【DIY】井戸小屋の屋根のリフォーム
井戸小屋の屋根が老朽化で傷んできているので、直してほしいとの依頼がありました。 井戸小屋の屋根を波トタンを使ってリフォームしていきます。 時~~たま、こういったDIY仕事も舞い込みます^^
井戸小屋の屋根のリフォーム。
ビフォーはこんな感じでした。
屋根のトタンが長年の老朽化で、真っ茶っ茶に錆びていました。裏のコンパネもボロボロになっていました。
ひっくり返して確認してみると、コンパネを打ち付けてある下地は、生きていたのでそれはそのまま利用して、コンパネとトタンを新しいものに替えてあげることにしました。
屋根(蓋)を外してあげると、中はこんな感じに。
左に、汲み上げポンプ、右が井戸。井戸には、鉄製の三角錐の蓋がついている感じでした。
屋根のトタンを剥がしてやると、コンパネはやはりボロボロに朽ちてきていました。コンパネって結構、朽ちやすい材のように思います。湿気たりしてくると、重なってる薄い板状のものがペロペロ剥がれてきて、脆くなってくる事が多いです。
釘で、止めてあったので、くぎ抜きを使って、釘を抜いていきます。写真のように、釘の頭にセットして、金づちでコンコン叩いてあげると、釘の頭がハマっていき、後はてこの原理で、釘を引っこ抜いていきます。
全部剥がし終わると、下地の材が見えてきました。
ここは、朽ちていなかったので再利用していきます。
コンパネを適当なサイズに切っていきます。
角っこがブロックに当たったので、ちょうど形が合うように、角を落としてあげました。
下地が入る位置を、鉛筆で記しておき、ビス止めしていきます。
波トタンの下地を張る。
そして、今回波トタンを屋根の材に使っていくに当たって、横方向にヌキ板を使って下地を入れてみました。コンパネだけだと、長年使ってたら朽ちてきやすいだろうし、朽ちてきたら波トタンを止める傘釘も効きにくくなってくるだろうと考え、下地を入れることにしました。
ヌキ板は、コンパネの下にいる枠がある位置を狙って、釘を打って止めてあげました。これで、波トタンがを打つ下地ができたので、後は波トタンを張っていきます。
波トタンは、縦方向に山が入っているので、下地はそれに直行する横方向に張ってあげることで強度がでます。
波トタンの貼り方。
こんな感じに♪
波トタンを張るときは、ステンの傘釘を使うのがお勧めです。鉄製だと必ずと言っていいほど、数年で錆びてきます。
トタンの張り方としては、今回縦方向が短かったので、縦方向に重ねることはなかったのですが、重ねる時は下側から張っていくことで、雨が入らないように張っていけます。
傘釘は、山の上の部分を狙って打っていきます。間隔はホームセンターなどで紹介されてる基本は5山ごととなっています。4山空けて5山目に打っていきます。私は、今回3山空けで、4山目で打っていきました。
横方向に重ねる時は、2,5山以上が基本となっています。重ねた上側の端は上記の間隔と違っても、傘釘で止めてやるようにします。
井戸小屋の屋根、完成。
最後にもともと乗せてあった、屋根押さえの重石を置いてあげたら、井戸小屋の屋根のリフォーム完成なり♪買い出しから、作業完了まで、午前中でなんとか仕上がりました^^
波トタンだから長年使ってたら、いつかまた錆びてくる可能性もありますが、これで当分の間は大丈夫でしょう。 実はこの井戸小屋、大工だった私の祖父が作ったらしいです。
ジッチャンの名に懸けて、孫が直してきたのでした^^
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