梅ジャムの作り方~えぐみなし、美味しく簡単に作れます~
6月に、梅がたくさん収穫できた時は、梅干しを作るだけでなく、梅ジャムも作ったりしています。今年の梅ジャムは、とても美味しく作る事ができたので、その作り方を紹介したいと思います。一度、下茹でするので、えぐみも少なく食べやすい梅ジャムとなります^^
完熟梅、お好みの量の砂糖(私は梅の30%)
鍋、竹串、ザル、木べら、ビン(保存容器)など
梅ジャムの作り方。
えぐみの少ない梅ジャムを作るには、完熟した梅を使うのが美味しく作るコツです。梅を収穫するタイミングも黄色くなりかけで収穫できれば、なおベスト。
収穫した後、数日置いておいて、追熟させると黄色くなってフルーティーな甘い香りが漂ってきます。少し柔らかくなったぐらいが目安でしょうか。そうなってくると、えぐみも少なく美味しいジャムが作れます♪
ろん農園では、無農薬で栽培しているので梅の見た目は点々があったりしますが、自分で食べる分にはまったくもって問題なし^^傷んでるようなような梅や熟しが甘くて青いようなものだけは省いてあげます。
完熟梅のヘタを取る。
ボールに水と完熟梅を入れて、竹串などを使って梅のヘタを外していきます。
このヘタを取るのは追熟させてから取るのがポイントです。収穫したては、ヘタが外れにくいので、数日間置いて追熟させるとヘタも外れやすくなります。
ヘタを取りながら、軽く梅の表面を洗い流してあげます。特にヘタ周りに汚れがついている事が多いので綺麗にしてあげます。
ヘタを取って、洗って、ザルにあけるとこんな感じに。
完熟梅を下茹。
そしたら、ヘタをとって下処理した梅を鍋に入れて、水を張って煮詰めていきます。
沸騰しだして、15分くらいコトコトと煮込んでいきます。
15分煮込んだら、鍋をコンロから下ろして、そのまま放置。
ある程度、温度が下がってきたら、ザルにあけてお湯を切ってあげます。
この時きったお湯は使わず、捨ててしまいます。
以前は、お湯を捨てずにジャムを作っていたことがあるのですが、少しえぐくて自分の舌にはあまり合いませんでした><このお湯に、梅のえぐみなどのエキスが入っているので、除いてあげると食べやすい梅ジャムに仕上がります。
また、この後の砂糖を加えて煮詰める時も時間が余計にかかってしまうので、お湯は捨てた方が圧倒的に楽ちんです。
梅の種を除く。
ザルに残った梅をボールなどに移して、木べらで潰すように梅の実をほぐしてあげます。煮込んだ梅は柔らかくなっているので、簡単にほぐれる。
木べらでよく潰して、ほぐれたら、スプーンなどで梅の種を取り除いていきます。
そしたら、種を取り除いたほぐした梅の重量を測って、ジャムに使う砂糖の分量を決めていきます。私は、甘さ控えめのジャムが好きなので、重量の30%程度にしています。えぐみが少なければ、砂糖少なめでも美味しくできる^^
砂糖を加え、煮詰める。
種を取り除いた梅を鍋に入れたら、砂糖を加えて再度煮込んでいきます。
3~40分くらいでしょうか?弱火でコトコトと、時々かき混ぜながら、煮込んで水分を飛ばしていきます。
出来た梅ジャムを瓶詰めして保存する場合は、同時にビンを煮沸消毒して準備しておきます。
そんなこんなで、お好みのとろみ具合になったら、ビン詰めしていきます。あまり水分を飛ばし過ぎると、梅ジャムが冷えた時に固まってしまって、使う時に塗りにくくなるので、若干緩めがお勧めです。
梅ジャムの完成。
煮沸消毒したビンをキッチンペーパーなどで、水気をふいて用意。ビンが温かいうちに、出来上がった梅ジャムを容器に入れてしまいます。ビンは、急激な温度変化に弱いので、冷めない間に入れるのがポイント。
そしたら、蓋をきゅっと強く締めて、逆さに置いて放置しておきます。ジャムの瓶詰のやり方には、諸説ありますが、我が家では簡単なこの方法に落ち着いています。蓋が軽く凹むようになってくれると、うまく脱気できた証拠で、常温でも保存可能。冷暗所に置いて保管してあげます。
すぐに、食べる分などは、タッパーなどに入れて冷蔵庫で保存して早めに使うようにします。
完熟梅を使って、一工夫加え、美味しい梅ジャムが完成しました^^
6月は、びわに、桑に、梅と何気に果実が色々と収穫できる季節。雨の多くなる梅雨時の季節ですが、梅ジャムに、桑ジャムに、びわジャムと保存食づくりを楽しんでおります♪
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