『分厚い鉄板を使って、側溝の蓋を自作』の巻。
農園の入り口まわりの側溝に分厚い鉄板を使って、蓋を自作した時の様子を紹介します。素人によるDIYで、『自分で考えて、こうやって作ってみましたよ~』という、一体験談です。少しでも参考にしていただけたら幸いです。
鉄板を使って、側溝の蓋を自作。
2017年1月、農園内へ車の出し入れがもっとやりやすいように、入り口の幅を広げてみようと思い立ったのでした。これまでは、ちょっと油断すると脱輪しちゃうような幅くらいしかありませんでした><なので、改良していきます。レッツ、トライ!!
使う材料は、実家の工場の前に敷いてあった鉄板があったので、これを使わせていただきました。
以前、大工の工場として使われていた時は、重たいトラックなどの出入りがあっただろうと思われ、コンクリが割れるのを防止に分厚い鉄板を敷いてたんじゃないかと思います。
今となっては、なくても問題ないので、この鉄板を加工して側溝の蓋を自作していきます。設計した大きさになるように鉄板をディスクグラインダーを使って切っていきます。
鉄板の厚さは8㎜くらい。素人的な感覚ですが、強度的には、十二分にありそう。
ただ、分厚くて小さなディスクグラインダーで切れるのか!?謎でしたが、とりあえずやってみよう。
『迷わず行けよ、行けばわかるさ。いくぞ~!!』
鉄板をディスクグラインダーで切る。
文明の利器ディスクグラインダーは、素晴らしい。
分厚い鉄板でしたが、少しずつ切れていきます♪
足腰を安定させて、機械がぶれないようにシッカリと掴んで、作業を進めていきます。
無事に、端っこまで到達し、いい大きさに切れました。
丁度、側溝の幅とそのままの鉄板の幅とがマッチしていたので、このまま使っていきます。
鉄板に穴を空ける。
次は、鉄鋼用のドリルをセットして、鉄板にボルトが通る穴を空けていきます。
側溝の蓋がずれないように裏に木材をあてがって、ボルトで締めていく作戦です。
無事に空きました。
いきなり大きなドリルだと、穴が空きにくいと思うので、初めにある程度小さめの穴を空けてから、大きなドリルのビットに変えていくと空けやすいように思います。
裏には9㎝角の木材を使ってみました。セルフビルドで、使った柱の端材などを利用。
ボルトで止めれるようドリルで穴を空けてあります。
そして、ボルトとナットで木材を締めあげていくとこんな感じに♪
これで、蓋がずれて側溝に落ちる心配もなくなるでしょう^^
受けの調整。
鉄板の側溝の蓋ができあがったので、試しに一度置いてみました。
もともと設置してあった、コンクリの蓋(橋)と結構な段差ができてしまうので、手前側のコンクリを削って調整する事にしました。
ここでもディスクグラインダーが活躍します♪
ディスクグラインダーは、刃を替えれば、コンクリートも切る事ができます^^
ディスクグラインダーでたくさん切り込みを入れてやったら、金づちとタガネを使って、コンクリをハツって仕上げてみました。
自作の側溝の蓋、完成。
少し段差残っちゃったけど、支障なさそうなのである程度で良しとします。DIYなので、完璧を目指さずに、使えたらそれでよいのだ^^
反対側も鉄板の蓋にリニューアル。
2017年8月、前回作った鉄板の蓋と同じ要領で、反対側も蓋を設置してみました。
それまでは、木製の橋を自作して使っていたのですが、老朽化でボロボロになってきていました。
木製だと、風雨や車の通過で、徐々に朽ちてしまって、耐久性に少し欠けるのがデメリットでした><
メリットとしては、私の場合自分のところで伐採した自然木や余った端材などを利用したので、お金があまりかからない所と自然素材で見た目がカッコイイ所。
ボロくなった木製の橋は、解体してチェーンソーで玉切りして、五右衛門風呂や薪調理コンロの燃料に再利用。使い終わったら、薪燃料として使えるのも、メリットかもしれません♪
そんなこんなで、反対側も鉄板製の蓋に仕上げてみました。
前回とやり方は、ほぼほぼ同じです。鉄板切って、穴開けて裏に木材あてがって、ボルトで締めて固定。同様に、受けのコンクリもハツって高さを調整して仕上げてみました。
今度は、簡単に朽ちない半永久的に使える鉄板製の蓋に♪
使わなくなった物を使って、DIYで作れれば、費用も安く抑えられます。買わずに、すでにあるものを有効活用^^
これで、農園の入り口の左右の幅が広くなり、車の出し入れが随分とやりやすくなりました^^
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