ペール缶を使ったロケットストーブの自作。
2016年2月、ペール缶を使ってロケットストーブを自作してみました。ロケットストーブは燃焼室の周りを断熱材で囲ってあげることで、燃焼効率の良くなるエコなストーブにことをいいます。上の口がコンロにもなります。面白そうだったので、作ってみました。
ロケットストーブの自作~ペール缶を使用
ペール缶2個、バーミキュライト3袋、煙突エビ曲×1、T曲×1、煙突
ペール缶は知り合いがやってるガソリンスタンドで、もらってきました。
バーミキュライトは、近くのホームセンターで購入。
畑資材や園芸用の所においてあります。4袋用意したけど、3袋で十分足りました。
ペール缶に穴を空ける
ペール缶の一つに切り込みを入れて、こんな感じに煙突の径にあうように丸く穴をあけてやります。
内から、見るとこんな感じ。
もう一方のペール缶は、底の付近をディスクグラインダーでカット。
材料を組み立てる。
インパクトドリルで穴を空けて、適当な大きさのボルトとナットをはめて、二つのペール缶を合体させます。
後は、煙突をセットして、ペール缶と煙突の間にバーミキュライトを詰め込んだら出来上がり。
朝から作業開始して、材料調達、加工組立、完成まで、ほんの半日。
思ってたよりも、結構簡単に作れちゃいました。
ペール缶を使ったロケットストーブの完成。
自作したロケットストーブをスモールハウスの土間に持ち帰って、試し焚きしてみます。
調理器具が置きやすいように、小さく割ったレンガを三方に置いて、五徳がわりに。
ぢんちゃんも始めて見るロケットストーブに興味津々(笑)
試し焚き。
やかんをセットしていざ、試し焚きじゃ。
ここが、焚口となります。
最初は、中々煙突に炎が引いてくれなかったけど、吸い込みだしたら一気に引いてくれました。
煙突とペール缶の間に敷き詰められたバーミキュライトが、断熱材の役目を果たすことによって、煙突の引きがグンと上がり、焚口で起こった炎が、煙突の中でグンと上まで伸び、こんな感じになります♪
ロケットストーブの長所は、燃焼効率がとてもいい所。
小さな薪でも、よく燃えてくれる、とても、エコなストーブなんですね^^
使ってみた感想。
実際に使ってみて感じたのは、室内での使用はちょっと危ないのかなと、感じました。
煙突の先っちょがコンロになっているので、火の粉など周りに飛ぶ可能性もあるので、野外に近いような場所での使用に限られそうです。薪の燃焼効率が良いという所は、とても魅力的だったんだけど、使い勝手の点では、一辺に2コンロ使え、安全に室内でも使える時計型ストーブには、劣るかな~と感じました。。。
新たな展開。
そこで、一つ閃きました。時計型ストーブにロケットストーブの原理をミックスさせたら、効率よく使い勝手の良い調理ストーブ作れるんじゃない!?
思いついたら何でもやってみよう。
『閃いたら、実行せよ~』(神の声)
という事で次回は、ロケッ時計ストーブを作るの巻となります。こうご期待。
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