自宅で簡単、しめ縄の作り方~伊勢風~

2024年2月5日

伊勢風しめ縄の作り方

毎年、自家製の稲藁を使って、しめ縄を手作りしています。ちょっとしたコツさえつかめば、結構簡単に作れてしまいます。また稲藁は、自分たちで食べる用に作った稲を収穫した残りの藁を使っています。(本来は、お米を収穫する前の青い状態で刈り取った藁を使うそうです。)

自分流の部分もありますが、我が家でのしめ縄の作り方を紹介します。

簡単、しめ縄の作り方

藁の下準備。

藁に水をかける。

稲藁に水をかける

しめ縄を作る前日、用意した稲藁にジョーロで満遍なく水をかけておきます。

水をかけた稲藁にビニール袋をかける

ビニールの袋に入れて一日置いておきます。水を含むことによって、繊維が柔らかくなります。

選別&綺麗に整える。

翌日。細いの藁や短いの等混ざっているので、状態のいいものを選び取って選別していきます。

稲藁を綺麗にする

指でしごいて、弱い葉や残ってるモミなどをとって綺麗にしてやります。

綺麗に整えた稲藁

こんな感じに、綺麗なものが揃いました。

樹脂ハンマーで叩く。

稲藁をハンマーでたたいて、柔らかくする。

樹脂ハンマーで叩いて、繊維を柔らかくしてあげます。叩くことで、曲げたり、ひねったりしやすくなります。

玄関用しめ縄の作り方(伊勢風)

稲藁を切る

今年は、最初に長さを揃えてやってみましたが、これは失敗でした><短くすると、後の作業がしにくくなります。この作業はおこなわず、長いまま進めた方がベターなように思います。

けど、せっかく時間かけて綺麗にそろえたので、これを使っていきます。

3束に分けた稲藁。

50本くらいを1束にして、麻紐などで縛っておきます。3束用意します。

左側に置いてある束は、ねじりあげる時に中に入れてあげると、しめ縄が太くなって格好よく仕上がります。

稲藁の束をねじっていく。

まずは、2束を根元の方で縛って、一まとめにしておきます。ここから、ねじっていくのですが、右の束のような方向に強くねじっていきます。僕の感覚からすると、これを左巻きと思ってたんだけど、どうも右巻きらしい。わかりにくい。。。とにかく写真の方向に巻いていきます。

一束目の稲藁がねじれた。

足で根元を踏みつけて抑えながらねじっていきます。最初にワラを切らずに長いままだと、お尻で踏んでもできるかと思います。

稲藁の束の先を麻ひもで結んでおく。

ねじり終わったら、先っちょを麻ひもで縛っておきます。

稲藁の束の先を踏んで押さえる

そして、右ひざで先っちょを踏んで、押さえておきます。

稲藁の束の中に、短く切った稲藁の束を入れる。

この姿勢から、2本目の束をねじっていきます。1束目も3束目もそうですが、中に用意しておいた束を入れ込んでから、ねじっていきます。

2束目の稲藁をねじっていく。

両足、両手を駆使しながら、ひねりあげていきます。

稲藁の束の先を麻ひもで結ぶ。

ねじり終わった、先っちょを結んでとめておきます。

ねじった2つの稲藁をひねり合わせていく。

この2束を今度はひねり合わせていきます。ここは、藁の束をねじった方向とは逆回しになります。これは左巻きになるらしいです。

2つの束の先を麻ひもで結ぶ。

2つの束を最後まで、ねじり合わせたら、先を麻ひもで結んであげます。

右巻きと左巻きが重なり合う事によって、ガチっと固まり強固にな物になります。

飛び出た藁をハサミで切る。

飛び出てる藁をカットして整えてあげます。

3束目の藁をねじっていく

次は、3束目を根元で縛ってあげて、同様にねじっていき、先っちょまでいったら紐でとめて、

こんどは、2束まとまったものと、3束目にねじったものをひねり合わせていきます。最後に先っちょをまとめて縛ってあげます。

3本の稲藁の束が、重なってしめ縄ができる。

あとは、飛び出た藁をハサミでカットしてあげたら、こんな感じに。

垂をつける。

しめ縄に藁の垂をつけていく。

次は、垂れの部分をつくっていきます。一束30本の藁を使ってみました。麻ひもで縛ってやってこんな感じに。

ハサミで藁の垂の長さを揃えてやる。

ハサミで長さを揃えてやって、綺麗に整えてあげます。だんだんそれっぽくなってきました♪

紙垂を作る。

紙垂を作るための半紙

文房具屋さんで買っておいた、習字なんかで使う半紙を利用します。

半紙を4つに折り、折り目をつける。

4等分にして、折り目をつけてあげます。折り目に合わせてハサミでカット。

ハサミで切った半紙を3つ折りにする。

次は、3等分にして折り目をつけてあげます。

折り目に沿って、ハサミを入れる

そして、適当なところまで、ハサミをいれてあげます。

両サイドを折り返して、伊勢流の紙垂の出来上がり。

両サイドを折り返してあげるとこんな感じに。(伊勢流の紙垂です。)

木札を作る。

ヒノキからしめ縄の木札を作る。

木札はヒノキで作るようなので、工場にストックしてあった材からそれらしい木材を選びます。

角材から、適当な厚さに材を切り分ける

ジッチャンの形見の大工の機械が工場にたくさん眠っているので使わせていただきます。適当な厚さに切ってあげて、

切り出した木材。

丸ノコで適用な長さに揃えてあげます。切った面が汚いので、カンナをかけてあげます。

鉋をかけて綺麗になった木札。

全自動カンナ。ジッチャンが大工をしてた工場には色んな機械が眠っている。

裏表と両面綺麗にしてあげると、こんな感じに。

両サイドを少し切っていく。

売られているしめ縄なんかの木札をよく観察すると、長方形でなく下側の幅が少し短くなっています。片側5ミリずつ狭めてあげます。ちょっとの違いだけど、これでカッコイイ木札に変身します。

わずかに台形になった木札。

写真では伝わりにくいけど、下が少し狭まりました。

四隅の角を落としておく。

カンナで角を落としてあげます。

木札の完成。

後は、両サイドに紐で絡げてセットできるよう、切り込みを入れてあげたら出来上がり。

来年分も一緒に、2枚作っておきました。

蘇民将来~~と筆ペンで、木札へ書き込む。

蘇民将来~~~とこういった感じの木札に毎年しています。(伊勢地方では、定番の木札。)

木札の裏には、急々如律令とおまじないのマーク。

裏には、こんなおまじない。

木札まで、自作できないよ、という方は、アマゾンでも購入できます。

飾りの自給。

榊を収穫

榊は、実家の庭に生えている物を貰います。

ゆずりはを収穫。

ゆずりはは、ろん農園に植えて育てています。新葉が成長してから、古い葉が落ちるので、だいだい譲る的な意味合いがあるそうな。

ひいらぎを収穫。

同じく、ヒイラギ。トゲトゲがついているので、魔物除けの効果があるとか。

しめ縄に飾りをつける。

紙垂、ゆずりは、榊、ヒイラギを飾ってあげるとこんな感じに。

しめ縄に木札をセットする。

そして、木札をセットしてあげると、こんな感じに。

ここで、何か一つ書き忘れていることに気づきました。

蘇民将来子孫家門の木札。

上の方に4つの点を書くのを忘れていました。いつも書いてるけど、これって何の意味があるんだろう?少し調べてみると、何やら4つの点で心の字を表しているんだとか。なるほど~。

伊勢風の玄関用しめ縄の完成。

DIY、玄関用のしめ縄完成♪このしめ縄、伊勢地方では、1年中飾ることになります。

スモールハウスの正面玄関に飾ってあげました。今年は今までで一番の出来かも^^

次は、5本足と3本足を作っていきます。

色々DIY。

Posted by ろん