【打ち抜き井戸】3度目の井戸掘りに挑戦~失敗と成功~
2014年7月、今回も自作の塩ビ管井戸掘り器を駆使して打ち抜き井戸を掘っていきます。 懲りずに3度目の井戸掘りに挑戦です。 今回はスモールハウスの敷地ではなく、少し離れた所にある鶏舎地に井戸を掘ってみてる事に。
というのも当時、有力な情報があって、鶏舎のすぐとなりの敷地で、隣人が昔、井戸を掘り当てた事があるらしいのです。どうもその人の話によると、何本か掘って水脈に当たったんだとか。
というのもあって、こちらに井戸を掘ってみようと思います。
打ち抜き井戸で、井戸掘り~失敗編~
井戸掘りも今回で、3回目の挑戦です。さあ、三度目の正直となるか!?
塩ビ管の井戸掘り器を使う。
勘を頼りに、掘る場所を決めていきます。鶏舎の北西辺りに、決めた。
榊とお塩をお供えして、井戸神様にまずはご挨拶。
自作の塩ビ管井戸掘り器を使っての井戸掘りもこれで3回目。要領は、だいたい心得ております。
まずは、スコップで掘れる所まで、掘っていきます。今回は80cmくらい。
次は、水を穴に入れて、井戸掘り器を使って掘っていきます。 今回、地層が柔らかかったのか、サクサクっと掘り進んでいきました。
井戸掘り器とはこういったもので、ホームセンターで仕入れたもの何かで簡単に作れます。井戸掘り器を自作した時の様子は、一回目の井戸掘りの記事で紹介しています。
穴の中に井戸掘り器を突っ込んで、上下にガッサガッサ地面を突いていきます。
井戸掘り器に、ある程度ドロドロの泥土がたまったら、上げて外に出しての繰り返し。
がしかし、3メーター少し掘ったところで、岩盤に当たり掘り進めなくなりました。
終了~。3度目の正直ならず。。。
しかし、まだ時間は午前中でした。昼から、もう一本掘ってみるか!?
打ち抜き井戸で井戸掘り~成功編~
三度目の正直改め、こうなったら七転び八起き。ほんの数時間で、これだけ掘れるんやから、もう一本掘っちゃおう。
これで、なんだかんだ井戸掘りも4回目の挑戦になります。
今度は、鶏舎の南側辺りに目星をつけて、掘り進めました。このように塩ビ管井戸掘り器を穴に突っ込んで、パイプを手で握って、上下に動かして地面を突き崩していきます。
この日の夕刻には4m30㎝まで到達しました。
というのも、ここで硬い層にぶち当たり掘り進めなくなったのだった。
今回の手ごたえとしては、中々いい感じでした。
前に掘った井戸とは違い砂の層が下の方からでてきました。砂の層には水の層がある可能性が高いらしいので期待が高まります。実際にポンプでくみ上げてみないとわからないけど、いい傾向。
格闘技で鍛えた背中は井戸掘りでも活用できる。
井戸掘りをするといつも泥だらけ~(笑) 今日は、ここまで。
径を広げ、井戸枠を挿入。
あくる日来てみたら、井戸の中にカエルが入っていました。これがホントの井の中の蛙!!
蛙をすくって、外の世界に出してやり、今日は、井戸の径を広げる作業にはいります。
前回も使った井戸の径広げ器のこんなん道具や、
こんな道具を使って、径を広げていきます。
穴が広がったら、次は井戸枠の作成。
前回井戸掘り②で、失敗した時の井戸枠があったので、それを再利用します。
下から1mの所に穴が空けてあります。
この穴が、井戸の水量にも直結してくると思うので、さらにたくさん穴を空けてやりました。
鶏舎の屋根に立てかけるとこんな感じ。パイプの長さは5m。長っ!!
緊張の瞬間。 長いパイプもスッポリと収まってくれました。ガチャポンを設置したいので、わざと上に出るように調整してあります。
井戸掘りもこれで、三回目。失敗したのもいれれば、4本目。どうか、無事に水が出ますように~。
ガチャポンプの設置。
ガチャポンプを設置しました。グラつかないように、地面に杭を打って、ビスで固定してあげました。さあ、井戸水汲み上げていくぞ~。
まずは、呼び水を入れてあげて、ガチャガチャガチャと、、、
よっしゃ、でた~!!泥水~!!
掘って間もないから、泥水なのはしょうがなくて、最初の汲み上げはこんな感じでしょう。ガチャポンを憩いよく何回も繰り返していくと、井戸の中にたまってる水が少なくなり、空回りしだします。
しかし、ここで井戸に近付き、耳をすますと、チョロチョロチョロチョロチョローっと、水が湧き出る音が聞こえてくるではないか。これはもしかすると、水脈に当たっているのかもしれない。
スモールハウス側に掘った井戸とは違いこちらは、すぐに水がたまってきます。これはと思い、何回も汲み上げまくってみました。
徐々にだけど、透明がかってきました。
少し間を開ければ、バケツに、何十杯と汲み上げても全然枯れる事もない。
これは、どうやら水脈に当たってるのかもしれません。
まだまだ無色透明とまではいかないけど、もしかすると汲んでるうちに綺麗になってくるかもしれない。と、この時は期待しておりましたが、水質はそこそこで止まってしまいました。けれど、スモールハウス側に掘った井戸と違いリカバリーが早く、それなりに使える井戸となりました。
飲料とまではいかなくても、手を洗ったり、鶏の水飲み器を洗ったり、作物に散水など色んな用途に使える井戸が完成しました♪よっしゃー!!
と、鶏舎側の井戸はこんな感じで使っております。まだこの当時、本拠地のスモールハウス側の井戸は、まだまだ日常生活で使える井戸のレベルまでいっていなくて、まだまだ井戸掘りは、つづきます。
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