稲刈り機バインダーのタイヤ交換【DIY】
稲刈りの時に、刈り取りと同時に結束をしてくれるバインダーという機械。今回そのバインダーのタイヤがパンクしてしまったので、DIYでタイヤの交換修理をしてみました。一素人のタイヤの交換修理の様子ですが、少しでも何かの参考にしていただけたら幸いです。
![パンクしたバインダーのタイヤ。](https://ron-nouen.com/wp-content/uploads/2022/12/DSCF8303-1024x768.jpg)
写真では少しわかりにくいですが、パンクして空気が抜けています。この状態だと刈り取りしてても、パンクしてる方に傾いてしまうので、バインダーが真っすぐ進まず、とても刈りにくい状態でした。
それで、タイヤを新しい物に交換する事にしました。
ちなみに、使っているバインダーは、クボタ一条刈のRB30といものです。
タイヤのサイズを確認し、同じ番号の新しいタイヤを購入。
バインダーのタイヤ交換
アマゾンで頼んでいたタイヤが届いたので、いざバインダーのタイヤ交換に挑戦したいと思います。今回下調べなしのぶっつけ本番。なんとかできるんじゃないかと、気軽に作業に取り掛かります。
ホイール、タイヤを外す
![バインダーのタイヤを外していく。](https://ron-nouen.com/wp-content/uploads/2022/12/DSCF8304-1024x768.jpg)
まずは、パンクしたタイヤのホイールを止めているピンを抜いて、バインダーからホイールごとタイヤを取り外します。
![タイヤを外した後、軸の下に角材をかます。](https://ron-nouen.com/wp-content/uploads/2022/12/DSCF8306-1024x768.jpg)
取り外せたら、角材などをかまして、バインダー本体が倒れないようにつっかえをしてみました。
![外したバインダーのホイル付きタイヤ。](https://ron-nouen.com/wp-content/uploads/2022/12/DSCF8307-1024x768.jpg)
そしたらホイールを止めているナットを緩め、ボルトを外していきます。
![ナット緩めのスプレーをかける。](https://ron-nouen.com/wp-content/uploads/2022/12/DSCF8309-1024x768.jpg)
が案の定固くて、全然動かないので、万能メンテナンススプレーを振って、ナットを緩めやすくしてからのスタート。
![ホイールのナットを緩め、タイヤと分離していく。](https://ron-nouen.com/wp-content/uploads/2022/12/DSCF8312-1024x768.jpg)
そんなこんなで、ボルトが全部外れたので、タイヤからホイールを外していきます。以前カブのタイヤ交換する時に購入したタイヤレバーを使って、写真のようにコジてみたら、簡単に外れました。
![2つに割れたバインダーのホイール。](https://ron-nouen.com/wp-content/uploads/2022/12/DSCF8313-1024x768.jpg)
ホイールは、真ん中でパックリ2つに分かれ、こんな感じに。
中にゴムのパッキンみたいなものがあって、これでホイールとホイールを挟んだ時に、空気が漏れないようになっているようでした。面白い、こんな仕組みになっているんですね。
![タイヤからホイールが外れた。](https://ron-nouen.com/wp-content/uploads/2022/12/DSCF8318-1024x768.jpg)
反対側も同様に取り外して、こんな感じに。
ブリヂストンのタイヤを取り付ける
![新しく注文したバインダーのタイヤ。](https://ron-nouen.com/wp-content/uploads/2022/12/DSCF8319-1024x768.jpg)
これが、新しく購入した新品のタイヤ。
最初は、ヤフオクでホイール付きのものを探してたんだけど、中々落札できず、値段もタイヤの新品とそう変わらない所まで吊り上がるので、いっそのこと新品のタイヤを購入する事にしました。
ブリヂストンバインダー用チューブレスタイヤ、サイズ18X7.0-8。アマゾンで、9980円でした。
![新しいタイヤにホイールを取り付けていく。](https://ron-nouen.com/wp-content/uploads/2022/12/DSCF8323-1024x768.jpg)
そしたら、ホイールの穴の位置を合わせながら、2つのホイールをはめ込んでいきます。
ここからが、どうやってボルトを止めていこうか少し悩みました。
ピンが刺さっていたヒトデ型の部品をセットしてからだと、ボルトを止めにくいので、まずはソレなしで仮止めして進めていけばいいかもと思いついた。
![ホイールのボルトを仮止めする。](https://ron-nouen.com/wp-content/uploads/2022/12/DSCF8325-1024x768.jpg)
上からホイールを足で踏んで押さえつけながらボルトを通し、ナットを止めていきます。
真ん中のヒトデ型の部品がないので、穴に手を入れてボルトを合わすことが容易です。作戦成功。内側の4つのボルトが止め終わったら、
![ホイールのボルトを全部止めていく。](https://ron-nouen.com/wp-content/uploads/2022/12/DSCF8328-1024x768.jpg)
外側の6つのボルトを止めて、こちらは強く締めてみました。
そしたら、中の4つのボルトを緩めて外し、ヒトデ型の部品をセットし、再度ボルトを止めていきます。
ビードを上げる
![タイヤに空気を入れて、ビードを上げていく。](https://ron-nouen.com/wp-content/uploads/2022/12/DSCF8331-1024x768.jpg)
あとは、空気を入れて、ビードを上げていきます。
私が持っている空気圧が計れる空気入れは、幅が狭くて使えなかったので、自転車の携帯空気入れを使用。
![タイヤには、空気圧の表示されている。](https://ron-nouen.com/wp-content/uploads/2022/12/DSCF8329-1024x768.jpg)
ちゃんとタイヤには、リム組み立て時と標準空気圧が表示されています。組み立て時には空気圧を上げて、ビードを上げて、上がったら、空気圧を下げて使いましょうって事なんだと思います。
空気圧計れないので、勘を頼りにおこなう。
![バインダーのタイヤのビードが上がる。](https://ron-nouen.com/wp-content/uploads/2022/12/DSCF8334-1024x768.jpg)
適当に空気を入れてあげると、ビードが上がりいい感じに。
後は、バルブの中を少し押してやって、空気を適当に抜いてあげたらバインダーのタイヤの交換修理完了です。
初めてやったけど、やってみたらタイヤの交換作業は意外と簡単でした。
タイヤの微調整
![タイヤがバインダー本体に接触する。](https://ron-nouen.com/wp-content/uploads/2022/12/DSCF8336-1024x768.jpg)
よっしゃ完璧!!と、いざバインダーにタイヤを取り付けてみると、タイヤの突起部が本体に接触しているではないですか><ショック。。。
タイヤのサイズ(番号)は、まったく同じものを注文したのだが、メーカーが違ったからか?微妙に外径が大きかったようです。
しょうがないので、なんとか調整してみようと思います。
![タイヤの突起部をノコギリで切断する。](https://ron-nouen.com/wp-content/uploads/2022/12/DSCF8338-1024x768.jpg)
で、思いついたのが、タイヤの突起部をノコギリで切り落としてやる。でした(笑)
最初は、ヤスリで削るかなとも考えたのだけど、ノコギリで切るのが手っ取りばやいかもと閃きました。タイヤの突起部だし、いずれ摩耗なんかですり減ったりする部分だから、切っても問題ないでしょう。
![タイヤの突起部をノコギリで切った。](https://ron-nouen.com/wp-content/uploads/2022/12/DSCF8340-1024x768.jpg)
ぐるっと、1周分本体に接触しそうな部分を切り取ってあげました。
バインダーのタイヤ交換完了
![バインダーのタイヤ交換が完了する。](https://ron-nouen.com/wp-content/uploads/2022/12/DSCF8347-1024x768.jpg)
そんなこんなで、何とか無事にバインダーのタイヤ交換修理完了です(笑)
最後は、タイヤを切るという荒業がでましたが、見た目はともあれ素人のDIY。使えればOKなので、結果オーライです^^
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