イチジクジャムの作り方【簡単で、美味しく作れます】

2024年1月29日

美味しいイチジクジャム

イチジクが沢山収穫できたので、イチジクジャムを作ってみました。今回、氷砂糖を使って、綺麗なピンク色に仕上げていきます。イチジクジャムは、ペクチンが多く含まれトロミが付きやすく、煮詰める時間もそんなにかからず、簡単に美味しいジャムが作れます。
一自給農家のイチジクジャムの作り方ですが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

【簡単】イチジクジャムの作り方

収穫したイチジク。

一本のイチジクの木ですが、9月辺りになると、毎日イチジクが沢山収穫できます。たくさん穫れるので、ジャムに加工して長期保存させようと思います。

今回使ったレシピ

イチジク800g、氷砂糖240g(イチジクの30%)、柚子(小)の果汁3個分

イチジクを洗う。

水をかけながら、イチジクを洗う。

イチジクに皮を剥く。

イチジクの皮を剥く。

イチジクを4つ切りにする。

皮を剥いたイチジクを4つ切りにする。

砂糖の割合を決める

皮を剥いてから、イチジク総量を計り、砂糖の量を決めていく。今回、総量の30%にしました。

イチジク800g×0.3で、砂糖240gに。

ちなみに、イチジクの品種はドーフィン。ドーフィンは甘さ控えめなので、そこら辺も考慮して砂糖の分量を決めていきます。日本種なら、もっと甘いので砂糖少めでもいいかもです。

イチジクと氷砂糖を鍋に入れ、煮詰めていく。

今回砂糖は、氷砂糖を使ってみた。氷砂糖240g投入。

氷砂糖を使って、綺麗な色に仕上げようと思います。

浮いてきた灰汁を取り除く。

時々かき混ぜながら、弱火~中火くらいでコトコトと煮込んでいきます。

途中で、灰汁のようなものが浮いてくるので、スプーンですくいとってあげます。

焦げないように、木べらでかき混ぜる。

火を入れていくと、水分が出てきて、白い果肉は透明色に変わっていき、綺麗な赤ピンク色になってきます。

レモンの代わりに、柚子を絞る

柚子を絞る。

最後の仕上げに、庭先で採ってきた柚子を絞って、酸味を加えていきます。

イチジクは、酸味がないので、少し柑橘系を入れてあげると、ジャムの味がしまって美味しいかと思います。

柚子がない場合は、レモン果汁などもお勧めです。

煮詰めたイチジクに柚子果汁を加える。

柚子の果汁を加えて、もう少し煮詰めていきます。

イチジクを煮詰めていく際に、焦がさないように注意します。

もし焦がしてしまった場合は、焦げをかき混ぜないようにし(味を損ねないように)、上の部分だけジャムに利用するといいかと思います。

イチジクは、ペクチンが多くトロミが付きやすくジャム状になりやすいので、少し緩めで仕上げると良さそうです。


イチジクジャムを瓶詰め

瓶を煮沸消毒する。

ジャムを瓶詰めする準備も進めておきます。鍋に水と瓶を入れて、沸かして煮沸消毒しておきます。

※瓶は急激な温度変化に弱いので、水から入れるようにしましょう

イチジクジャムを瓶に詰める。

いい感じに、トロミが付いてきたら、イチジクジャム、瓶とも熱いうちに瓶詰めしていきます。

熱いので、皮手袋を使っています。

瓶詰したイチジクジャム。

ある程度いっぱいまでイチジクジャムを詰めたら、軽~く蓋をして、数分おいて置きます。

そうすると、温まった中の空気が膨張して抜けていく。

瓶を逆さにして、脱気する。

その頃を見計らって、蓋をきゅっと本締めし、逆さにして脱気していきます。

脱気が成功すると、常温でも日持ちさせることができます。

美味しいイチジクジャムの完成

完成したイチジクジャム。

イチジクジャム作ってみた感想としては、想像以上にピンク色になり、種の粒粒もあってか、見た目はイチゴジャムのようといった第一印象。

透明感があってトロっとしたジャムで、パンにも塗りやすく、また色合いも綺麗で、美味しいイチジクャムが出来上がりました。

保存食。ジャム

Posted by ろん