井戸掘り2本目~自作の井戸掘り器で、挑戦するも失敗の巻~
2014年5月、2回目の井戸掘りに挑戦。今回も塩ビ管を駆使した自作の井戸掘り器を使いました。結果から言ってしまうと失敗でしたが、色々試行錯誤した奮闘劇をご覧いただけたらと思います。
2本目の井戸掘りに挑戦~
同年3月に掘った井戸掘りで、4m50㎝で石かなんかに当たりまったく掘り進めなくなったので、少し場所をずらして、再挑戦することにしました。場所は、前回の井戸①から、1mちょっと離れた所に掘ることにしました。
今回は、最初からちゃんと井戸神様にご挨拶。榊と塩と、なぜかお茶が供えられている(笑)
前回と同じくまずは、スコップで掘れるところまで、掘っていきます。70センチくらい。
次は、穴に水を入れていきます。前回掘った井戸の水が使えます^^
穴に水を入れたら、自作の井戸掘り器を突っ込んで、ガンガンと地面を突いて、少しずつ掘っていきます。ある程度掘ったら、上にあげて中の柔らかくなった泥土を出してやります。ヒタスラ、これの繰り返し。井戸掘り器を作成の様子は、一回目の井戸掘りの記事で紹介しています。
持ちての塩ビ管も継ぎ足してこんな感じに。6m50㎝に。
そんなこんなで、前回と同じく4m50㎝辺りまで掘り進めた所で、硬い層にぶち当たります。また、石か~!?
井戸掘り器たち。
硬い層突破に向けて、新たに井戸掘り器を自作しました。
前回は、この4m50㎝の硬い層で、ちょっとやって諦めてしまったので、今回はこの層をなんとか突破しようと色々試みてみました。ここより、下の層の水を使いたいのです。
DIY精神あふれたラインナップ!!
一番左、移植ごてをセットして、硬い層を突き崩す作戦。ネットで検索してたら、これで硬い層をクリアした人がいたので試しにやってみました。
左から2番目、小さい石などを拾う用。これで、拾えるような小さな石などなく、まったく使えませんでした。。。
左から3番目、ノーマルタイプの塩ビ管井戸掘り器。
一番右、単管パイプの先を切り取って三角にして、掘り鉄管をイメージしてみました。
まずは、移植ごて君で掘ってみました。
結果、瞬殺でした。
そっこーで、曲がってしまいました><
次に試したのが、単管パイプを尖らせたもの。
結果、これも瞬殺。
全く歯が立たなかったので、こんなものも用意しました。
次は、ホームセンターで売ってる、杭タイプの単管パイプ。 こいつをロープに繋いで、穴に放りこんでいきます。単なる素人の思いつきでしたが、これは、中々強くて頑丈でした。中々の好感触。
しばらく続けたら、初期の井戸掘り器で土をあげていきます。
少し粗めの砂っぽいものが少し出てきました。
突いた感触としては、そこそこの石がいるような感じがしてたのだが、砂の層だったのかな!?
砂の層だと判断し、新たな策へ。
井戸枠を入れながら、掘削。
砂の層だということにして、作戦を変更しました。
ネットで下調べしていた情報によると砂の層だと、掘ってる最中に壁が崩れてくるので、井戸枠を入れながらの、掘削を試みるらしい。 この方法を採用してみます。
前回は浅い層の水を使ったけど、今回は底から1mの所にだけ給水の穴を空けておきました。
こんな脚立を両サイドに置いて、台の上に乗って、井戸枠の中を掘削していきます。
また、砂の層なら、底さらい系の掘り器が有効なんだとか!?
ネットで得た情報なんかを参考に色々試してみました。
底さらい器の自作。
これらは、右二つが新たに自作した底さらい器。右に行くにつれ径が大きくなっています。
砂のそうなら、これでいけるらしいのだが、これがサッパリ掘れませんでした(撃沈)
やっぱり、砂の層ではないのかな~、、、?
こうなったら、直接パイプで4m50㎝下を突いてやったらいいんじゃないと思いつき、農業用のハウスなんかで使うパイプを延長して、突いてみました。
が、結果、速攻で、先っちょが、くにゃんと曲がってしまいました><オーマイガー!!
やっぱりこれは、どうも砂の層ではなく、どうやら石、もしくは大きな岩盤でもいるんだろうと判断。結局、4m50㎝から、全然進まずじまいでした。しかも、入れた塩ビ管の井戸枠に、なぜか全然水が溜っていないないし~。。。ち~ん、なんで。
井戸掘りの失敗。
これは今となってはわかる事なんですが、おそらく、砂や石がいる層に突入しているため、水が溜まらず地面下に水が抜け落ちる、そういった現象が起きていたんだと思われます。当時は、そんなことまったく想像もつかず。。。
井戸枠を引き上げる。
ちょっと悲しいけど、使えない井戸をこのままにしていてもしょうがないので、井戸枠を引き上げます。 やぐら、チエンブロックをセットして、井戸枠の引き上げ。
井戸枠を上から叩き入れたりもしてたので、地面に食い込んで相当なGとなってたと思うけども、文明の利器チエンブロックの威力は偉大。 チエンを回してやると、ジワジワジワと少しづつ引き上ってきます。
何とか、引っこ抜くことができました。
もとあったように埋めてあげました。井戸掘りも中々難しい事を実感しました。。。無念。
しかし、これに懲りず、 水の自給求め、まだまだ井戸掘りは、つづく。
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