塩ビ管太陽熱温水器の自作【真夏で60度、春で40度に^^】

2020年3月27日

塩ビ管太陽熱温水器最新

2018年2月、塩ビ管太陽熱温水器を自作してみました。好天の日には、真夏で60度、日照時間の少ない12月はさほど効果は薄いですが、2月でも30度くらいまでは十分上がります^^無限に溢れている太陽のエネルギーは素晴らしい。

太陽熱温水器とは、屋根の上に設置して、太陽の光を吸収して、温水を作る装置のことをいいます。主に、お風呂用に使っています。

手軽にホームセンターで、購入できる資材を使って、製作費用も2~3万円程度で作れちゃいます。それでいて、温水器の性能は、市販の物とはいかないまでも、十分に温まってくれてエネルギー源(薪)の節約に大貢献しています。

エコの観点からも、ぜひとも取り入れたい一品です♪

塩ビ管太陽熱温水器の自作。

私が作る塩ビ管太陽熱温水器の特徴。

よく作られている塩ビ管太陽熱温水器は、縦型が多いのですが、私は横型にしてみました。これは、屋根の形状がその方が都合がよかったからです。

もう一つの特徴は、枠を作って、農業用ビニールで覆って、温室にしてあげている所です。塩ビ管は黒く塗装して、太陽のエネルギーを吸収するように作るのですが、温室効果とダブルパンチで、温水を作り出します。

塩ビ管太陽熱温水器の設計図。

当初作成した設計図。わかりにくいと思いますが、こんな感じです。DIYなので、自分がわかればOK牧場。(すみません、、、)

一般的には、塩ビ管を縦に使って、温水器を作るケースが主流ですが、屋根の形状などを考慮して横型で設計してみました。雑な設計図ですが、僕の頭の中では、これでイケルとGOサインが出ています(笑)

一般的な縦式の塩ビ管太陽熱温水器の作り方は、『農家に教わる暮らし術ー買わない 捨てない 自分で作る』に紹介されています。

塩ビ管を加工。

VU100×4mを5本用意。うちの風呂釜に丁度いい水の量が、170Lなので、それくらいになるように計算。温水器を乗せる屋根の長さも考慮して、3、7mずつにカットしてみました。

3,7m塩ビ管×5本で、だいたい170Lくらいになります。計算式は、塩ビ管の半径×半径×3,14×塩ビ管の長さで、体積を計算します。

半径5,4cm×5,4cm×3,14×長さ370㎝×5=169390,44㎤⇒約169L

子供の頃に算数で習った授業が、役に立つ時がきました(笑)

塩ビ管の蓋には、インパクトドライバーのドリルビットを使ったりして穴を空けておきます。

この穴が給排水の穴となり各塩ビ管を繋いでいきます。

塩ビ管バルブ用ソケットにシールテープ、ゴムをセットして漏れにくいように念入りにしました。

このソケットは、内側から外に向かって差し込みます。

ゴムパッキンは、ホームセンターにいけば各サイズ置いているので、ちょうど合うものをチョイスしておきます。

そして、外側から給水専用ソケットをねじ込んでいくとこんな感じに。

塩ビ管同士は、塩ビ管専用のボンドでくっつけていきます。

反対側は、水の流れを考えて、上下が逆になるように地面側になるようジョイント。

塩ビ管を黒く塗装。

次は、太陽光を吸収して、温度が上がりやすいように黒く塗装していきます。

スプレー缶タイプの物を使って塗装してみました。

一番上に設置予定のパイプには、オーバーフロー用に、インパクトドリルで、小さな穴を空けておきます。

屋根の上に下地を作る。

屋根の上に塩ビ管太陽熱温水器を設置するための下地をつくり、

こんな感じに。次は、実際に塩ビ管を屋根の上に持って行って、設置していきます。

ぶっつけ本番一回勝負、ボンドでくっつけていくので、ドキドキ。

塩ビ管太陽熱温水器の組み立て。

西の吸水側はこんな感じに。左上が、給水のパイプで、下が排水になります。

東のジョイント部はこんな感じ。

排水のパイプの先は屋根の上を通って、お風呂場へGO!!

試しに水入れて、ちゃんとオーバーフローするか確かめてみた。完璧^^

これだけでも、温水器として十分稼働するのだけど、もう一工夫加えます。

ビニールを張る。

最後に農業用のビニールを張って、温室状態にして温度上昇率を高めてあげます。

こんな感じで、DIY塩ビ管太陽熱温水器完成!!

自作の塩ビ管太陽熱温水器、稼働。

使う水は、自らスコップで掘りあげた掘り抜き井戸の水をポンプアップ。

天気のいい早朝に、塩ビ管太陽熱温水器に水を入れ、

南向きの屋根の上で、一日太陽のエネルギーを吸収して、塩ビ管の中の水が温められていきます。

屋根の上の温水器から繋がったお風呂場の上のコックをひねれば、五右衛門風呂に太陽熱エネルギーで温まった温水が自重で流れ落ちる仕組みとなっております。

完成した2月の下旬頃、天気の良かったこの日は温水器38度を記録^^

以前作ったポリタンク太陽熱温水器とは比べ物にならないくらいの温度上昇!!

この季節でも、ここまで温度が上がるとは想像以上の出来でした。(感動)

ちなみに夏場は、50度から60度近くまであがりました。塩ビ管太陽熱温水器、本当に作ってよかった~。 自堀の井戸水を自作の太陽熱温水器で温めて、自分で据えた五右衛門風呂に 、薪を焚かずしてアッツアツのお風呂に入れるなんて~(涙)。

塩ビ管太陽熱温水器の自作は、THE男のロマンなり。

仮に、お風呂に適温な40度近くまで上がらなくとも、五右衛門風呂で真水から焚くことを考えたら、少しでも温まったら、それだけでも十分に薪の節約につながります。

身近に溢れている自然(ゼロ円)エネルギーを有効活用!!