【セルフビルド】もみ殻置き場の建築。
2017年12月、セルフビルドでもみ殻置き場を作った時の様子を紹介したいと思います。極力買わずにあるものを利用して作ってみました。独立基礎を利用した簡単な作りの小屋ですが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
柱と梁の刻み。
今回柱は、ストックしてあった廃材や流木などを利用してみました。流木は、薪燃料にするのに集めてたのですが、丸太で使えそうな物があったので、柱にしてみました。
丸太の流木をチェーンソーで削って、ホゾを刻んでいきます。ホゾの幅は一寸約3㎝。
ホゾの長さは適当です。7~8cmくらいでしょうか。
こんな感じに。なかなかいい感じに仕上がりました^^
廃材の方は、普通の角材なので、丸鋸を駆使して、ホゾを刻んでいきます。
こっちは、丸鋸があれば、簡単にできちゃいます♪
角ノミ。
じっちゃんが大工だったので、工場には便利な工具が沢山眠っています。これらの工具のおかげで、素人のなんちゃっての僕でも簡単に刻みができちゃいます。
角材にセットして、電源入れて、ハンドルをクルクルクルっと回していけば、ほぞ穴が簡単に彫れちゃいます。柱のホゾの長さに合わせて、穴を空けていきます。
各梁に、ホゾ穴を空けていきます。
柱と梁の準備ができました^^
基礎を作る。
柱がのる土台となる基礎の部分を作っていきます。
柱がくる位置を水糸を張ったりして、出しておきます。
そして、柱がくる位置をタコを使って、叩き固めていきます。たたき固めるといっても、ここはもともと田んぼだったうえに水はけも余りよくないので、硬く締まりませんが、、、(笑)
そしたら、バラスをしいて基礎石を置いていきます。
この時、石の上部の高さが揃うよう水平を合わせておきます。この時は文明の利器、レーザーレベラーがあると、とても便利です。
石は昔、自分所の畑の開墾で掘り返した石を利用しました。買わずになるべくあるものを有効活用♪
もみ殻置き場の建前。
柱と梁をかけやで叩き入れたら、よいしょと持ち上げて、基礎石の上に乗せてあげます。
柱と柱を横方向に木材で繋いでやって、各面に筋交いを入れてあげると、面がバチっと固まってきます。そしたら、屋根垂木を張って、貫板を直行するように張ってと、進めていきます。
こんな感じに。
垂木を渡すスパンが、実際に張ってみたら、結構広く感じたので、後付けで梁を一本足してあげました。
真ん中上の方に2×4の材を梁に一本足してみました。素人のセルフビルドなので、こんなことも日常茶飯事。閃きと思い付きで、作業を進めていきます。
また壁は、工場に野地板のような薄い板があったので、それを鱗状にする予定。その下地となるように縦方向に木材を入れておきます。
後ろ側の壁には、工場にストックしてあった廃トタンを再利用。もみ殻置き場なら、見た目にこだわる事ないので、有効活用していきます。
外壁は板を鱗状に♪
もみ殻置き場が完成しました♪
左側の壁は、ホームセンターで、野地板を買ってきたので、真新しい色をしています。
軽トラにあおりをつくって、ライスセンターなどで、もみ殻をたくさんもらってきました。
軽トラでもみ殻をもらってくる様子は、別の記事で紹介しています。⇒軽トラにあおり作って、もみ殻運搬。
もみ殻置き場倒れる。
2018年10月1日。
猛烈台風の直撃を受け、もみ殻置き場がコテンとひっくり返ってしまいました><ち~ん。
なんとかせねば~。。。
ろん氏、なんとかよじ登りロープを梁に結び付けております。
手で引っ張ってやったら、 意外とすんなり戻ってくれました。ふぅ~。
基礎石から少しずれてしまったので、ずりずりと柱の位置を微調整して、合わせてあげます。
なんとか元の位置に戻ってくれました。セ~~~フ^^
比較的小さな小屋で、重量も少ないから、風に弱いということが判明しました。(今更だけど)
そりゃあそうだ、石の上に乗っかってるだけなんだから。
アンカーを設置。
このままでは、同じことが起きかねないので、風対策を講じていきます。
ホームセンターなんかで売っているラセン杭をアンカーに使うことにしました。
このように上部に棒を通して、棒を回していくと、ラセン杭が少しずつ地面にめり込んでいきます。
ラセン杭をしっかり打ち込んであげたら、バンド紐で梁と結んであげて風で飛ばされないように抑えてみました。
もみ殻置き場の完成。
最終的にはこんな形に仕上がりました。
もみ殻が手前にこぼれてこないように壁を作ってあげました。軽トラでもみ殻を運んでくるので、丁度降ろしやすい高さに合わせてあります。
もみ殻を運んで来たら、網目のシートを被せて保護してあげています。
もみ殻がむき出しやと、スズメ、ハトなどが寄ってきたり、猫ちゃんにトイレされたりと被害にあうので、対策しています。
セルフビルドでの、もみ殻置き場の完成なり^^
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