稲刈り機バインダーのタイヤ交換【DIY】

2022年12月24日

稲刈りの時に、刈り取りと同時に結束をしてくれるバインダーという機械。今回そのバインダーのタイヤがパンクしてしまったので、DIYでタイヤの交換修理をしてみました。一素人のタイヤの交換修理の様子ですが、少しでも何かの参考にしていただけたら幸いです。

パンクしたバインダーのタイヤ。

写真では少しわかりにくいですが、パンクして空気が抜けています。この状態だと刈り取りしてても、パンクしてる方に傾いてしまうので、バインダーが真っすぐ進まず、とても刈りにくい状態でした。

それで、タイヤを新しい物に交換する事にしました。

ちなみに、使っているバインダーは、クボタ一条刈のRB30といものです。

タイヤのサイズを確認し、同じ番号の新しいタイヤを購入。

バインダーのタイヤ交換

アマゾンで頼んでいたタイヤが届いたので、いざバインダーのタイヤ交換に挑戦したいと思います。今回下調べなしのぶっつけ本番。なんとかできるんじゃないかと、気軽に作業に取り掛かります。

ホイール、タイヤを外す

バインダーのタイヤを外していく。

まずは、パンクしたタイヤのホイールを止めているピンを抜いて、バインダーからホイールごとタイヤを取り外します。

タイヤを外した後、軸の下に角材をかます。

取り外せたら、角材などをかまして、バインダー本体が倒れないようにつっかえをしてみました。

外したバインダーのホイル付きタイヤ。

そしたらホイールを止めているナットを緩め、ボルトを外していきます。

ナット緩めのスプレーをかける。

が案の定固くて、全然動かないので、万能メンテナンススプレーを振って、ナットを緩めやすくしてからのスタート。

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ホイールのナットを緩め、タイヤと分離していく。

そんなこんなで、ボルトが全部外れたので、タイヤからホイールを外していきます。以前カブのタイヤ交換する時に購入したタイヤレバーを使って、写真のようにコジてみたら、簡単に外れました。

2つに割れたバインダーのホイール。

ホイールは、真ん中でパックリ2つに分かれ、こんな感じに。

中にゴムのパッキンみたいなものがあって、これでホイールとホイールを挟んだ時に、空気が漏れないようになっているようでした。面白い、こんな仕組みになっているんですね。

タイヤからホイールが外れた。

反対側も同様に取り外して、こんな感じに。

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ブリヂストンのタイヤを取り付ける

新しく注文したバインダーのタイヤ。

これが、新しく購入した新品のタイヤ。

最初は、ヤフオクでホイール付きのものを探してたんだけど、中々落札できず、値段もタイヤの新品とそう変わらない所まで吊り上がるので、いっそのこと新品のタイヤを購入する事にしました。

ブリヂストンバインダー用チューブレスタイヤ、サイズ18X7.0-8。アマゾンで、9980円でした。

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新しいタイヤにホイールを取り付けていく。

そしたら、ホイールの穴の位置を合わせながら、2つのホイールをはめ込んでいきます。

ここからが、どうやってボルトを止めていこうか少し悩みました。

ピンが刺さっていたヒトデ型の部品をセットしてからだと、ボルトを止めにくいので、まずはソレなしで仮止めして進めていけばいいかもと思いついた。

ホイールのボルトを仮止めする。

上からホイールを足で踏んで押さえつけながらボルトを通し、ナットを止めていきます。

真ん中のヒトデ型の部品がないので、穴に手を入れてボルトを合わすことが容易です。作戦成功。内側の4つのボルトが止め終わったら、

ホイールのボルトを全部止めていく。

外側の6つのボルトを止めて、こちらは強く締めてみました。

そしたら、中の4つのボルトを緩めて外し、ヒトデ型の部品をセットし、再度ボルトを止めていきます。

ビードを上げる

タイヤに空気を入れて、ビードを上げていく。

あとは、空気を入れて、ビードを上げていきます。

私が持っている空気圧が計れる空気入れは、幅が狭くて使えなかったので、自転車の携帯空気入れを使用。

タイヤには、空気圧の表示されている。

ちゃんとタイヤには、リム組み立て時と標準空気圧が表示されています。組み立て時には空気圧を上げて、ビードを上げて、上がったら、空気圧を下げて使いましょうって事なんだと思います。

空気圧計れないので、勘を頼りにおこなう。

バインダーのタイヤのビードが上がる。

適当に空気を入れてあげると、ビードが上がりいい感じに。

後は、バルブの中を少し押してやって、空気を適当に抜いてあげたらバインダーのタイヤの交換修理完了です。

初めてやったけど、やってみたらタイヤの交換作業は意外と簡単でした。

タイヤの微調整

タイヤがバインダー本体に接触する。

よっしゃ完璧!!と、いざバインダーにタイヤを取り付けてみると、タイヤの突起部が本体に接触しているではないですか><ショック。。。

タイヤのサイズ(番号)は、まったく同じものを注文したのだが、メーカーが違ったからか?微妙に外径が大きかったようです。

しょうがないので、なんとか調整してみようと思います。

タイヤの突起部をノコギリで切断する。

で、思いついたのが、タイヤの突起部をノコギリで切り落としてやる。でした(笑)

最初は、ヤスリで削るかなとも考えたのだけど、ノコギリで切るのが手っ取りばやいかもと閃きました。タイヤの突起部だし、いずれ摩耗なんかですり減ったりする部分だから、切っても問題ないでしょう。

タイヤの突起部をノコギリで切った。

ぐるっと、1周分本体に接触しそうな部分を切り取ってあげました。

バインダーのタイヤ交換完了

バインダーのタイヤ交換が完了する。

そんなこんなで、何とか無事にバインダーのタイヤ交換修理完了です(笑)

最後は、タイヤを切るという荒業がでましたが、見た目はともあれ素人のDIY。使えればOKなので、結果オーライです^^