【掘っ立て式】自転車置き場をDIYしてみました。
2015年5月に、掘っ立て工法で、自転車置き場をセルフビルドしてみました。掘っ立て工法とは、地面に穴を掘って、柱を埋めて建てていきます。
自転車置き場をDIY~
場所を決め、穴を掘る。
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作る場所を決めたら、柱が通る位置に、水糸を張って、柱の位置を出していきます。
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そしたら、柱の位置にスコップで穴を掘っていきます。掘れるところまで、掘っていくと、80~90㎝くらいまでは掘れると思います。
底には、少しバラスを入れて、つき固めてあげました。
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レベラーを使って、穴の深さ(バラスの上)は、同じラインに揃えておきました。
柱を埋め、梁をわたす。
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柱となる角材たち。工場に眠っていた廃材を利用したので、昔のホゾ穴が所々残っています。
地面の中に埋まる部分をガスバーナーで焦がしておきました。掘っ立て式は、虫食いのリスクが高いので、虫よけ効果に焦げを利用してみました。
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柱を立てると、こんな感じに。レベラーで穴の深さを揃えてあるので、柱の頭も綺麗にラインが揃います。水平器を柱に当てがって、水平を確かめながら、掘りあげた土を柱の周りに入れ込んで、棒で突き固めながら、固めてあげます。
今回、柱はホゾも刻まずに、ズボンと切っただけの簡単工法でした。
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そしたら、梁を乗せていきます。
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柱と梁は、羽子板ボルトで固定してあげました。
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買わずに、あり合わせの材を使ったので、長さが足りず途中で継いであげました。半分ずつに切った面を合わせて、ボルトで締め上げただけの超簡単継ぎ手。プロなら、使わないであろう素人ならではの技(笑)
継ぐ場所は、柱からあまり遠くならないようにします。柱の中心から1尺5寸(約45㎝)くらいまでにしておいた方が、強度が出やすくていいようです。
筋交いで固める。
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各面に四角を作ったら、柱の水平を合わせながら、筋交いを入れて固めていきます。筋交いが入ると、グラつかずに、安定感がグッと高まります。
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前から見ると、こんな感じに。
屋根部分。
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垂木を45㎝スパンで、釘を打って止めていきます。次に、ヌキ板を30㎝スパンで、釘で止めていきます。
そして、波トタンを傘釘を使って、止めていきます。傘釘は、ステン製のものを使うのがお勧めです。鉄製の物は、時間が経つと必ず錆びてくるので、、。
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貼り終わると、こんな感じに。
DIYの自転車置き場、完成。
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自転車置き場、完成なり。
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廃材を利用しているので、所々にホゾの跡が見受けられます。自転車置き場なので、少々の見た目や強度は、妥協してもいいでしょう。それよりも、工場に眠っていた廃材たちを使ってあげれたことに喜びを感じています。それに、買わずにあるものを有効活用できることが楽しくもあります。
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当時は、こんな感じに、バイクや自転車などを置いていました。
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自転車だけでなく、玉ネギ吊るしたり、ニンニク吊るしたりと、様々に利用できる軒下が出来ました^^
三角屋根を増築。
2015年11月。自転車置き場の北側に軒下を増築しました。
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この三角形の部分が、雨ざらしになっていたので、このデッドスペースを活用できるよう屋根を作ることにしました。
奥に掘っ立て柱を一本追加して、手前は柱無しで梁を延長してみました。強度が出るように斜めに材をいれてあります。垂木を放射状に設置して止めていきます。
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そしたら、横にヌキ板を置いて、固定していき、
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波トタンを形にあうように切って張ってあげ、こんな感じになりました^^
トラクター置き場も増築。
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2017年2月。自転車置き場の隣に、トラクター置き場を増設しました。
これも掘っ立て式だったので、一緒に紹介しておきます。
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今回、柱は一本だけ。反対側は、自転車置き場の柱を利用しました。
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同様に、真っ黒になるまで、バーナーで焦がしてあげます。
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今回柱が一本だけなので、安定性を得るために、斜めに杭を指して、固定していく作戦です。
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柱を立てたら、こんな感じに杭をカケヤで叩いて差してやって、ビス止めして固定してあげました。
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梁を渡して、屋根の部分にとりかかります。(ブルーシートはトラクターにかけてあります。)
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トタンを張ってこんな感じに。
実際に、トラクターを入れてみましたが、
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ここの下の木材が、ジャマでトラクターがうまいこと納まりませんでした。なので、微調整していきます。
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上にずらしてあげて、こんな感じに。
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いい感じに、納まりました。
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トラクター置き場の完成なり♪
掘っ立て式自転車置き場の特徴。
掘っ立て工法のメリット。
風に強い・・・自転車置き場のように、比較的小さな建物だと台風などの強風に煽られたとき、コケる心配があるのだけど、掘っ建て式の場合、埋め込んであるので、固定力が強くて倒れにくい事。
掘っ立て工法のデメリット。
虫食いに弱い・・・土の中に柱を埋め込んで、直接土に触れるので、白アリちゃんに食われるリスクが高いです。耐久性は、弱い部類に入ると思います。様子を見ながら、虫食いがひどい様なら補修もしくは、建て替えの必要がでてくるかもしれません。
DIYは、プロの作る建物ではないので、そういったリスクを理解したうえ自己責任で、その後の面倒を見てあげます。自転車置き場、2020年現在、約5年たちますが、朽ちることなく、バリバリ活躍しています。『壊れたらまた、作り直せばいいのさ』という開き直りができるのが、DIYの強みかもしれません。
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