らっきょうの塩漬け~5%塩水で、塩抜きなしでも美味しいです~

2023年9月23日

らっきょうの塩漬け(塩水バージョン)

らっきょうが沢山収穫できたので、塩漬けにしてみました。らっきょうの塩漬けというと、塩だけを入れて漬ける方法もありますが、今回は塩水に漬けるやり方でらっきょうの塩漬けを作ってみました。5%の塩水なので、塩辛過ぎず、塩抜きなしでそのまま食べれて、簡単な美味しいらっきょう漬けです^^

一自給農家のらっきょうの塩漬け方法ですが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

らっきょうの塩水漬け

らっきょうを収穫する。

まずは、らっきょうを収穫します。

本来らっきょうの収穫時期は、6~7月辺りですが、今回8月下旬に収穫したため少し芽が出かけています。(ちょっとくらい芽が出てても、問題なく食べられます)

レシピ&使った物

らっきょう・・・1kg(下処理後の重さ)
塩・・・・・・・100g
水・・・・・・・1000cc
鷹の爪・・・・・2本
保存瓶・・・・・2L容器

らっきょうの下処理

らっきょうの頭をカットする。

らっきょうを掘り上げたら、一つずつらっきょうの種球をばらし、土をざっと落としながら、頭をハサミで切っておきます。

らっきょうの薄皮を剥く。

次に、らっきょうを水で洗いながら、外側の薄皮を剥いでいきます。

汚れがついているものは、外から2枚目の皮も剥いだりして、綺麗にしてあげる。

らっきょうの根っこを切る。

薄皮を剥いだら、根っこの部分を切り落とす。

下処理の終わったらっきょう達。

下処理が終わったらっきょう達。

らっきょうの塩水漬け

下処理の終わったらっきょうと塩。

下処理が終わったら、らっきょうを塩水に漬けていきます。

下処理後のらっきょう1㎏に、塩100g。

塩漬けの濃度は、らっきょう1㎏+水1000ccの総量2キロに対して、塩が0.1㎏なので、

0.1キロ÷2キロ=0.05・・・となり、5%のらっきょうの塩漬けとなる計算です。

塩とらっきょうを瓶に入れていく。

保存容器に、塩とらっきょうを交互に少しずつ入れていく。

今回の分量だと瓶は、2Lくらいがちょうど良いです。

最後に、水を加える。

分量の水1000㏄を加える。

鷹の爪の種を取り除く。

鷹の爪は、頭を落とした後、爪楊枝などでほじって種を取りだしておく。

らっきょう漬けに、鷹の爪を入れる。

鷹の爪2本を投入。

らっきょう、塩、水、鷹の爪の入った瓶。

このままだと塩が底に溜まっているので、瓶のふたを閉めたら、上下逆さまにしたり、横にしたりして、何度か軽く振ってやると、塩が溶けます。

瓶を振って、塩を溶かしたらっきょう漬け。

塩が溶けたららっきょうの塩水漬けの仕込み完了です。

冷暗所で、保管していきます。

簡単らっきょうの塩漬けが完成

1週間経過のらっきょうの塩漬け(塩水漬け)

1週間経過するとこんな感じです。

沈んでいたらっきょうが、徐々に浮いてきて、

発酵が進んで、泡が浮いてくる。

自然と発酵が起こって、ぷくぷくと泡が発生してきます。

まだ少し葱っぽい辛みが少しありますが、このくらいから、徐々に食べ始める事ができます♪

2週間が経過したらっきょうの塩漬け(塩水漬け)

2週間目になると、こんな感じに。

ぶくぶくと気泡を出しながら発酵が進み、葱っぽい辛さが徐々に抜けていき、マイルドな味わいに変わっていきます。漬け汁もだんだん濁ってきました。

3週間を過ぎると、ぶくぶく発酵も落ち着き、今度はらっきょうが沈んできます。ちなみにすでに、少しずつ食べているので、数は少なくなっています。

お皿に盛ったらっきょうの塩漬け。

食べた感じは、葱っぽい辛みがなくなり、塩味もしっかりらっきょうに馴染んで、ほんのり唐辛子の辛みが入り込んで、絶妙に美味し。

塩分5%のらっきょうの塩漬けなので、塩辛過ぎず、そのままでも美味しくいただけます^^

以前は、塩水でなくて、10%の塩だけらっきょう漬けでしたが、ズボラな私は塩抜きなどの工程が億劫で、合わなかったので、この塩水5%で、塩抜きなしでも美味しく食べれる塩水漬けがお気に入りとなりました。

簡単楽ちんで、美味しいらっきょうの塩漬けの出来上がりです^^