【放置で簡単】失敗しない温泉卵の作り方~卵屋さんが教えます~

2024年2月1日

簡単、温泉卵の作り方

温度も計らず、放置で簡単にできる温泉卵の作り方をご紹介します。300羽程度の小さな卵屋さんが教える温泉卵の作り方です。温泉卵は、消化や吸収にも良くて、その上美味しく、お勧めの卵の調理法です。とっても簡単にできるので、参考にしていただけたら幸いです。

用意するもの

卵4個、鍋、水1000ml(沸かす用)、水180ml(温度調整用)

失敗しない温泉卵の作り方

鍋で1000mlのお湯を沸かす

①鍋に水1000mlを入れたら、火にかけグツグツと沸騰させる。

鍋に、180mlの水を入れる。

②沸騰したら、コンロから鍋を下ろし、用意しておいた水180mlを加える。

卵を4個投入

鍋に卵を4個入れる。

③そしたら、素早く卵を4個鍋に入れていく。

卵が割れないように、お玉に乗せてから優しく入れ込むと、ベター。

鍋の蓋を閉める。

④後は、蓋をして放置するだけ。

超簡単、ほったらかしで、温泉卵が完成します。

鍋から、温泉卵を取り出す。

ご飯を作る際の最初に、温泉卵を仕込んでおけば、ご飯が出来上がったころには温泉卵も出来上がっています。

後は、鍋から取り出して、すぐに食べても良し、

冷ましてから冷蔵庫に入れて保存して、また次回に食べても良し♪

簡単、温泉卵の完成

早速、温泉卵の出来を確認してみましょう。

放置で簡単、温泉卵の完成。

んん、いい感じです。

白身が透明の生でなく、白くなって流動性がある感じで正しく温泉卵といった感じ!!

白身、黄身ともに半熟といった感じの温泉卵。

黄身を割ると、緩く固まってる感じで、私的には好みの温泉卵。

醤油をちょろっとかけて、いつも頂いています。

使用してる鍋の素材や、季節(寒いのか暑いのか)、卵の大きさとか、卵を冷蔵庫で保存、常温で保存など、状況に応じて微妙に温度が変わってくると思うので、加える水の量で微調整していただけたらなと思います。

もし、好みの固さより緩ければ、次回作る時に後から加える水の量を減らしたり、固ければ、後から加える水の量を増やしたりして、微調整できるのも面白い所です。

卵の固まる温度が、ポイント

温泉卵は、微妙な温度差で固まり具合が変わってくるので、卵が大きいものばっかりなのか?小さいものばっかりなのか?で、鍋のお湯の温度が変わってくるので、そこら辺も意識しておきます。(卵の大きさのチョイスによって、加える水の量は調整します)

ちなみに、白身は60度前後で固まり始め65度くらいで流動性がなくなって、80度で完全に固まると言われています。そして、黄身は65度で固まり始め、70度くらいで完全に固まってくるよう。

なので、白身が固まりきらず流動性を保ったまま、黄身もゆるく固まりかけくらいの温泉卵を目指すのであれば、70度くらいのお湯の温度をキープしたら良いことになるはず。

かといって、温度計をセットして温度をキープというのも、中々難しい。それで、今回の方法だと自然と、70度くらいをキープできるという事になるのだ。

今回使った卵

ちなみに、今回使った卵はこんな感じです。

卵4個。

今回使った卵は、56g(MS)、63g(M)、65gと68g(L)のもの。だいたい標準的な大きさでしょうか。

ちなみに卵の大きさは、S(46~52)、MS(52~58)、M(58~64)、L(64~70)、LL(70~76)となっております。

余談:Sサイズの卵8個の場合

卵屋さんをやってる都合、パックに入れるには小さい50g以下の卵を自給用として頂くことが多いのですが、その卵を使う場合は、1000mlのお湯を沸かして、100mlの水入れて、50g以下の卵を8個投入すると、うまい具合に温泉卵が完成します。

Posted by ろん