しその実の塩漬け~その日のうちに、美味しく出来上がります~

2024年1月29日

しその実の塩漬けを作ってみました。しその実を収穫したら下処理して、さっと湯がいて塩を振ります。それだけで、その日のうちに美味しいしその塩漬けが出来上がります。しその香りとプチプチの食感が食欲をそそるご飯のお供の完成です^^

一自給農家のしその実の塩漬けの作り方ですが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

しその実の塩漬け~作り方~

今回使ったレシピ

青しその実20g、赤しその実40g⇒計60g・・・しその実は、赤でも、青でも、ミックスでもOK
塩6g程度(しその実合計の10%の重量)

しその実を収穫

青しその実

9月中下旬あたりになると、しその実が充実して膨らみ始めてきます。今回は、九月下旬辺りで、収穫しました。

収穫のタイミングは、花が咲き始めてから、終盤になったあたりで、穂先に数個ずつ花が残っているくらいの時期でしょうか。

要は、早すぎると膨らんでいない実が多いので、ある程度膨らんだ実が多くなってきたら収穫時期です。遅すぎると種が硬くなってくるので、タイミング良く収穫をおこないます。

青しその実を収穫する

収穫する時は、穂先に向かって手でしごいてやると簡単に実の部分がポロポロと収穫できます。

穂先を切り取って持ち帰る方法もありますが、現場で外してやると手っ取り早いように思います。

アクが出るのか、指が少し黒っぽく汚れるので、気になる方は手袋をしてもいいかもしれません。

赤しその実

青しその実が少し少なかったので、赤しその実も収穫して作ることにしました。

余談ですが我が家では、青しそは一人生え、赤しそは梅干し用に、早めに育苗してから栽培しているので、赤しその方が結実するのが少し早いようです。

収穫した赤しその実と青しその実

左・赤しその実40g、右・青しその実20g。

しその実を洗う

しその実を水で洗う

ボールに水を張って、何度か水を替えながら良く洗ってあげます。

しその実をすくいとる

しその実は浮いてくるので、手ですくい取ったり、茶漉しですくい取ったりして、何度か水を替えてしその実を綺麗に洗ってみました。

こうすれば、重たい砂汚れなどあれば、水の下に沈むので、除くことができます。

しその実のあく抜き

しその実に塩をかける

塩を一つまみ入れて、良く揉んであげます。

しその実を塩もみしてアクを抜く

そうすると、アクらしき濁った汁が出てくるので、流してあげます。

しその実を沸騰したお湯に入れる

そしたら、鍋にたっぷりのお湯を沸かし、30秒ほどさっと湯がいていきます。

湯がくと綺麗な青色に変色します。赤しその色も自然と抜けていきます。

湯がいたしその実を流水にさらす。

さっと湯がいたら、ザルに上げ流水にさらして、冷やしていきます。

しその実の水気を切る

冷やし終わったら、水気をしっかり絞ってあげます。


しその実を塩漬け

そして、ここでもう一度、しその実の重量を確認。

湯がいたしその実に塩を入れる。

ほぼ、最初の重量と変わっていなかったので、そのまま60gの10%、6gくらいの塩を投入。

このくらいの塩分が、そのままご飯などに振りかけて食べやすいので、個人的にはお勧めです。

しその実に塩を混ぜ込む

よく混ぜて、塩を馴染ませてあげたらしその実の塩漬けの完成です。

しその実の塩漬けを保存

しその紫蘇漬けをジップロックにいれる。

あとは、ジップロックなどに入れて、冷蔵庫または、冷凍庫で保管します。

冷凍保存でも食べる都度に、そのまま温かいご飯などに振りかけたり、オニギリにしたり、チャーハンに入れたりと、使う事ができるので、長期保存、日持ちさせたい時はお勧めです。

しその実の塩漬けをご飯にかけて食べる

しその実の塩漬けを作った翌日、早速ご飯に振りかけて頂いてみました。超美味し。

綺麗な青色としその香り、プチプチとした食感、適度な塩加減が食欲をそそります♪

保存食。

Posted by ろん