自作の塩ビ管太陽熱温水器②~老朽化をメンテナンス&バージョンアップ~

2023年2月15日

自作の太陽熱温水器をメンテナンスする

2018年に自作した塩ビ管太陽熱温水器でしたが、5年の歳月がたち各所に老朽化が見られてきたので、一度メンテナンスする事にしました。具体的には、ビニールの張替えやビニールを止めるビニペットの導入、黒塗装の塗り直し、下地の入れ替え、支えの追加などの補修作業をおこないました。

その際に以前よりも、より良くなるように色々と工夫を加えてみました。

一素人のDIYによる太陽熱温水器の補修の様子ですが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

5年前に塩ビ管太陽熱温水器を製作した時の様子は、こちら⇒塩ビ管太陽熱温水器の自作【真夏で60度、春で40度に^^】

塩ビ管太陽熱温水器のメンテナンス

太陽熱温水器の老朽化

塩ビ管太陽熱温水器のビニールが壊れる。

まず、ひとつ目に太陽熱温水器を覆っていた農業用ビニールが破れて穴が開いている状態でした。

(2年ほど前に、農ビを一度張り直したのですが、また破れてきた)

このままでは、温室効果が薄まってしまうので、新しいビニールに交換します。

老朽化した温水器の下地の木材。

次に、老朽化したポイントとして下地の木材がかなり朽ちてきていた所です。特に、西側のアケビの蔓が這ってた所が顕著でボロボロに><このままでは、いつ崩れてきてもおかしくない状況だ。

使用していた農業用ビニール。

今回、改善するポイントの一つにビニールの素材を農ビから農POに変えてみようと思います。

農POの方が耐久性が高いそうです^^この間、ビニールハウスを張り替えた時に余った端材が丁度使えそうなので、それを使う事にしました。

その時の様子はこちら⇒【農POフィルム】ビニールハウスを張替えしてみた

温水器のたわみを直す

塩ビ管太陽熱温水器がたわんでいる。

ビニールを全部剥がしたのですが、よく観察してみると真ん中の方が少したわんでいるのが確認できます。下地の支えが壊れかけて、危険な状態でした。温水器に水を溜めて使用するのは止めて、近い内に補修せねば、、、

以前の太陽熱温水器の支えや下地。

ビフオーの支えは、こんな感じ。

軒下の垂木を伸ばして、2か所支えの木材に繋いでました。

この状態から、塩ビ管温水器を屋根の上で保ちながら、下地の木材を丸まる新しい物に入れ替えるという少し難易度の高いDIYに挑戦です。まあ、何とかなるやろう。

車のジャッキを使って持ち上げ、温水器のたわみを直す。

まずは、軽トラに掲載されてる車のジャッキを利用して、温水器のたわみを調整してあげました。

仮の支えを作って、太陽熱温水器を支える。

たわみをなくしたり、ある程度水平を直したりして、仮の支えを作って温水器の下地を固定していく。

太陽熱温水器のたわみが直った。

最初と比べるとだいぶ真っすぐ調整できました。完璧目指すと切りがないので、ほどほどで良しとします。

下地の木材を取り替える

太陽熱温水器の下地を外す。

そしたら、仮の支えで下側を抑えている間に、上側の下地を外して、新しい物に交換していきます。

太陽熱温水器の下地を新しい木材に変える。

こんな感じに。

今回ホームセンターで材木コーナーに行くと、よく利用する2×4の木材がやたらと高かったので、比較的安かった垂木を利用。

金具で温水器を固定する部分は、2×4を利用。前回より、一本分増やしてみました。

温水器上部に仮の支えを作る。

上部の下地が入れ替わったら、今度は上側を支え(仮)と繋いで固定していきます。

下側の下地を交換する。

上側の支えができたので、その間に下側の下地を交換していきます。

本支えを作る

本支えを作り、太陽熱温水器を支える。

下側の下地を交換出来たら、本支えを作っていきます。

本支えは、ウッドデッキの屋根垂木を伸ばして、ドリルで穴を空け、ボルトとナットで締め上げて固定。

新しくなった太陽熱温水器の支えと下地。

計4か所本支えを作ってこんな感じになりました。

ちょうど支えが当たる辺りに、温水器を金具で止めている2×4の材が来るようにして、より強度が出やすいように工夫してみました。

太陽熱温水器の枠ができる。

上から見ると、こんな感じに。

ビニペットを追加

太陽熱温水器の枠にビニペットを付ける。

今回2つ目の改良ポイントとして、ビニールハウスなどで使うビニペットを利用してみました。

これをセットしておけば、スプリングを付け外しするだけで、簡単にビニールの張替えができるので作業性が上がります。

ドリルビスを使ってビニペットを止めていく。

ビニペットは、ドリルビスを使えば、インパクトドライバーで鉄板事打ち抜いて止める事ができます♪

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黒い塗装の塗り直し

太陽熱温水器の黒い塗装が剥げている。

また、所々黒い塗装が剥がれかけていたので、塗り直ししてみました。

温水器に黒つやなしのスプレーで色を付ける。

コメリで買ったつやなしブラックの多用途スプレーを利用。シリコン配合で、高耐候、高耐久の水性スプレーです。

下に新聞紙を敷いたりしながら、屋根が汚れないようにして、塗装していく。

塩ビ管を黒く塗り直す。

今回、各塩ビ管を繋ぐ細い方の管や金具の部分も黒く塗装してみました。

これも改善点の一つです。

できるだけ黒い部分を増やした方が、少しでも温度の上昇が起こるはず。

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農POフィルムを張る

スプリングをはめて、農POフィルムを固定していく。

塗装した翌日、塗料が乾いたようなので、スプリングをはめて農POフィルムを止めていきます。

0.13mmの農POフィルム。

農POフィルム。文字が正しく読める方を外側にして張っていく。

厚みは、0.13mmの物を使用。

塩ビ管温水器のバージョンアップ完了

塩ビ管太陽熱温水器のバージョンアップ完了。

最後に、はみ出た農POフィルムをハサミで切って形を整えてあげたら、自作の太陽熱温水器のメンテナンス&バージョンアップ完了です。

2月の太陽熱温水器の温度40度を記録。

そして2月5日、1日晴天だったこの日は40度を記録!!

2月上旬に、自作の太陽熱温水器で40度到達したら、上出来ではないでしょうか。

よっしゃ~、大成功♪

冬場は、外気温が低いので、風呂釜の温度も低く、出来上がった温水を入れると少し温度は下がりますが、それでも、かなりの薪エネルギーの節約に繋がります。

後は少しの追い焚きで五右衛門風呂はポッカポカの適温に^^

五右衛門風呂を作った時の様子は⇒『【DIY】五右衛門風呂の作り方~シンプルな構造~

自然界に無限に溢れている太陽熱エネルギーを最大限に有効活用。偉大なる太陽様に、感謝!!