ワラカッターを使って、稲わらを細かく裁断する作業。
ハサがけして、天日乾燥させていたお米の脱穀が終わった後の稲わらを片付けるために、動力付きのワラカッターを使って細かく裁断していきます。細かく裁断しておくと、藁の分解が早く進み、土に戻る時間の短縮となるので、毎年稲刈り、脱穀後におこなうようにしています。
ワラカッターを使って、稲わらを細かく裁断。
田んぼに残っている稲わらをワラカッターを使って細かく裁断していきます。
ワラカッターと呼んでいますが、正確にはシリンダカッタという。山本製作所のCXー160。
また、稲わらは色々と利用できるので、カッターをかける前に少し取っておいて、倉庫などに保管しておきます。稲わらは、年末のしめ縄づくりに使ったり、きぬさやの誘因に使ったり、取っておくと何かと重宝します。
稲わらを使ったしめ縄づくりの様子⇒『自家製、しめ縄の作り方。(伊勢風)』
エンジンをかけて、いざワラカッター始動。
バインダーで収穫してるので、麻ひもで結束されてるのを少し崩し稲わらを流しいれていきます。手を置くの方まで、入れないように注意。
藁を流し込むと、一瞬にして粉々に裁断されて、前の口から飛び出していきます。
圃場全体にばら撒きたいので、少しづつ移動させながら、カッターをかけていきます。
藁が細かくなって、一面に振り撒かれました。いい感じ♪
細かく裁断しておくと、耕運機で耕しやすくなったり(ワラが長いままだとロータリに絡まる)、土に還りやすくなります。ワラが土に還り、また来年の肥やしへと変化してくれます^^
ワラカッターの軽トラへの積み下ろし。
私が使ってるタイプは自走式ではないので、積み下ろしが少し大変ですが、ロープをうまく使えば、一人でも積み下ろしが可能です。少し腕力は入りますが(笑)
よいしょ、よいしょと、少しずつ進めてあげます。
ワラカッターの保管。
私の場合、ワラカッターを使うのは年に数回で、稲わらの裁断、コーンサイレージづくり、踏み込み温床づくりにつかうくらいです。次回使うまでに、結構時間が空くので、使い終わったらキャブレターのガソリンを必ず抜いておくようにしています。
ガソリンを使う農機具で、長期間使わないときは、必ずキャブ内のガソリンを抜いておかないと、いざ使おうと思って始動させてもエンジンがかからないようになってしまいます。何度も経験済み(苦笑)
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