単管パイプを使って、キウイの棚を自作する

単管パイプを使ったキウイの棚。

栽培していたキウイの木が大きくなってきたので、単管パイプを使って、キウイの棚を自作してみました。上部には農業用パイプを並べて、蔓を誘引できるように仕上げてみました。一自給農家のキウイの棚作りの様子ですが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

キウイの棚を自作する

キウイが植わっている。

ビフォー。

写真右手前が、トムリ(オス木)、右奥に香緑(メス木)が植わっています。

栽培していたキウイの木が大きくなってきたので、棚を自作しようと思います。

購入した材料の単管パイプなど。

近くのホームセンターで、色々と材料を揃えました。

今回使った材料とお金

単管パイプ(外径48.6)・・・4m×2、3m×2、2.5m×2⇒2280円×2+1780円×2+1680円×2で11480円。

単管打ち込みキャップ×2、単管打ち込み先端×2⇒148円×4で、592円。

直交クランプ×4、自在クランプ×1⇒198円×5で、990円。

垂木クランプ×3⇒178円×3で、534円。

農業用パイプ(外径22.2)・・・・4m×5⇒余ってた材なので、0円。

ミニクランプ(25.4×48.6)×15⇒398円×15個で、5970円。

合計19566

単管パイプのクランプなど。

クランプは、直交(90度で固定)と自在(角度が自由に動く)と2種類あるので、間違えないようにします。なるべく直交クランプで組み立てていった方が、固定力ができるので丈夫な棚が作れます。

今回、柱は2本で、反対側は耕運機置き場の屋根垂木に繋いで固定する作戦です。それで、垂木と繋げられるクランプを購入。

単管パイプの柱を立てる

単管打ち込み先端を取り付ける。

2.5mの単管パイプを柱としてそのまま使用しました。先端には、円錐状に尖ったこのような部品を装着。

単管打ち込みキャップを取り付ける。

上部には、単管打ち込みキャップを装着。

この頭をハンマーで叩いて、柱を打ち込んで、立てていく作戦です。

このような部品を使わず打ち込まずに、スコップで穴を空けてから、単管パイプを埋める方法でも良いのだが、今回柱を立てる位置をキウイのすぐ横にしたかったので、根を傷つけないように、打ち込む方法を採用しました。

単管パイプにマジックで印をつける。

50㎝ほど地面に打ち込む予定です。マジックで、印をつけておきます。

単管パイプをハンマーで打ち込んでいく。

ハンマーで、単管パイプを打ち込んでいきます。

(ハスクバーナーのクサビ打ち込み用薪割り斧をハンマー代わりに使っている)

単管パイプの垂直を確認する。

何度か東西方向、南北方向の垂直を確かめながら、少しづつ打ち込んでいきます。

50㎝ほど、単管パイプを地面に打ち込んだ。

マジックで印をしたあたりまで、打ち込めたら柱の完成。

単管パイプを組み立てる

直交クランプを使って、単管パイプを組み立てていく。

そしたら、直交クランプを使って、梁や桁となる単管パイプを固定していきます。

写真は、メス木の香緑。

隣の胡桃の木に、巻き付きながら伸びています。

垂木クランプをセットする。

耕運機置き場の屋根垂木。

そのままでは、角度が合わずに、斜め上向いてしまうので、ノコギリで切れ目を入れ、ノミで削って、垂木クランプの角度を合わしてあげました。

ミニクランプ。

天板には、ワイヤーではなく余っていた農業用パイプを使用することにしました。なるべく買わずにあるものを有効活用。

単管パイプと農業用パイプを組み合わせるために、ホームセンターで見つけたミニクランプを使用してみました。単管パイプと交差する農業用パイプは直交ではなかったので、自在のクランプを選択。

単管パイプと農業用パイプをクランプで固定していく。

それぞれミニクランプで、固定していきこんな感じに。

農業用パイプなら、ワイヤーよりも丈夫だろうし、長い期間使える立派な棚になるのではと思います。

飛び出たパイプをディスクグラインダーでカットする。

パイプがはみ出た部分をディスクグラインダーで切って、長さを揃えてやりました。

(このやり方は、少し危ない気がするのであまりお勧めできません。最初にパイプを切ってから、クランプで固定した方が安全なので、そちらの方が良いと思われます)

キウイ棚、完成!!

単管パイプを使ったキウイの棚に蔓を這わす。

後は、胡桃の木に伸びたキウイの蔓を引きはがし、新しく自作した棚の方に、誘引してあげたらキウイ棚の完成です。

単管パイプを使った自作のキウイ棚が完成する。

数年後には、キウイが棚に沢山ぶら下がっている事でしょう^^

楽しみな果実キウイフルーツの自給自足です。