黄ゆずと赤唐辛子で作る~赤柚子胡椒の作り方~
12月黄色く熟した黄柚子と韓国唐辛子の赤いのを使って、赤柚子胡椒を作ってみました。唐辛子は辛みがマイルドな韓国唐辛子を使用。ゆずの黄色と唐辛子の赤が混ざって、オレンジ色の綺麗な柚子胡椒が出来上がります。
一自給農家の赤柚子胡椒の作り方ですが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
赤柚子胡椒の作り方
黄柚子9個・・・皮の重量120g
生の赤唐辛子(韓国唐辛子)・・・種とワタを取り除いて、60g
柚子の果汁少々・・・10g
塩・・・・・・40g(柚子の皮+赤唐辛子+柚子果汁の総量の約20%)
黄柚子と赤唐辛子(韓国)の分量比は、黄柚子:赤唐辛子=2:1でやってみました。辛すぎず、程よいマイルドな辛さの柚子胡椒を目指します。
赤唐辛子の量は、お好みに応じて入れる割合を調整してください。今回の分量は、辛さ控えめです。
黄柚子を収穫
黄柚子の旬は、11月から12月辺り。
黄柚子を使って、柚子胡椒を作る場合、この辺りの時期に、収穫して仕込んでいきます。
庭の片隅で、栽培している柚子の木。
今回使った柚子は、12月初旬の収穫です。無農薬栽培なので、皮まで安心して使えます。
赤唐辛子(韓国)を収穫
赤唐辛子の品種は、韓国唐辛子を使用。⇒柚子胡椒を作るには、ほどよい辛さです。
韓国唐辛子の青は、まったく辛みがないので、柚子胡椒づくりには赤いのを選びます。
ちなみに、鷹の爪を使うとかなり辛みの強い柚子胡椒が作れます。
その時の様子はこちら⇒『鷹の爪を使った柚子胡椒の作り方~ピリリと辛く柚子の風味が最高です~』
黄柚子9個に、韓国唐辛子の赤を適量。
赤唐辛子は、少し多めに収穫しておいて、黄柚子の皮を剥いた総量に応じて利用します。
黄柚子の皮を剥く
収穫した黄柚子を水でざっと洗ってあげて、ザルに乗せて水を切っておきます。
黄柚子の水分を軽くふき取ってあげてたら、皮を包丁で、剥いていく。
すりおろす方法もあるけど、剥いた方が沢山穫れるので、お得な気がします(笑)
完熟なので、ワタもあまり気になりません。
赤唐辛子の種を取り除く
赤唐辛子は、半割にして、中のワタと種を取り除いておきます。
小さめのスプーンの頭を使って、こそげると取り易いです。
この作業は素手でやると、唐辛子の辛み成分で、手が痛くなったりするので、ビニール手袋必須です。
中身を取った赤唐辛子を細かく切っていきます。(ミルサーしやすいように)
黄柚子の皮も細かく切っておく。
塩の分量
黄柚子、赤唐辛子に、分量の塩を合わせる。
長期保存させたいので、全体の20%の塩分でやってます。
ミルサーで混ぜる
箸で、ざっと混ぜておきます。
そしたら、少しずつミルサーにかけて、粉砕していきます。
少し混ざりにくいですが、その都度、容器を振ったりして、根気よく細かくしていきます。ここで、柚子の果汁をプラスすることで、少し粉砕しやすくなります。
柚子一個分を絞って、少しずつ加えてみました。
美味しい赤柚子胡椒が完成
ペースト状のなめらかな柚子胡椒が出来上がりました。
黄柚子の黄色と赤唐辛子の赤色が混ざり合って、綺麗なオレンジ色に♪
後は、瓶に詰めて、保存していきます。
後は、熟成して味が落ち着くまで1週間程度寝かせてあげたら、赤柚子胡椒の完成です。
柚子の風味がたっぷりで、ほどよい辛みの美味しい赤柚子胡椒が出来上がりました。
韓国唐辛子を使っているので、辛みもまろやかで、料理の薬味としても使いやすいです。ゆずの香りと唐辛子の辛みが食欲をそそります^^
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