ズッキーニの栽培~受粉不良を改善する方法~
ズッキーニを栽培していると、雌花が咲いて実がついたのはいいんだけど、大きくならずに腐ってしまうそんな経験はありませんか。そういった時、考えられる一番の要因が受粉不良です。ズッキーニは他のウリ科に比べ自然受粉しにくい性質があるようなので、人工的に受粉させてあげるのがポイントです。
ズッキーニの実が腐る。
ズッキーニを栽培していると、実が大きくなる前に途中で腐ってしまうなんて事がよく起こりがちです。こういった時に考えられる一番の原因に受粉不良が考えられます。
キュウリ、カボチャ、ゴーヤ、ヘチマ等他のウリ科だと放っておいても、自然に虫たちが花粉を運んで、受粉して沢山実ってくれるのだけど、なぜかズッキーニは受粉不良になる事が多いで様です><
なので、ズッキーニに限っては、人工受粉して受粉の手助けをしてあげるようにしています。
ズッキーニの人工受粉。
ズッキーニの人工受粉を行う時は、朝方におこなうのがポイントです。
というのも、実がつく雌花は朝方にしか花が開いていないので、受粉させるにはその時間帯を狙っておこなっていきます。
ズッキーニの雄花。
これが、ズッキーニの雄花。大きな5角形の星形をした綺麗な花が咲きます^^
元気に大きく開いた生きのいい雄花を選びます。
できるなら、受粉させる雌花がある個体と別の株から雄花をとった方がいいと思うので、そこら辺も意識しています。
とはいえ、作付け数が少なかったり、タイミングによっては、雄花と雌花が同時に咲いていない事も出てくるかもしれません。
そんな時の対処法としては、雄花が咲いた時に、切り取ってタッパーなどに入れて冷蔵庫で保存しておくという方法もあるようです。(私の場合、ない時は諦めていますが、、、)
そしたら、花びらを落として受粉させやすいように、おしべをだしてあげます。おしべの先に、花粉がたっぷりとついていますね♪
アリさんも花の蜜を求めてくるのか、いつも沢山入っています。
ズッキーニの雌花。
後は、雌花を見つけて、人工受粉させてあげます。雌花の根元には、すでに小さなズッキーニができているので、簡単に見分けることができます。
人工受粉。
後は、雌花を見つけてめしべの先に、おしべをくっつけて、花粉をつけてあげます。人工授粉というと、専門的で難しく感じるかもしれませんが、至って単純な作業で簡単に行えます。
ミツバチなどの虫の代わりに、花粉を運んで受粉のお手伝いをしてあげるという感じです(笑)
こんな感じで毎朝、受粉をおこなってあげると、ズッキーニの実が途中で腐らずに、大きく育ちやすくなります^^
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