皮なしでも美味しい、簡単ゆずジャムの作り方
柚子の皮を使った後に残った柚子の果汁や薄皮を利用して、ゆずジャムを作ってみました。柚子の皮を使わないので、皮の苦みを抜く茹でこぼしなどの下処理の手間もなく、簡単に作れてしまいます。そんな皮なしゆずジャムの作り方をご紹介したいと思います。少しでも参考にしていただけたら、幸いです。
柚子の果汁・・・170g
薄皮・・・・・・270g
きび砂糖&氷砂糖・・・・・・計240g(果汁+薄皮総量の55%)
皮なしゆずジャムの作り方
1,中の実をくり抜く
小さめのスプーンを使って、皮と実の間に少しづつ入れ込んでいくと、皮と実が剥がれていきます。
グルっと一周剥がしてやると、ポロっと中の実が外れます。
今回は、この中の実を使ってゆずジャムを作ります。
ちなみに、皮は味噌を詰めて作る保存食の【ゆべし】に使ったのでした。
ゆべしを作った時の記事はこちら⇒『ゆべしの作り方~ゆずの中に味噌を入れて作る保存食なり~』
2,果汁を絞り、種を取りだす
柚子の実を手で絞りながら、中の種を取りだしていきます。
このように柚子には、たくさんの種が入っています。
種は、茶こしなどを使って、取り除いていきます。
3,小袋の薄皮を細かく刻む
柚子の果汁を搾り取った後の、残った薄皮(じょうのう膜)。
この薄皮は捨てずに、ジャムに利用していきます。
煮詰めていくと、柔らかくなって、トロトロしてくるのでご心配なく。
薄皮を包丁で、細かく刻んでいきます。
4,材料を鍋に入れ、煮詰めていく。
柚子の果汁、薄皮、分量の砂糖を入れて煮詰めていきます。
今回、家にあるきび砂糖が切れてしまったので、残りは氷砂糖を入れて作りました。砂糖の量は、入れながら味を見て、お好みに合わすとよいかと思います。私の場合、果汁+薄皮総量の55%くらいが、しっくりときました。
砂糖が少ないと、結構酸味が強く感じるので、ある程度入れた方が良いのかなという感じです。
5、保存容器に入れる
いい感じにトロミがついてきたら、火を止めて、瓶詰めして保存していきます。
保存用には、煮沸消毒しておいた瓶が、まだ温かいうちにゆずジャムを詰めてやり、逆さにして脱気します。
皮なしゆずジャムの完成。
出来上がったゆずジャムを早速、パンにつけて食べてみました。
作る前は、薄皮がどうなるのかな?と思っていましたが、煮詰めていくと透明度が出て、柔らかな食感に。
滑らかなジャム状に仕上がって、パンにもとても塗りやすい感じです。
お味の方は、柚子の皮が入っていないせいか、柚子の風味は少な目な印象ですが、少し酸味のある柑橘系のジャムといった感じで、いい感じに美味しく出来上がりました♪
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