籾保存、籾摺りミニダップや循環式精米機。

2020年2月14日

自給用に自分たちで栽培したお米の保存の仕方や籾摺り、精米の様子を紹介したいと思います。具体的には籾のまま常温保存して、食べる前に、家庭用サイズのミニダップで籾摺りして玄米に。最後に、循環式精米機を通して、精米していきます。

お米は、籾保存。

一般的には、玄米で保管、売られている事が多いと思いますが、ろん農園では籾のまま保存しています。田んぼで、実ったままの自然な殻付きの状態です。

保管する場所は、実家の工場にお米置き場が作ってあります。実家は農家ではないけど、以前は親戚の方から、直接一年分のお米を分けて頂いてたので、米庫があります。(米庫は、大工だった祖父の作。)工場の一番北側に当たるので、一番涼しいい所にも当たるかと思います。

中はこんな感じで、米袋の中に、籾状態のお米が入っています。30キロ袋に、一杯に入れると、ちょうど20キロになります。(殻が付いた状態なので、その分、嵩が増えます)

籾のまま保存することで、常温でも鮮度が長持ちしやすくなっているんだと思います。籾のままなので、翌年のお米作りの種もみとしても使えるし、自然な状態の生きたお米とも言えると思います。

また収穫してから、丸一年過ぎた古米を食べても、普通に美味しかったし、あんまり虫にも食われる事もないし、籾のままの保存は冷蔵庫も必要なく、エコでナチュラルで最強な保管方法だと思っています^^

ミニダップで、籾摺り。

一回目。

小型の家庭用籾摺り機のミニダップ。我が農園では、数少ない新品で購入した農業機械です(笑)小型なので、沢山お米を作ってる方には、不向きだけど、自給農家なら、十二分に威力を発揮してくれるかと思います。

ここ最近は、流量目盛②の位置で一回目通しています。基本は、①らしいのですが、ウチの籾の状態だとヒゲとかワラが穂先が少し残ってたりすることもあってか、中で詰まりやすいので少し広げてあげています。

詰まると、籾が落ちていかなくなり、分解して掃除と面倒なので、なるべく詰まらないように工夫しています。

シャッターは、全開。

流量メモリ③(広め)だと、詰まりにくいけど、籾の流れる量が多くなるので、 脱稃しきれない籾の数が少し多めになってきます。

流量③にする場合は、シャッターを少し狭めてあげて、こっちで落ちる量を少し制限したりして調整してやるといいと思います。

そんなこんなで、一回目のミニダップを通していくと、一瞬でもみ殻が外れて、玄米に変わっていきます。

一回通しただけでは、殻付きがまだ見受けられるので、いつも2回通し、してあげてます。

2回目。

2回目通すときは、大方は玄米に変わっていて、詰まりにくいので、流量少な目の1に合わせて、

シャッターも狭めにしてあげています。

2回目を通していきます。

ほぼほぼ殻がとれて、玄米に♪

石抜き機に通す。

次は、石抜き機に通してあげます。この機械を導入するまでは、ご飯を食べてる時、たまに小石を噛むことがありましたが、この機械を入れてからは、石を噛むことも全くなくなりました^^

この機械は、引退した農家さんからの頂き物でした。田舎の方では、田んぼの後継者がいなくて、田んぼを個人で作るのを辞める人も多いので、こういった農機具は、『もう使わないから、よかったらあげるよ~』的な話も時々でてきます。

中に、ギザギザのついた網みたいなものが、傾斜つけて入っていて、ここに米が落ちて、網が左右に細かく揺れ動いてるうちに、比重の重たい石が上がってきて、除かれる仕組みになっております。

全部お米を通し終わったら、中のレバーを上げて裏の石取出口から、小石や残った米を取り出してあげます。小石が混ざってたりするので、これは食べずに、鶏さんの餌にまわします。

循環式精米機で、精米。

次は、循環式精米機で精米していきます。循環式精米機は、精米する時に熱をもちにくいので、お米に負担がかからず、悪くなりにくいといわれています。(この機械は、以前ヤ○オクで、中古で購入。)右側のホースの先に、削られた米ぬかが風で飛ばされてくるので、米袋をセットしておきます。

実は、この機械でも籾摺りできるんだけど、籾摺りすると同時に精米もだいぶ進んでしまうので、ミニダップで籾摺りしてからにしています。というのも、ウチでは、お米を玄米と分つき米と2種類のお米を食べています。以下、そのやり方を説明していきます。(ろん農園流です)

圧をかけずに、玄米。

最初に玄米をとりたいので、まずは圧をかけずに、しばらく回していきます。

玄米なのに、なぜ循環式精米機に通しているかというと、ミニダップを通しただけだと、殻がとれなかった籾のままの米も少し残ってくるので、少しでも除かれるようにしばらくまわしてあげます。また、機械の中に網もついてるので、細かく割れた米や小さい米なんかも除かれると思います。

この時、ざっと目でも見ながら、殻付きの米や、

クサネムの種など を取り除いてあげます。この小さな黒いのがクサネムの種。米と形が似てるので、時々混ざってる事があります。クサネムの種や青い米、黒い米など、業者さんレベルだと、色選という高価な機械で、除いたりするのだけど、小さな自給農家では、中々そこまでできないし、自分で食べる分には、そんなに気にならないので、少々はオーケーとしています。

そんなこんなで、10分くらい通してあげたら、玄米分を上からスクって全量の半分くらいとっておきます。

圧をかけて、5分づき米に。

そしたら、残りのお米を圧をかけて削っていきます。圧は、ランプが1~2つくらいに調整しています。いってもせいぜい3くらいまでに、抑えています。ランプが4~5になってきたら、圧を弱めて調整してあげます。米が削れてヌカが出だすと、圧も上がる傾向があるので、注意します。

ランプが5つになってくると、モーターに負荷がかかり過ぎて、止まってしまいます。災厄、モータが焼けるとかいうことになりかねないので、なるべく負担がかからないよう気を使ってあげています。

米の様子をみながら、つき具合を調整してあげます。好みの削り具合になったら、OK^^完全に白米にするよりも、少し茶色いくらいが個人的には好みです。

最後の仕上げに、圧を0に戻してやって、5分~10分くらいまわしてやって、ヌカを飛ばして綺麗にしてあげます。

ヌカが飛んで、こんな感じに♪

右側にセットした米袋には、削れてとれた米ぬかが出てきます。

循環式精米機の掃除。

使い終わったら、循環式精米機の掃除をしておきます。

ミニダップや石抜き機は、毎回掃除しなくても、少々大丈夫なんだけど、循環式精米機は、性質上ヌカや米のかけらなど、機械の中に残ってしまうので、必ず掃除するようにしています。

下のカバーを開けてあげるとこんな感じになっています。分解して掃除していきます。

プラスチックの箱とホースを外してあげて、

中の網を外していきます。

ヌカや米のかけらなど綺麗にしてあげます。

コンプレッサーがあると、非常に便利です。各所、吹き飛ばして綺麗にしてあげます。

綺麗にしてあげたら、元のように組み直してあげて、掃除完了です。

各種、機械にはビニール袋をかけて、埃が入らないようにして保管しています。貴重な機械なので、長持ちするように、丁寧に扱ってあげています。

最後に掃除機で、コンプレッサーで飛ばした米やヌカを吸い取ってあげます。きた時よりも、気持ち綺麗になるくらい、掃除してあげています。

まとめ。

右から、モミガラ5,4キロ、白米(5分)と玄米で14,1キロ、米ぬか、石抜き機で省いた米。人間が食べる白米と玄米以外は、鶏さん達にあげています。1袋20キロの籾から、約14キロのお米がとれたこととなります。

このように精米できれば、同じお米でも、玄米と白米と両方楽しむ事ができます。玄米は玄米で美味しいし、白米は白米で美味しい。お腹の調子と相談しながら、今日は白米食べたいな、今日は玄米だな~みたいな感じで食べ分けています。

自分たちで栽培した無農薬栽培のお米がこれで無事に、食べられるように調整できました♪ ビバ自給自足。