然に多い、、、。このままでは、使えないので、あきらめずに、他の作戦に変更していきます。
3月9日。水質はだんだん綺麗になってきているので、問題なさそうです。
購入した浅深両用の電動ポンプ。深井戸ジェットがついていて、深さ8m以上でもくみ上げることが可能です。小さな3坪のスモールハウスなので、一番小型のタイプを選びました。
土砂の片付けを進める。
これは、8m20cm以降の茶色い砂や小石の層の山。
カッパは井戸側で背中がこすれるのか、ボロボロになっていきました(笑)全部で3着くらいは、イカレマシタ。
ウエーダーも計3着使用。1着目は、ズタズタボロぼろになり捨てて、新たに2着購入。なんだかんだ作業してるうちに中まで、水が入ってきちゃうので、毎日乾かして1日置きに、使っていました。
それもボンドで継ぎはぎしながら。
裏庭が、土砂でいっぱいになってきたので、少しづつ片付けも進めていきます。軽トラに乗せて、空いてるスペースに移動させてあげます。
3月16日。これ全部4mから8m20㎝で掘りあげた土砂。手前、石、奥、砂利や砂に、分けて積み上げました。どしゃ~!!
反対側からも、パチリ。どんだけ~~~。
石と砂の自給自足。砂はコンクリするのに使えそうだし、石もとっておけば何かと使えるでしょう^^
正念場。
3月21日。井戸掘り23日目。
塩ビ管を井戸枠に使う作戦は諦めて、もう一度井戸側を落として、60cm径で掘り進める作戦に挑戦していきます。塩ビの井戸枠の周りに入れた小石を全部取り出しました。石をどけるとやはり、汲み上げられる水の量は一気に増えて、280Lくらいに増加。
次は、掘るのは一先ず置いておいて、井戸側落としに専念します。この井戸側落としが毎度そうだったけど、今回は特に手ごわかったです。
3月24日、井戸掘り25日目。この日も掘らずに、井戸側落としに専念、穴の中に入り、井戸側が落ちるようあれやこれや、やっていました。そしてついに、少し動き出したと思ったら、『ドンガラガッシャン!!』 と、一気に井戸側が落ちてきたのでした。 瞬時に、はしごの真ん中の方に身をかわし、事なきを得ましたが、一瞬この世の終わりかと、思ったくらい危険な瞬間でした。この瞬間が、井戸掘りも正念場でした。
ふぅ~、生きててよかった~。
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