五右衛門風呂~下水板(げすいた)の自作~
五右衛門風呂の下水板を自作した時の様子を紹介します。風呂釜の底に敷く下水板がないと、熱くて火傷する恐れがあるので、薪を焚いて温める五右衛門風呂では、必須のアイテムとなります。
下水板(げすいた)の自作。
五右衛門風呂をDIYで据えた2015年3月。
実際にお風呂を焚いて、入るのにあたって必要な下水板を自作してみました。スモールハウスの建築で余った端材などを利用して、風呂釜の底のサイズに合うように切り取っていきます。
わが家の風呂釜は円形をしているので、こんな感じに。
裏にも、板を当てがって、ビス止めして固定してみました。
下水板は、五右衛門風呂の形式によっては、底に引っかける窪みがあって、板が上がってこないようにできる物もあるそうですが、今回購入した五右衛門風呂の釜には、引っかける所がないシンプルなタイプでした。
下水板(げすいた)を使う。
水を入れて、薪で五右衛門風呂を沸かしたら、いざ下水板をお風呂に浮かべて、足で沈み込みせながらお風呂に入っていきます。焚いたばっかりの五右衛門風呂の釜の底は、アッツアツなので、下水板がないと火傷する恐れがあるので、必ず使うようにします。
下水板のリニューアル。
2017年10月。自作の下水板を使い始めて2年半くらいで、だいぶ朽ちかけてきました。板が朽ちてきて、一つ外れてしまいました。毎日お風呂のお湯につかるので、どうしても朽ちやすくなってしまいます。
裏側はこんな感じで、ビス止めして固定していました。
今回の反省を活かして、ビス止めだと朽ちてきた時に弱って、板が外れたりしやすいので、次はビスを使わず、一枚板で作ってみることにしました。
工場にストックしてあった材から、良さそうな板を見繕ってこの材に決めました。五右衛門風呂の底のサイズに合わせて、円状に鉛筆で下書きをしていく。
そしたら、丸鋸を駆使して、少しずつ切り落として、円状に仕上げていきます。
最後にカンナで角を落としてやって、こんな感じに♪
一枚板の下水板の完成。
お風呂に入るときだけ、湯船に浮かべて、使い終わったら、壁にかけてあげてこんな感じに。下水板にドリルで穴を空けて、壁に打ったビスにかける仕様になっています。
使い始めてから2年半たった2020年6月現在も、朽ちて壊れることなく、使い勝手良く使えています♪一枚物の下水板、壊れにくく使い勝手も中々良しです^^
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