タイ・ラオス男一人放浪旅【4~5日目】自転車ヂャカヤーンでパノム・ワン遺跡を巡る。

2021年2月20日

これは、2011年の1月から2月の30日間に及ぶタイ・ラオス放浪の旅の記録である。今回は、その旅の4~5日目のお話。

当時の年齢は29歳。もう10年近く前の話になりますが、スロウなアジアを求めて、ふらっと東南アジアを放浪していました。タイのムエタイの道場へ通ってみたり、タイやラオスで自転車を借りてあちこち走り回ったり、遺跡を巡ったり、観光地でもない小さな村を訪ねたり、本能の赴くままにあっちへふらり、こっちへふらり。

普通に観光地を回る旅だけでは、満足できない私がたどった一風変わった旅の記録です。あまり検索需要のない記事になるかもしれませんが、暇つぶしにでも読んでいただけたらこれ幸いです。

4日目。自転車ヂャカヤーンを借りる。

2011年1月15日。四日目。

今日は朝から、ムエタイ道場の会長さんとランニングへ行く約束をしていたので、早起きして準備して、ホテルの前で会長さんを待つ。6時に待ち合わせだった。

会長さんがバイク(ビッグスクーター的なヤツ)で迎えに来てくれた。バイクの後ろに乗り、狭い路地を抜けて、先へと進む。

タイの早朝、馬の散歩。

途中、馬を散歩させてる人たちを見かけて、おお~、いい光景やな~と感動したのであった。朝方こういう光景をよく見かけたが、散歩なのかは謎?

ちなみに、野犬なのか、飼い犬なのか?これも謎だけど、離されてる犬もよく見かけました。

ここで、会長さんの事を少し紹介しておく。会長さんは、35歳と若く、当時の僕の6つ上でした。ムエタイルンピニーの元チャンピオンでモーという。ここからは、会長でなくモーと呼ばせてもらいます。

格闘技やってない方はピンとこないかもしれないけど、ルンピニーのチャンピオンってマジ、凄いんだから。

そんなこんなで、ランニングコースがある公園に到着した。

公園のランニングコース。

公園は、大きな池の周りを囲うような形で、周回コースになっている。1周だいたい5㎞くらい。ここが道場に通う人たちのランニングコースになっているみたいでした。昨日道場で一緒に練習した子たちも、何人か見かけた。

ムエタイの朝練に参加。

ランニングが終わると、バイクで別の場所へ移動し、一緒に連れて行ってもらった。誰かの家の庭先のような所で、朝練が始まった。おそらく、この日は土曜だったので、学校が休みで朝から子供たちの練習をしているようでした。自分ももちろん参加させてもらった。

近くに転がっていたサンドバックをぶら下げて、トレーニングは始まった。練習生は中高生くらいの子2人と僕の3人。最初はサンドバッグをやらしてもらい、次いでモーのミット打ちをやらしてもらった。

詳細は省くが、ムエタイ特有の技やコツを色々と学べました。最後に、首相撲の練習。ムエタイチャンピオンから直にテクを教わり感動(涙)

その後、ジムに戻るとモーは近くの屋台で買ったラーメンを奢ってくれた。一緒にジムの中で食べた。以前、日本人の女の子が練習に来たことあるよとか、このジムの選手で元ルンピニーチャンピオンがいて日本でも試合したことあるんだとか色々教えてくれた。

その後ホテルまで送ってくれた。時間は、まだ午前九時過ぎ。

今日の予定は、まず買い物。近くのお店を探し、練習用のバンテージ、目覚まし時計、ぞうりなどを買った。あと、自転車を借りるか、買うかしたいと思ってあちこち探し歩くが全然見つけられなかった。

また道中見つけた、スーパーに立ち寄って、石鹸やジュースを買った。このスーパーは日本にもよくあるようなスーパーでした。

タイのスーパーの冷蔵庫。

冷蔵庫を開ける扉に、なぜか日本語で『ご自由に開けてください。』と書かれていたのが、ウケた。

日本の中古品が流れてきたんだろうか、、、?

4日目になって、少しこの旅の仕方がわかりかけてきて、何をするかて、こういう生活に必要なものを買いに動いたりすることも、1つの目的なんだなと思った。こういった普通の事でいいんだな。

お昼ごはんは、ナコン駅の隣にある食堂で、豚肉を煮込んだものにスープをかけたご飯を食べた。30Bこれも安い。そして、美味かった。

自転車を借りる。

さあ、自転車をどうするか、、、?

困ったときは、トゥクトゥクのオッちゃんだ!!案の定駅前にいくと、こないだのオッちゃんに合えた。

指さし会話帳を片手に、『ヂャカヤーン(自転車)借りたい、知っとる?』と聞くと、『まかせとけい!!』そんな感じのやりとりの後、オッちゃんは僕を乗せてくれた。

トゥクトゥクのオッちゃん。

ああ、頼もしやトゥクトゥクのオッちゃん。

オッちゃんが連れて行ってくれた所は、自転車屋ではなくってバイク屋だったけど、訳を話すと置いてあった自転車(マウンテンバイク)を貸してくれることになった。よっしゃー!!

3DAYで、500B。パスポートを預けて、自転車を借りることになりました。

バイク屋のオッちゃん&トゥクトゥクのオッちゃんに感謝。サンキュー。

タイで自転車を借りる。

道を覚える意味も兼ねて、朝ランニングを行った公園まで、行ってみた。

時刻は午後の2時。今日はもう、ホテルに戻ってゆっくりすることにした。タイに来て、4日目。少しタイの生活にもアジャストできるようになってきました。お腹下したりすんのかとも思ってたけど、今の所いたって健康。

少し昼寝して、夜の練習に備える。

今日の練習は、14歳のノットにサンドバックを教えてもらった。子供達でも、ここでは僕の先輩だ。リングでのミットは、デブッチョのワンに受けてもらった。ワンは、トレーナー的な感じのお兄ちゃんで、子供達にも指導していた。

前日と同じような流れで、サンドバッグやミット、筋トレ、首相撲などをこなす。徐々に道場の人たちの名前も覚えてきた。中学生くらいのポム、大人で元ルンピニーチャンピオンのオロノーと道場に通うメンツも少しわかってきました。

そんなこんなで、この日の練習も終わった。今日は膝蹴りを結構やって膝が赤くなって少し痛かったが、あの膝蹴りはマスターしたいと思った。明日は日曜で、練習は休みらしい。

豚肉チャーハンを食べる。

ホテルに戻り、近くの飯屋へいき豚肉が入ったチャーハンを頼んで食べた。これもメチャ旨だった。

5日目。パノム・ワン遺跡へGO。

朝6時半くらいに起床。準備をして、今日はチャリンコ(ヂャカヤーン)でパノム・ワン遺跡を目指すことにした。ナコンラーチャシーマから一番近い所にある遺跡で、市内から約25キロ離れたところにあるクメール遺跡です。

ここは、日本を発つ前に購入しておいた、ガイドブックの『わがまま歩きタイ』を参考に探しました。

ちなみにクメール遺跡とは、9世紀から15世紀まで東南アジアで(タイ、ラオス、カンボジア辺り)栄えていたクメール王朝時代の遺跡の総称。

こういった本を1冊持っておくと、海外旅初心者には、心強い。各地の観光スポットに加え、巻末の方にはトラベルインフォーメーションとして、旅で役たつ色んな情報が掲載されている所も有難かった。

ちなみに、この本に乗ってた地図を参考に、パノム・ワン遺跡を目指していきます。2号線を北上する。

少し走ると、大きな市場を発見し、立ち寄ってみることにした。

大きな市場を発見。

かなり大きな本格的な市場だった。観光客がくるような所じゃないけど、僕はこういった所は超ワクワクする。ジブリの世界観に近いものがあり、メチャ素敵な空間でした。

中を散策し、ご飯屋さんを見つけ、朝食にする。白飯(タイの細いお米)、卵を揚げたヤツや魚?亀?の身、フライドチキンを頼み、お腹いっぱい食べた。美味かった。市場最高。

市場を後にし、自転車で先を進む。

途中でドライブイン的な休憩所に立ち寄って、休憩した。トイレをすまし、前の売店で、鶏の足を焼いたのを頼んだ。僕の注文の仕方が悪かったのか、ご飯もついてきたが、全部食べた。これも美味かった。

ドライブインで鶏肉を食べる。

もうしばらく走った所で、2号線を右折し、パノム・ワン遺跡を目指す。残り4㎞くらい。だんだんいい感じの田舎の通りになってきた。

パノム・ワン遺跡に到着。

特に迷うことなく、パノムワン遺跡に無事、到着した。よっしゃ!!

ちなみに、無料で観覧できます。

パノム・ワン遺跡の写真。

パノムワン遺跡を満喫し、何枚も写真を撮った。思ったより、大きくなかったがいい感じの所でした。ちょっと感動。それに、自転車でこれたという事がなんだか、達成感というか、クリア感があって楽しめた。リアルなドラクエしてるような感覚(笑)

スロウなアジアみつけた。

パノム・ワン遺跡を見終わって、さらに奥の道へチャリで進むことにしました。というのもここら辺は、田んぼが多くあり、小さな川があり、とてもスローでいい雰囲気の所でした。せっかくなので、もうちょっと行ってみよう。

タイの道端で牛を見つける。

道中出くわした牛さんたち。

ドラクエでいうなら、モンスターに遭遇(笑)

タイの田舎で、鶏の親子を見つける。

道中出会った鶏の親子(笑)

そこには、僕が求めていたようなスロウなアジアが広がっていました。

また、小さな村のある家の中から、なにやら機械音が聞こえていてきたので、少し見せてもらいました。

昔ながらの木製の籾擦り機。

な、な、なんと、それは木製でできた昔ながらのお米の籾擦り機でした。

籾を入れると、中の機械がガッサガッサ揺れたりしながら、お米を選別したり、籾擦り(殻外し)をしてくれるみたいな機械でした。

籾擦り後のお米

機械を通ると、このように殻がとれたお米がでてきます。

いやしかし、木製で出来てる機械にはマジ驚きました。これも、ジブリで出てきそうな世界(本日2回目)。パノム・ワン遺跡で終わらず、少し足をのばしてみて、よかった^^

ここらあたりで、そろそろ引き返し、ナコンへ帰ることにした。

帰り道に見かけた、建設中の建物。鉄筋コンクリートみたいですね。

足場?コンクリを固めるための支え?木製の細い丸太みたいな木で支えてて、中々原始的なやりかただな~ってつい目を奪われてしまいました。日本では見たこともないようなやり方でビツクリ。

そんなこんなで、ナコンラーチャシーマに帰ってきました。途中大きめのデパートによって、本屋で辞書と地図を買って、ホテルに戻った。午後の4時。

そういや本屋さんで、ドラゴンボールやクレヨンしんちゃんなど日本の漫画が置いてあったのが印象的でした。

晩御飯は、近くのタイヌードル屋によって、米の白い麺のクイッティオを食べ、お代わりして小麦麺のバミーを食べた。これも、美味しかった。

今回の記事はここまで。この時は、後数日でナコンを立つ予定でいましたが、後1週間近くも滞在することになるとは、つゆ知らず。タイ・ラオス男一人放浪の旅は、まだまだ続く。