【放置で簡単】失敗しない温泉卵の作り方~卵屋さんが教えます~
温度も計らず、放置で簡単にできる温泉卵の作り方をご紹介します。300羽程度の小さな卵屋さんが教える温泉卵の作り方です。温泉卵は、消化や吸収にも良くて、その上美味しく、お勧めの卵の調理法です。とっても簡単にできるので、参考にしていただけたら幸いです。
卵4個、鍋、水1000ml(沸かす用)、水180ml(温度調整用)
失敗しない温泉卵の作り方
①鍋に水1000mlを入れたら、火にかけグツグツと沸騰させる。
②沸騰したら、コンロから鍋を下ろし、用意しておいた水180mlを加える。
卵を4個投入
③そしたら、素早く卵を4個鍋に入れていく。
卵が割れないように、お玉に乗せてから優しく入れ込むと、ベター。
④後は、蓋をして放置するだけ。
超簡単、ほったらかしで、温泉卵が完成します。
ご飯を作る際の最初に、温泉卵を仕込んでおけば、ご飯が出来上がったころには温泉卵も出来上がっています。
後は、鍋から取り出して、すぐに食べても良し、
冷ましてから冷蔵庫に入れて保存して、また次回に食べても良し♪
簡単、温泉卵の完成
早速、温泉卵の出来を確認してみましょう。
んん、いい感じです。
白身が透明の生でなく、白くなって流動性がある感じで正しく温泉卵といった感じ!!
黄身を割ると、緩く固まってる感じで、私的には好みの温泉卵。
醤油をちょろっとかけて、いつも頂いています。
使用してる鍋の素材や、季節(寒いのか暑いのか)、卵の大きさとか、卵を冷蔵庫で保存、常温で保存など、状況に応じて微妙に温度が変わってくると思うので、加える水の量で微調整していただけたらなと思います。
もし、好みの固さより緩ければ、次回作る時に後から加える水の量を減らしたり、固ければ、後から加える水の量を増やしたりして、微調整できるのも面白い所です。
卵の固まる温度が、ポイント
温泉卵は、微妙な温度差で固まり具合が変わってくるので、卵が大きいものばっかりなのか?小さいものばっかりなのか?で、鍋のお湯の温度が変わってくるので、そこら辺も意識しておきます。(卵の大きさのチョイスによって、加える水の量は調整します)
ちなみに、白身は60度前後で固まり始め65度くらいで流動性がなくなって、80度で完全に固まると言われています。そして、黄身は65度で固まり始め、70度くらいで完全に固まってくるよう。
なので、白身が固まりきらず流動性を保ったまま、黄身もゆるく固まりかけくらいの温泉卵を目指すのであれば、70度くらいのお湯の温度をキープしたら良いことになるはず。
かといって、温度計をセットして温度をキープというのも、中々難しい。それで、今回の方法だと自然と、70度くらいをキープできるという事になるのだ。
今回使った卵
ちなみに、今回使った卵はこんな感じです。
今回使った卵は、56g(MS)、63g(M)、65gと68g(L)のもの。だいたい標準的な大きさでしょうか。
ちなみに卵の大きさは、S(46~52)、MS(52~58)、M(58~64)、L(64~70)、LL(70~76)となっております。
余談:Sサイズの卵8個の場合
卵屋さんをやってる都合、パックに入れるには小さい50g以下の卵を自給用として頂くことが多いのですが、その卵を使う場合は、1000mlのお湯を沸かして、100mlの水入れて、50g以下の卵を8個投入すると、うまい具合に温泉卵が完成します。
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