【地下世界への大冒険】掘抜井戸~7本目の井戸掘り~

2020年3月3日

2019年2月、以前掘った掘り抜き井戸の改良に挑戦しました。掘り抜き井戸とは、実際に人が穴の中に入って、スコップで掘り進めていく井戸の事を言います。コンクリート製60㎝径の井戸側を使いました。前回掘った井戸は4m20㎝だったのですが、そこから、さらに掘り進めて、9m70㎝の掘り抜き井戸が完成しました。

【掘抜井戸】井戸掘りに挑戦。

なんだかんだ、井戸掘りも今回で7回目の挑戦となりました。井戸掘りも今回で最終章となります。無事に綺麗で豊富な井戸水をゲットし、水の完全自給を目指します。

注意事項。

前回と同じく掘り抜き井戸は、人が穴の中に入って作業を進めるので、地上からの井戸掘り器を使って掘る井戸とは違い、大変危険な作業となります。一つ間違うと大怪我、事故、死に繋がる可能性もあります。くれぐれも気軽に真似されないようにお願いいたします。この記事は、ハウトゥーではありません。(通常プロなら行わないであろう危険なやり方が含まれている可能性があります。)

これは冒険野郎がおこなったあくなき挑戦ですので、こんな奴もいるんだ~というくらいの気持ちで見て頂けたら幸いです。(※冒険とは・・・ 危険な状態になることを承知の上で、あえて行うこと。成功するかどうか成否が確かでないことを、あえてやってみること。 goo辞書より引用 )

地下9m70cmへの穴掘りは、恐怖との闘いでもあり、死と隣り合わせの大変デインジャー。今までの人生の中で、最も過酷で困難を極めた大仕事となりました。途中、何度も諦めかけたり、絶望したり、危なかった場面等、色々ありました。

掘り抜き井戸の改良へと至った理由。

これが、前回掘りあげた4m20㎝の掘り抜き井戸(丸井戸)。この井戸でも、500L前後の水が溜まっていて、かなり使えていたのですが、2月の渇水期に、少し水が足りなくなることがよくありました。それで、できればもう少し安定的に使える水が欲しいなと、考えるようになっていました。

当時、丸井戸を掘った時、4m50㎝の深さくらいで石や砂利の層に到達し、水が地面に吸い込まれてなくなっていくという現象がありました。その時は、せっかく溜まった水がなくなって、これはイカンと埋め戻したのですが、井戸掘りのサイトを調べているとよく見かけるのが、砂利や砂の層には、帯水層があるという話でした。その話が時々頭をよぎって、実は、あの下には豊富な水が眠っているんではなかろうかと思ったりしていました。それで、豊富な水目指して、もう少し深く掘り進めてみよう。そんな感じで始まったのでした。

前回掘った井戸は、図で解説するとこんな感じで、この時4m50㎝以下は、未知の世界でした。

井戸掘り器の自作。

当初の予定では、人が中に入って掘り進めるのは危険なので、リスクを回避して地上部から、塩ビ管で作った井戸掘り器で、前回掘った4m20㎝から掘り進めていこうというものでした。

図で、表すとこんな感じ。想像では、地下7mくらいまでに水出るんじゃないだろうか?と、予想(期待)していたのですが、いかに!?

新たに、井戸掘り器を自作。掘削部分を上部そうな鉄板探して、ディスクグラインダで三角形に切っていきます。

塩ビ管にセットして、こんな感じに。

他にも、井戸掘り道具を色々こしらえて、こんなラインナップで挑みました。

左の方から、底さらい器、径広げ器、井戸掘り器、井戸枠。

井戸枠には、下から1mくらいに小さな穴をたくさん開けておきました。コンクリート製の井戸側に、この塩ビ管の井戸枠を入れて、その中を井戸掘り器で掘り進めるという作戦でした。

井戸の穴に入って作業することもあるので、ロープを結んでこんなハシゴも作ってみました。

井戸掘り前の準備。

2月5日、井戸掘り1日目。

前回掘った井戸は、水位も高く地下2mくらいの所から、水が溜まっています。これから井戸掘りの作業を進めるため、浅井戸ポンプに繋がる塩ビ管を取り外していきます。

この部分をノコギリで切って、井戸の内側の塩ビ管を外します。もう後戻りは、できないぜ~。

そして、井戸を掘り始める前に、井戸神様にご挨拶。またここの土を掘らしていただきます。どうか、安全に作業が進み、そして豊富な水がでますように~。

最初に、動力ポンプで井戸の中の水を全て汲みだしておきます。

ドライヤーにサクションホースをつないで、井戸の中へ送風。井戸の中では、酸欠に注意します。

三脚を立てて滑車、ロープ、バケツをセットしていきます。

花の紋の滑車がカッコイイ。

丁度、掘り始めた頃に小梅の花が咲きかけていました♪

まずは、人が入って、前回仕上げに入れた小石や粘土を掘りあげておきます。私が穴の中に入り、石や土をバケツに入れ、嫁に手伝ってもらって、引き上げてもらいます。

そしたら、井戸枠を入れて、

こんな感じに、塩ビ管の井戸枠が動かないように固定してあげて、この中を井戸掘り器でツンツコして掘り進めていきます。

前回埋めた粘土を上げ終わった辺りで、硬い石にあたり全然掘り進めなくなりました。何となく予想はしていたけども。。。

衝撃に耐えられなくて、塩ビ管が割れてしまいました。どうやら、前回掘った時にあげた大きな石の層がまだまだ続いているようです(撃沈)。やっぱり、 この石の層を突破するには、人が中に入って掘るしかなさそうです。。。