8回目の井戸掘りに挑戦!!~砂の層編~

今回の井戸掘り、ユーチューブでの動画をアップしたので、よければそちらもご覧ください。

今までに何度も井戸を掘り上げてきた僕ですが、今回新たに8本目の井戸を掘ってみました。井戸の深さは3m50㎝くらいで、運よく砂の層に当たり、豊富な水脈に当たりました。掘り方は、打ち抜き井戸方式で、自作の塩ビ管を利用した井戸掘り器を使って、地上部から掘っていきます。一素人の井戸掘り経験ですが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

8回目という事もあって、自作した井戸掘り器がすでに揃っていたのもあって、1週間くらいで仕上げることができました。

新たに用意したのは井戸枠に使う塩ビ管くらいで、かかった費用は1万円くらいでした。井戸掘りって、みんなが思っているほど、そんなに難しいものじゃなくて、自作の井戸掘り器でも意外とできちゃったりするので、もし興味のある方はぜひ!?

地面に穴を掘っていけば、綺麗な水が湧いてくるなんて、夢があると思います。しかも、下手な宝くじ買うよりもよっぽど当たる確率が高い。

井戸掘りは、宝くじよりも夢があるかも!! 

8回目の井戸掘りに挑戦。

ここに、井戸を掘る予定。

今回井戸を掘ろうと考えている場所は、写真の真ん中あたりで、鶏小屋がある敷地の一角。

この敷地には、6年前に掘った井戸があって使っていたのだけど、今年の8月に鶏小屋の増築に当たって、井戸までの通り道が塞がれてしまって動線が非常に悪くなってしまった。。。。

『ん~じゃあ、いっそのこと新しい井戸掘っちゃおっか』

とひらめき思い立ったのであった。写真の場所だと、2棟ある鶏小屋の間で、動線がよくとても使い勝手が良い。うん、この場所に決めた。

いつもそうだけど、井戸掘りは突然に始まるのであった(笑)

自作の井戸掘り器。

自作の井戸掘り器のアップ。

塩ビ管を使った自作の井戸掘り器。曽我部式と呼ばれるもので、曽我部さんという方が考え出したらしいです。

先っちょに、三角にした鉄板をセットして、この部分で掘削を進めていきます。

ネットにも色々と情報が上がっていると思うので、『井戸掘り器 自作』や『井戸掘り器 塩ビ管』『打ち抜き井戸 DIY』などアンテナを張って、検索するとたくさん引っかかってくると思います。全国各地には、DIYで井戸掘りしている強者たちが沢山おられます。

今の時代、ネットで先人の知恵を簡単に得られるので、一見難しいような井戸掘りもチャレンジしやすいように思います。

井戸掘り器の弁。

中にはこのようなゴムの弁をつけておく。

この弁があることによって、水と一緒に柔らかくなった泥水を塩ビ管の中に蓄えて、穴から引き上げることができます。

自作の井戸掘り器たち。

これが、私が自作した自慢の井戸掘り器たち。

左から、井戸掘り器(VU50)、井戸掘り器(VU75)、径広げ器①、径広げ器②、径広げ器③。

ネット上でよく見かけるのは、VU50の井戸掘り器です。VU75になると、径や掘る量は多くなるけど、土を上げる量が多くなるので、馬力は必要になってきます。2つを使い分けれると便利です。

右の径広げ器は、自分で考えたもので、塩ビ管の継ぎ手をギザギザにしたり、ボルトをセットして、穴の径を広げるための物になります。今回VU200の塩ビ管を井戸枠に使う予定なので、それを見越して、穴を広げていきます。

底さらい器。

これは、底さらい器。先に刃がついていなくて、ゴムの弁だけが付いています。井戸掘り器には、泥が溜まる部分に水抜けのための小さな穴があけてありますが、底さらい器は穴なしで作ってあります。

これは土砂を掘るのには適さないけど、土を上げるだけや水を上げるとき、又は砂の層を掘る時にも使うことができます。

井戸の掘り方。

掘り方はというと、まずは普通のスコップで掘れるところまで掘っていきます。自分が掘りたい井戸の径を考えて、井戸枠より少し広いくらいを目指して形どって掘っていく。

土が硬くて掘りにくい場合は、ポリタンクなどに入れた水を持ってきて、入れながら突き崩すように掘り進めるといいかと思います。

スコップで掘れないところまで来たら、自作の井戸掘り器の出番です。最初に水を投入して、それから井戸掘り器を入れて、上下にガツガツ揺らして、掘っていきます。しばらくガツガツしたら、井戸掘り器を引き上げ、地上に泥の状態になった土砂を出してあげる。この作業を繰り返して、少しずつ掘っていきます。

ある程度掘ったら、径広げ器も使って径を広げてあげます。径広げ器も順番に小さいものから大きいものへと少しづつ井戸の壁を削るように落としてあげます。径が広がったら、井戸掘り器や底さらい器で土砂をあげてあげます。

井戸の中の蛙。

ある日は、井戸掘りの作業に向かって井戸の穴を除くと、殿様カエルが入っていました。

これがほんとの井の中の蛙。

井の中にいては大海を知れないよ~。

棒の先に網をつける。

急遽、棒の先に網をセットして、救い出してあげました。

そういえば、昔ここで掘った時にも殿様カエル入っていたな、、、(笑)なんで。

それはさておき、井戸掘りは2日目に2mを超えたあたりから、普通の土から砂交じりの土に層に変わり始め、水も少し出始めてきました。この日は2m50㎝まで進み作業を終える。

翌3日目、井戸掘り器で掘り進め土砂を上げども上げども、2m50㎝あたりから一向に深さが変わらなくなってきました。。。どうやら、砂の層で掘っても砂の壁が崩れてきて、下に掘り進めない現象が起こっているようでした。

ここら辺は、地下2m50㎝先の出来事なので想像するしかないのですが、それしか考えられない。

こうなった場合、井戸枠を入れながら、穴を掘り進めるという方法があるのでそれに挑戦してみます。

塩ビ管の井戸枠を自作。

塩ビ管の井戸枠に穴を開ける。

ホームセンターでVU200×4mの塩ビ管を購入してきました。値段は8480円。市内の大きなホームセンターで売ってる一番大きなサイズの塩ビ管がこれでした。4mのままでは井戸掘り作業できないので、3mに切断。切断は塩ビ用の鋸で切ることができます。

井戸枠のサイズを選ぶときは、水がたまった時の中の体積を考えて、自分が求める水量と相談しながらサイズを選んでいきます。水の湧き出る量は地層にもよりますが、できるなら径の広いものを使った方が帯水量、湧水量ともに得やすいです。

帯水量は、塩ビ管の体積に直結。湧水量は、砂や砂利の層など水を通しやすい層なら多く、土の層などだと湧く量は少なめになります。

塩ビ管に穴を開ける。

井戸枠となる塩ビ管を買ってきたら、ドリルで小さな穴をたくさん開けていきます。下から2mくらいの範囲で穴をたくさん開けてみました。

この穴のあけ方も人によって様々なので、そんなに神経質に考えなくてもいいように思います。大きければ湧水量は得やすいだろうし、小さければ湧水量は少ないけど、フィルター効果は高いだろうし。

個人的には、井戸掘るからにはそれなりに水量使いたいので、あまり神経質にならずに大きめの穴の方がいいように思います。コンクリートの井戸側を使ったときなんかは、2㎝ちょいの大きな穴が開いてるんだから(笑)

コンクリートの井戸側を使った時の井戸掘り様子はこちらから→『【DIY】掘抜井戸~6回目の井戸掘り~

砂の層。

井戸掘り4日目。

VU200の井戸側を穴に挿入し、井戸枠を入れながらの掘削となります。穴の深さが2m50㎝で、井戸枠の塩ビ管の長さは3m。地上に50㎝井戸枠の塩ビ管が出た状態で、井戸掘り器を入れて掘り進めます。

作戦が旨い事的中したようで、面白いように穴は掘り進みました。砂の層だったので、底さらい器を使ってみるといい感じに掘ることができました。

そんなこんなで、3mの井戸枠もスッポリ地面に埋まり穴の深さも3mちょいになってきました。

最終的に、3m40㎝くらいの所で石に当たって掘り進めなくなったので、ここでOKとします。水は、地下1m60㎝くらいの所から溜まっていたので、井戸枠の中の水位は180㎝くらい。

計算すると帯水量は57L。鶏の世話や樹木の散水に使うには十分な量です。それに加え、砂の層の水なので湧水量が多くリカバリーがとても速いので申し分なし♪

ここからは、仕上げの作業に入ります。

井戸枠の周りに砂利を入れる。

今回、砂の層で最初無駄に土砂を上げてしまったので、井戸の下の方の径がかなり広がってしまっていると考えられます。なので、その部分に砂利を敷き詰めて仕上げの作業としていきます。

井戸枠上の方は、あまり周りに隙間がなかったので、脇にまた井戸掘り器で穴を開け、径が広がった砂の層までつなげてあげました。そしたら、そこに、砂利を投入していきます。

砂利は、以前堀った掘抜井戸で掘り上げた砂利をふるって作ってみました。

以前作った掘抜井戸はこちら→『【地下世界への大冒険】掘抜井戸~7本目の井戸掘り~

かなり径が広がってたみたいで、かなりたくさんの砂利を投入しました。砂の層が終わる地下2mくらいの所まで、砂利を敷き詰めたら、周りの土で脇の穴を埋めてあげました。

井戸の完成。

打ち抜き井戸の完成。

あとは、塩ビ管を継ぎ足して、サイズを調整して、ガチャポンをセットしていけば出来上がり。

ガチャポンをセットする前に、井戸の底に小石を数センチくらい投入して仕上げました。井戸の底に小石を入れることによって、ガチャポンでくみ上げるときに、底の土をまき上げないようにするための工夫です。

ガチャポンは、今まで使っていた井戸のを外して、付け替えたので、少し古びた感じになっています。

試しにくみ上げてみると、想像以上の量が出てきました。井戸枠の周りの砂利を入れた所にも帯水してるからなのか?湧水量が多いからかは?謎ですが、勢いよく、くみ出し続けて、100L近く水をくみ上げることができます。リカバリーは早いので、普通に使う分にはまず枯れることはなさそうです♪大成功^^

井戸を掘ってすぐは、ドロドロの水が上がってきますが、毎日汲み上げまくっていると、だんだん綺麗な水に変わってきます。

綺麗な水が汲み上げられた。

数日後にくみ上げするとこんな感じです。

使い勝手のいい場所に、新しい井戸が無事完成しました。水量、水質ともに前回この敷地で掘った井戸よりもバージョンアップ♪

これで、鶏の作業も随分とやり易くなりました。いえぃ!!水の自給自足なり。