自宅で簡単、しめ縄の作り方~伊勢風~
5本足と3本足のしめ縄の作り方。
稲藁を編んでいく。
最初の項で、下準備して柔らかくした藁を使っていきます。
藁を3本、3本の6本使っていきます。一本を根元に近い所でグルっと巻いて縛っておきます。
そして、3本を一束としてねじっていきます。ねじる方向は、玄関用のしめ縄と同じです。
根元を足の裏や膝などで押さえながら、ねじっていきます。
左手が手前からスタート。右手が奥。この位置から始まって、左手を奥に、右手を手前にこすり合わせるように、ねじっていきます。
ねじっていったら、右手の束を左手に、左手の束を右手に移し替えて、
左右の束をねじりあげて、これを繰り返して、繰り返して、しめ縄を編んでいきます。
この時、あまりきつくなうと、後で紙垂を入れたり、葉っぱを差し込む時に入れにくいので、軽めの絞め具合でいいと思います。
最後は、左右の束の先っちょの方を結んで止めてあげます。
こんな感じに。
玄関用はもう一束くわえて、3束で作りますが、5本足や3本足は、これでオッケーです。
(しめ縄の形は、近くのお店で売ってる物を参考にしてるのですが、近くのホームセンターだと2束の物がよく売られています。店によっては、3束ので売られてる所もあるので、どちらでもいいように思います。)
必要分作っていきます。最後は、ハサミで飛び出してる藁などカットしてあげて、綺麗に揃えてあげます。
足の部分を作る。
藁を3本使って、真ん中くらいで折り曲げて、Uの字にしてあげます。
そして、折り返して通してあげます。
きゅっきゅと引っ張ってあげてこんな感じに。5本、3本と作ってあげます。
後は、飛び出た藁をカットして、足の長さを揃えてあげたら、こんな感じに。
紙垂や飾りをセット。
少し縄の隙間を開けてやって、紙垂を差し込んであげます。紙垂の端を少し三角形に折り曲げてやると強度が上がると思います。紙垂は、左と右に1枚ずつ、つけてあげています。
榊やヒイラギも同様に縄を緩めて隙間に差し込んでいきます。ここで、写真のように枝の出っ張りをあえて残しておくと、引っかかって落ちないようになります。
これをしてないと飾ってる間に、飾りが落ちちゃう、なんて事が以前はありました。
5本足。裏口や、農園入口、鶏舎、猫の入り口などに設置します。
3本足。水回り、井戸用です。手作りしめ縄の完成です^^
しめ縄を飾る。
設置する場所には、ビスや釘などを打っておくとセットしやすいです。
縄の隙間を開けて、差し込んであげるだけで、セットできます。
裏口や勝手口には、5本足を。
これは、猫ちゃんの入り口用。
水回りには、3本足を。
鶏舎の入り口にも、セット。
これで、気持ちよく新年を迎えられるぞ~♪
飾る期間。
これもいつから、いつまでだったっけとついつい忘れてしまいます。忘れないように覚書。
一般的には、25日~28日くらいの間につける事が多いようです。28日は末広がりの八の字があるから縁起が良くていい日だそうです。
29日は、九、苦があるから縁起が悪く、31日は、正月直前で一夜飾りであまり良くないんだとか。28日までに間に合わなかった場合は、30日に飾るのがどうも良さそうです。
そして、外すのは地方によっても違いがあるようですが、7日までに外してあげる所が多いようです。(関西は15日までとか違いがあるそうです。)難しく考えず、要は正月が終わる頃までに外してあげたらいいんだと解釈しています。外したら、近所の神社に持って行って、燃やしてもらっています。
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