柿ジャムの作り方~砂糖少な目でも美味しいです~

2024年2月1日

柿ジャムの作り方。

甘柿が沢山収穫できたので、柿ジャムを作ってみました。柿ジャムは、今まであまり作ったことなかったのだけど、今回作ってみたら想像以上に美味しくてビツクリでした。ジャムの仕上げに、ちょうど同じ時期に収穫できる柚子の果汁を入れてみました。

砂糖は少な目でも、完熟柿の甘みと柚子の酸味がほんのり効いた超、美味しい柿ジャムの出来上がりです。一個人手作りの柿ジャムの作り方ですが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

柿ジャムの作り方

準備するもの

完熟柿(中)10個くらい⇒皮と種を取り除いて800g
砂糖40g(柿の5%)
柚子(小)2個⇒果汁大さじ2
保存用の瓶など

柿ジャムを作る時のポイントとして、完全甘柿を使う事。

渋柿を渋抜きしてから、生食用になったものは、ジャムを作る際熱を加えることによって、渋戻りといった現象が起こるらしいので注意が必要です。

完全甘柿の次郎柿や富有柿などを使うと良いかと思います。

完熟した甘柿。

そんな甘柿を完熟させたものを使って、今回柿ジャムを作ってみました。

手で触ると少し柔らかいくらいの柿です。熟されて甘さも、凝縮されています♪

熟した甘柿の皮をむく。

包丁でヘタを取ったら、皮をむいて、こんな感じに。

また熟々に柔らかくなった柿は、手でも簡単に皮を向けます。

皮を向いた熟した甘柿の実。

皮をむいたら、実を手でほぐしながら、種を取り除いて、ボールにまとめていきます。

全部むき終わったら、秤に乗せて、重さを計ります。今回は、ちょうど800gでした。

鍋に、熟した柿と砂糖を入れる。

そしたら、鍋に柿を入れて、分量の40gの砂糖を加えていきます。

砂糖は柿の5%の重量。私は、きび砂糖を使ってます。

砂糖5%とジャムにしては、少なめですが、熟した柿はそのままでも結構甘いので、砂糖は少な目でちょうどよいかと思います。干し柿にしたら、甘さが増すように、ジャムでも水分飛ばしていくので、それだけでもかなり甘く感じるように思います。

熟した柿を煮詰めていく。

熟した柿を使っているので、すぐにトロトロになって水分が出てきます。

弱火で、時々かき混ぜながら、コトコトと煮詰めていきます。

保存用の瓶を煮沸消毒する。

ある程度に煮詰めてきたところで、保存用の瓶の準備も同時に進めておきます。

鍋に水をはって、瓶を入れて、煮沸させていきます。瓶は急激な温度変化に弱いので、水から入れて、徐々に温めていきます。

柚子を収穫する。

そして、その間に柚子を庭で採ってきました。

収穫した柿が、熟々になってくる頃には、ちょうどいい感じに柚子も色づいてきます♪

そしたら、柚子の果汁を絞って、加えていきます。2玉絞って、大さじ2杯くらい。

柚子の果汁を加え、さらに煮詰める。

もう少し煮詰めて、程よいとろみ具合になった所で火を止めて、瓶詰めしていきます。

鍋から、瓶を取り出したら、瓶が熱いうちに、柿ジャムを詰め込んでいきます。

9割ほど、詰めたら軽く蓋をして、1分くらい置いて蓋をきゅっと閉めます。

柿ジャムを瓶に詰め、脱気する。

そしたら、瓶を逆さにして、脱気していきます。

これで、瓶が冷めたら、中の温められた空気が、縮んで蓋がペコっと内側向いたら脱気成功です。(保存分)

柿ジャムの完成

柿ジャムが完成する。

もう一本の瓶は、量が半端だったので、すぐ食べるように^^

翌日、早速食べてみました。

滑らかに美味しく仕上がった柿ジャム。

完熟した柔らかい柿を使ったからか、とても滑らかなジャムに仕上がりました。

パンにもとても塗りやすくていい感じです。

砂糖は5%と少なめですが、柿の甘さがあるので、十分に甘くて、そこに柚子の酸味が効いて、とてもいい感じです。

柚子を入れる前は、甘ったるい感じがしましたが、柚子の酸味とマッチして、結果とっても美味しいジャムに仕上がりました。前回のローゼルジャムに続き、今回の柿ジャムもかなりお勧めです^^

保存食。ジャム,

Posted by ろん