無農薬の田んぼは、生態系豊かで生き物がいっぱい^^

2020年6月24日

無農薬栽培で、毎年お米作りをしています。農薬、除草剤、消毒、化学肥料を使わない無農薬の田んぼでは、自然と生態系が豊かになって、生き物が沢山でてきてくれます♪カブトエビ、ホウネンエビ、カイエビなど無農薬の田んぼならではの生物を中心に紹介していきます^^

無農薬田んぼの水生生物。

無農薬の苗代。

お米作りは、いつも5月初旬に昔ながらの苗代を作ってスタートします。現代では、ビニールハウスで育苗箱を使って、機械植え用に苗を作るのが主流ですが、ろん農園では、田んぼの一角で苗を育てる昔ながらの苗代育苗を採用しています。

写真は種もみを播種して、一か月くらい経った苗代の様子です。

まだ田植えをする前の段階ですが、苗代に水を張って、苗を育てていると、自然と色んな生き物が出現してきます^^

カブトエビ。

無農薬の田んぼにカブトエビ。

我が農園の田んぼで、一番多いのがカブトエビ。

苗代に水を張って、苗を育てていると、1~2週間で自然と出現してきます。生きた化石で有名なカブトガニとよく形状が似ていて、太古から生き継がれている気配を感じさせるカッコイイ生物です。

実際調べてみると、カブトエビも生きた化石と呼ばれているらしく、2億年も前から存在しているんだとか。

そんなカブトエビですが、無農薬の田んぼでは、除草に一役買ってくれています。小さな草を食べてくれたり、いつも一生懸命土をかき混ぜて、濁らせてくれるので、遮光効果となって雑草が生えるのを抑えてくれる。

カブトエビは、「田の草取り虫」とも呼ばれていて、無農薬の田んぼでは心強い味方となります。

また、除草剤などの農薬を使ってる田んぼでは生息しにくいそうなので、カブトエビが沢山いるってことは、土が農薬で汚染されていない証拠だし、喜ばしい事なのです^^

ホウネンエビ。

無農薬の田んぼにホウネンエビ。

続きまして、ホウネンエビ。

カブトエビほど数は多くないけど、毎年必ず顔を見せてくれます^^

つぶらな瞳が、点々と見える所がなんともカワイイ。この子も苗代に水を入れて、1週間から2週間くらいで、姿を見せてくれます。

最初は、写真の緑の部分がもっと透明っぽい色をしてて、段々と緑色のがよく見られるようになってくる。

豊年エビは、カブトエビに食べられるようで、苗代の後半はあんまり姿を確認できなくなることが多いです。豊年エビもなんだか太古からいるような雰囲気を醸し出していますね^^

カイエビ。

カイエビ。

あと、毎年出てきてくれるのがカイエビ。

一見貝のようですが、中に足が沢山ついたエビのような生物が入っています。この子もカブトエビやホウネンエビと並んで田んぼで見られる代表的な生物の一つです。こう見えても泳ぎます(笑)

このカイエビもカブトエビ、ホウネンエビ同様に太古から存在する生物のようです。田んぼに出現する生物が揃って、太古から生き継がれてきた物が多くてなんだか不思議ですね。

このカイエビは、恐竜の化石と一緒に出てくることもあるそうで、田んぼの生き物について調べていたら、そういった事が分かってきました。何億年も前から生き続けてきたなんて、なんだか感慨深い生物たちです^^

田んぼで、よく見られる水生生物。

ゲンゴロウ。

ここからは、田んぼに限らず、水辺でよく見られる生き物ですが、無農薬の田んぼではより色んな生物が沢山集まってくるように思います。写真はゲンゴロウ。

他に定番の田んぼの生物で、オタマジャクシ、カエル、アメンボ、イトミミズ、ヤゴ、ヒルなどなど。無農薬の田んぼは一種のビオトープのようなものでたくさんの生き物が集まってきます^^

ヒバカリの子供。

時に、ヒバカリの子供らしき蛇がきたり。

オタマジャクシを狙いに来たのでしょうか!?

無農薬の田んぼでは、生態系が豊かで生き物がいっぱい。特にカブトエビ、ホウネンエビ、カイエビといった珍しい生物に出会える可能性も高いので、無農薬の田んぼを見つけたら、田んぼを覗いてみると面白いかと思います^^