自力で、視力回復に挑戦した体験談の記録(現在進行形)

2024年2月1日

視力回復に挑戦した一個人の体験談の記録をご紹介したいと思います。大人になってから、自力で視力回復に何度か挑戦して、一回目は挫折し諦めましたが、2度目の挑戦から少しずつ視力回復の兆しが見え始めてきました。まだ、裸眼で生活できるほどは回復していませんが、以前より確実に視力が回復してきたのを実感しています。

一個人の視力回復体験談ですが、少しでも参考にしていただけたらこれ幸いです。

視力回復体験談

まずは、私が今までにどのような視力の変化をしていったか、幼少期のころから順をおって説明していきたいと思います。

視力の低下

小学生低学年・・・視力1.5、外で遊ぶのが大好きな子供だったので遠くを見ることが多く自然と視力バリバリ見えていました。

小学生高学年・・・視力1.5⇒0.7、高学年になるころに塾に通いだすようになってから徐々に視力が低下し始める

中学生・・・視力0.7⇒0.1、だんだん見えにくくなってきて、メガネを常用し始めるようになり、その結果さらに視力の低下が進行する(塾通いあり)

高校生・・・この頃になると、勉強にもあまり意味を感じられなくなってきて、勉強を熱心にやらないようになり、塾通いも辞めたせいもあってか、視力の低下は徐々になくなってきました。

それでも、最終的にメガネやコンタクトの度数は、‐4.5までいきました。視力は0.05くらいでしょうか?視力表の一番上が見えず、だいぶ前まで持ってきてもらって、やっと切れ目がわかる程度でした、、、

その後は、大学、社会人と視力はさほど変わらず、落ち着いていました。

20代半ばで、一度視力回復を志し、何冊か視力回復の事が書かれた書籍を買い込んだり、ネットで探した視力回復にまつわる情報を独学したりして、色々と試みてみるも中々思うように成果が出ずに挫折しました><


その時に試した方法で、覚えているのが、夜暗い所で、小さな点ほどの明かりを見つめる。遠くを見るように意識する。度数の低いメガネを作る。裸眼の状態でいることを増やすとかが、記憶にあります。

数か月間続けてみましたが、中々成果がでずに辞めてしまいました。成果が出ない中、良くなるのかわからない事に力を割くのは、中々難しいものです、、、。

視力回復の兆し

そして、30代半ばで再度、視力回復に挑戦する事となります。

そのきっかけとなった出来事は、ある時新しいメガネを作りに行った時の出来事でした。それは、以前作った度数の低いメガネ(少し見えにくいような度数で作った物)で視力検査したら、普通に1.5近く見えるようになっていたことでした。

そう知らない間に、視力回復していたんです。この経験はとても大きくて、大人になってからでも視力は回復するんだという確信に繋がりました。

視力がよくなったと考えられる要因は、度数の弱いメガネを常用していたことや仕事柄、農業などの野外で過ごすことが多かったので、自然と遠くを見ることが多かったから、ではないかと自己分析しました。

一番悪かった時のメガネの度数は‐4.5だったけど、‐3.75でも綺麗に見えるようになっており、さらに度数を弱くしたメガネを作ることにしました。その時は、‐3.25と‐2.75のメガネを早速作りました。

度数の低いメガネを作る。

メガネ屋さんには、『近距離作業用に度数の弱いメガネが欲しいんだ』と訳を話すと、希望に応じて度数を合わせてくれます。本当は、『視力回復やってるから度数の低いメガネが欲しい』と言いたい所なんだけど、恐らく理解してもらえないだろうから~(笑)

とはいえ、実際に近距離作業する時は、度数の弱いメガネに替えることはとっても大事なことです。

このような出来事があったのが、2018年の夏の出来事でした。そこから、視力回復に向けて動き始めます。

度数の低いメガネを常用し始めると、最初の数か月で面白いように視力が回復しました。見えにくかったメガネが徐々に見えるようになってきたのです。‐2.75の度数のメガネは、視力表で0.3くらいしか見えなかったのが、0.6まで見えるようになってきたのです。たったの数か月の出来事です。

度の違うメガネを使い分ける。
度数の違うメガネ。
最初の方に作ったメガネは、見えすぎて使わなくなっている。

『よし!!このままやり続けたら、完全視力回復も夢ではない。』と意気込んで、さらに、度の弱いメガネを作りに行きます。次は、‐2.25と‐1.75と‐1.25と作ってみました。

‐1.25はパソコン用。(メガネをかけた矯正視力は0.2程度だけど、パソコンくらいの近距離作業だとちょうどよい)

が、しかしそうすんなり進んでくれないのが視力回復。そんなに甘くはありませんでした。

ここから、停滞期に入り、中々思うように視力が伸びてくれせんでした。見えにくい‐1.75の度数のメガネ(見え方としては、視力0.3くらい)をなるべく使うようにしてましたが、思うように回復せず、効果がないのに見えにくい世界に居続けるのが段々と億劫になってきて、‐1.75のメガネは封印するようになりました。

そして、そこそこ見える‐2.75のメガネ(見え方としては当時で矯正視力0.6~7くらい)を常用するようにしました。そこから、数年は停滞期で、もう視力は回復しないのかもな~と半ばあきらめかけていたら、2021年10月現在また視力回復の兆しが見え始めてきました。

‐2.75のメガネの見え方が、視力1.0近く見えるようになっていたのです^^よっしゃー!!

ということは、一番悪かった‐4.5のメガネから度数を7段階下げて、‐2.75まで来たことになります。時間はかかるかもしれないけど、少しづつ確実に視力回復は進んでいます。

大人になってからでも視力は回復するんだな。

まだまだ、メガネを外して、裸眼での生活とまではいきませんが、このまま少しづつ度数を下げていく事ができれば、いつか裸眼で生活できることも夢ではないと思います。

また、視力回復の兆しがでてきたら、書き加えていきたいと思っております。

私の視力回復の方法

私なりの視力回復方法のコツや考え方を紹介したいと思います。

第一に、度数の低いメガネを作る。そして、状況に応じて、度数の低いメガネを使い分ける。これが、一番重要なポイントだと思います。

視力を悪くする原因として、遠くが見えやすいメガネをかけた状態で、近くを見続けるといった事が一番目に負荷がかかるので、近距離作業する時は度数の低いメガネを使うなどして、なるべく目に負担がかからないようにしてあげます。

また、見えすぎるメガネを常用していると、綺麗に見えるから脳が満足して、視力向上に繋がりにくいので、少し度の低いメガネを常用し、少しぼやけるのでもう少し綺麗に見たいと脳が判断し、視力を向上に繋がる様に仕向けていきます。

度数の低いメガネを使い分ける

見え方は、晴れ、曇り、雨など光量によっても変わってきますが、晴れの日なら矯正視力0.7ほど見えるメガネがあれば、日常に支障なく過ごせる事ができると思います。見えにくい世界に慣れていく事、そうする事で徐々に見えるようになっていく、そんなようにも感じています。

夜間や曇り、雨などの見えにくい日、または車の運転などは、良く見える高めの度数のメガネを選ぶとか。天気の良い日は、低めの度数で十分だなとか、慣れた室内の空間だから、さらに度数低くてもいいかなとか。

本を読む、パソコンをする時などは近距離用に作ったメガネにするとか、なるべく目に負担がかからないような度数のメガネを使い分けるようにします。また、軽い近視の方は、メガネを外して、本を読む、パソコンをするなどして目に負担をかけないようにします。

また、視力回復したかったら、見えすぎるメガネを常用するのは避けたい所です。

こんな感じで、度数の低いメガネに慣れていきます。

しかし、見えにくい世界に慣れ過ぎても、向上しにくくなるような気もするので、時々綺麗に見えるメガネをかけたりするのも、逆にいい刺激になっていいようにも思います。綺麗に見えるメガネを再度かけることによって、度の低いメガネがやっぱり見えにくい、もっと見えるようになりたいと、脳に刺激が加わるのかもしれません。

なるべく遠くを見る。

次の視力回復のためのポイントは、普段の目の使い方を意識的に変えていく事が重要になってくるように思います。

遠くを見ている写真。
道の奥の方に、焦点を持っていく。
(写真の真ん中の辺)

私が普段から意識しているのは、外へ出かけるときなどに、なるべく遠くの方へ視点を持っていくようにしています。

斜め下の近くを見ている写真。
目の悪い人は、目の前の斜め下を見がち。
(写真の真ん中の辺)

下を向いて、すぐ近くの斜め下を見るのではく、顔をあげて、地平線のかなたといいますか、遠くの方を意識してみるようにします。

この意識をするかしないかは、大きな違いで、いつも遠くを見てるのか、いつも近くを見てるのかは、視力回復にとても重要なポイントのように思います。アフリカの広大な大地で過ごしている現地の民族の視力が非常に優れているように、目にどういった環境を与えるかはとても重要です。

ちなみにアフリカの人でも、都市部で普通に過ごすと視力1.0程度に自然と落ち着いてくるんだとか(笑)

主に、私がやってきた視力回復法はこのくらいで、特別な訓練をするとうよりも目に与える環境を変えて、本来動物に備わった環境に適応する能力を最大限に活用していくといった感じの回復方法です。

もともと目が悪くなったのだって、塾通いで近くを見る機会が圧倒的に多くなって、『コイツは近くを見ることが多いから、近くを見やすいように目を変えてやろう』と身体が判断し、環境に合わせて遠くよりも近くに標準合わせやすいようにしてくれた結果、視力が悪くなったに過ぎないと思う。

『視力回復トレーニングするぞ』と気持ちが乗っている時は、夜間に小さい光の点を見つめるだとか、3Dの動画をみるなど、することもありますが、そういった視力回復トレーニングは中々継続して続けていくのが難しいのが実際の所です。よほどの根気がないと毎日、続けることができないように思います。

私もその中の一人ですが、ほとんどの人が、効果が出る前に挫折してしまうのでしょう、、、。

視力回復には、それなりに時間がかかってくると思います。考えてみれば視力が悪くなった時だって、数年にかけて少しずつ少しずつ悪くなっていったのだから、良くなるのも同様に時間がかかるはずでしょう。あまり気張らずに気長に続けられるやり方が良いと思います。

その点、私が取り組んできた方法だと、少し度数を低くしたメガネを常用したり、パソコン、本などの近距離作業をするときは、度数の低いメガネに替える、外に出るときは意識して遠くを見るようにするなどで、日常生活から継続して行うことができるので、それらを習慣にさえしてしまえば、知らない間に視力回復トレーニングをしている事となる。

そう特別なトレーニングはしなくても、度の低いメガネを使い分けるなどして、目に悪い環境をなくして、遠くを見ることによって目に良い環境を揃えてやれば、自然と環境に適応するように視力は変化していくのではと私は信じております。

一般的には、大人になってからは視力は回復しないと言われているけど、現に私は少しずつですが視力は回復しています。

生活の知恵袋

Posted by ろん