毛虫触ってみたパートⅢ~リンゴケンモンの幼虫編~
10月下旬に、サクランボ暖地桜桃の木に、毛虫がいるのを発見しました。特徴をよく観察して、調べてみるとリンゴケンモンという蛾の幼虫で無毒だという事が判明。無毒とわかれば、一度は触ってみたい。いっちょ、毛虫君と戯れてみっか^^
毛虫を触るのもかれこれ、3種類目の挑戦です。今までは、マイマイガ、クスサンと毛虫を触ってきましたが、リンゴケンモンとやらは、お初です。
毛虫というと有毒でカブレるというイメージが強いですが、意外と無毒な毛虫も多いようで、触っても大丈夫とわかると毛虫に対するイメージが随分と変わります。
リンゴケンモンの幼虫。
10月の下旬サクランボ暖地桜桃の葉っぱで、毛虫がついてるのを発見。
まだ知らない毛虫だったので、いくつか写真を撮ったり、特徴をよく観察したりして、同定してみることにしました。
毛虫の同定。
こういった時は今の時代、ネット検索が便利です。
サクランボの木にいたので、『サクランボ 毛虫 種類』などとキーワードを入れて検索。
サクランボの木につく毛虫が10種類くらい出てきた中から、よく似た毛虫を探し出します。特徴を見比べたり、発生時期を確認したりしていくと、同定できます。リンゴケンモンの幼虫という事が判明。
名前がわかれば、毒があるか無毒かも調べることは容易です。無毒という事がわかりました。
サクラ属の木につく毛虫で、リンゴケンモンに少し似ているヒメシロモンドクガやアカモンドクガなどは有毒なので、間違えないように注意は必要です。
同定するのに参考させてもらったページ⇒『サクラ属樹木の害虫』
リンゴケンモンの特徴。
リンゴケンモンは、黒ベースにオレンジの帯が前後につながっていて、黒色の所に白っぽい点々がついている。
身体全体に長毛があって、毛先が少しカールし、毛の先端が白くなっています。
ぱっと見は、いかにも毒がありそうですが、無毒^^
ちなみに、蛾の幼虫です。
毛虫リンゴケンモンを触る。
同定が出来、無毒という事が判明したので、毛虫に触ってみます。
初めての種類に触る時は、少し緊張します。ドキドキ。
葉っぱから、毛虫を触って、手の平に乗せてみました。無事、痛くも痒くもなく、触れることができました。
ふぅ。
最初毛虫を見つけた時は、駆除した方がいいのかなと考えたけど、この時すでに10月末で、ボチボチ葉っぱも落葉してくる時期も近いので、無毒の毛虫なら、少しくらいいてもいいかも!?
手に乗せて、毛虫と触れ合うと、なぜか少し情が湧いてきたりもします。そして、手の平の毛虫はそ~っと、サクランボの木に返してあげたのでした。
うちの農園内で、出会う毛虫は見た目はみんな危なそうだけど意外と触れ合ってみるとフレンドリーな毛虫が多いみたいです(笑)
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