パイプハウスの建て方【初めて作ってみました】

2022年12月5日

2018年4月パイプハウスをDIYで作ってみました。建て方は、たまたま友達がパイプハウス建築中だったので見学させてもらって学んできました。そんな素人によるぶっつけ本番のパイプハウスの建築ですが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

覆いは、農業用ビニールではなく、工場にストックしてあった廃シートを利用してみました。

パイプハウスの建て方~骨組み。

パイプハウスの解体を頼まれて、ばらしたものを戴けたので、自分所の土地に移設して建てることになりました。

解体する時は、次組み立てる事を考えて、 各所写真を撮りながら、 作業を行っていきました。

もらってきたパイプの骨組み。

バラされたパイプハウスの骨組み。

パイプハウスの骨組みは、もともと解体を依頼されていた所を、もし捨てるのなら、お代をもらう代わりに解体した骨組みを頂けないでしょうかと、交渉してもらってきたのでした。

パイプを加工。

コンクリートの上にあるパイプ。

元々使っていたパイプハウスは、差し込み式じゃなかったので、先っちょを潰して、地面に差し込める用にしていきます。

先を潰したパイプ2本と大きなハンマー。

大きめのハンマーで叩いて、パイプの先を潰しておきます。両面、均等に叩いてあげてこんな感じに。

たくさんのパイプにマジックで同じ長さの所に、黒い印がつけてある。

そしたら、先っちょから同じ長さの所に、油性マジックで印をつけておきます。

パイプハウスの建て方~水平を出す。

三脚に立つレーザーレベラーとパイプの骨組み達。

文明の利器レーザーレベラーを使って、水平を出して、水糸を張っておきます。

地面に刺した棒に水糸が張ってある。、

パイプを差し込むラインに水平合わせた水糸をセットします。

パイプを差す所に穴を空ける。

長さ1mくらいの鉄の杭と大きめのハンマー。

パイプを差し込む所にこんな鉄の杭で、先に下穴を空けておきます。穴の深さを揃えるために杭に印のテープを巻いてあって、その印の所まで穴を空けていきます。合わせるのは、水糸を張った水平のラインからの深さになります。

なんて、知ったような事を言っていますが、たまたまちょうど友達の所が、ビニールハウス建築中だったので、見学しにいって、建て方を勉強させてもらってきたのでした。偶然の一致。必要なものは、不思議と自然に与えられるのですね(笑)

掘り返された土と大きなハンマー。

少し杭を打ち込むと石に当たって、全然入らなかったので、スコップで掘り返してみたら大きな石が出てきました。

掘り返された土と大きな石。

所々、大きな石に当たって、その都度石を掘り返しました><

クロックスと大きな石が2つ並ぶ。

こんな石などが出てきました。石は、石で、また何かに利用できるかもしれないので、大事にとっておきます。

パイプハウスの建て方~パイプを地面に固定。

地面に刺さったパイプが水糸の高さに揃っている。

下穴が空けたら、先を潰したパイプを印をつけたラインに合わせて、差し込んでいきます。

両サイドにパイプが3本地面に刺さっている。

レーザーレベラーで高さを揃えてあるので、パイプを差し込んだ後も高さがピッタリ揃います^^

掘り返された大きな石と隣に角スコップ。

時には、こんなデッカイ石も出てきました。こんだけデカいと少しずらした所で、杭もささらず、しょうがなしに掘りあげるしかなかった。。。

両サイドにパイプが11本ずつ地面に刺さっている。

うしっ、無事に全部差し終えました。だんだん、それっぽくなってきました♪

パイプハウスの建て方~各パイプをジョイントで固定。

水平方向にパイプやビニバーなどを入れて、各ジョイントを使って固定していきます。

水平方向に材を入れて、固定していく。

パイプハウスの横のパイプと組んでいく。

天辺と両サイドを止めてやりました。

パイプハウスの横のパイプを下と上部にも止めていく。

足元、上部両サイド。

パイプハウスサイドにビニバーを止めていく。

サイド下段、中段に平たい材で、止めていきました。初めてで、建て方はぶっちゃけよくわかっていなかったのですが、解体した時に、写真を撮りながら解体したので、元あった形を参考に組み立ててみました。

妻部分。

パイプハウスの妻部分の横材を止めていく。

パイプを横方向に這わして、固定していきます。

パイプハウスの妻側にビニバーを止めていく。

平たい材も横に這わして、固定。本来この材は、農業用ビニールを張る際に必要なものですが、止めておけば骨組みの強度にもプラスに作用するだろうと考えてつけてみました。

パイプハウスの入り口を作っていく。

正面から見るとこんな感じに。後は、正面部分に取り掛かっていきます。

山をバックに、パイプハウスの骨組みが完成。

入り口に真ん中を開けて、こんな感じに。 これで、骨組みは完成しました♪

パイプハウスの骨組み完成。

完成したパイプハウスの骨組みを後ろから見る。

後ろから見るとこんな感じ。

パイプハウスの建て方~廃シートを被せる。

パイプのハウスの骨組みの横に大きな廃シートを広げる。

工場に眠っていた使われなくなった大きなシートがあったので、これを使ってみることにしました。縦横5~6mずつの巨大なシート。

買わずになるべくあるもので、やりくりするのが【ろん流】です。次から次へと、新しいものを買うより、今あるものを最大限に有効活用。

パイプハウスに廃シートを被せる。

被せてみると、サイズピッタリでした。恐るべき、偶然の一致!!

このハウスは、野菜の栽培でなく、ちょっとした資材置き場に使おうと思っていたので、透明でなくても雨が漏らなければ、それでOK^^

パイプハウスの廃シートに継ぎはぎが見える。

所々の継ぎはぎが、逆に味を出しています。少し穴の開いてる部分が気になりますが、ひとまず良しとします。

シートをバンド紐で押さえる。

ハウスバンドで押さえられたパイプハウスの廃シート。

地際に杭を打って、パイプを這わして、ハウスバンドを絡げてシートを抑えてあげました。

ラセン杭とハウスバンド。

アンカーとなるラセン杭は、短めの鉄の棒なんかを上の輪っかに通して、グイグイ回してやると、地面に食い込んでいきます。

ラセン杭のアンカーにパイプを通して、シートと紐で繋げる。

打ち込んだら、パイプを通して、シートの端と繋げたり、シートの上から抑えたりして風で飛ばないよう固定してあげます。

シートが被さったパイプハウスを後ろから見る。

あと、風対策として、妻部分は塞がずに、風が抜けるようにしておきました。

廃シートを張ったパイプハウス前方から見る。

廃シートを利用したパイプハウスの完成なり。

と、いくところでしたが、、、

廃シートパイプハウスの中。

雨が降る日に行ってみると、けっこう雨漏りしてて、今一つ使い勝手悪かったです><

新しいシートを入れる。

雨漏りしないよう改良していきます。

廃シートを固定していた紐を外す。

せっかくセットしたシートですが、全ての紐をほどいて、外していきます。

新品の銀のシート。

ホームセンターで、こんな銀のシートを購入してみました。なるべく丈夫そうなものを選んできました。このシートは紫外線に強く、ブルーシートの2~3倍長持ちするそうです^^

銀のシートをパイプハウスに被せる。

ちょうどいいサイズが売っていなくて、天井部分のみとなりました。

銀のシートをハウスバンドで固定していく。

ひとまずアンカーのパイプに紐で固定しておきます。

銀のシートの上に廃シートを被せる。

そしたら、その上に最初に使った廃シートを被せていきます。上に、廃シートを被せることによって、銀のシートに直射日光や風雨が当たるのを防いで、さらに長持ちしてくれると思われます。

ひとまず、これで、雨の日の様子を伺ってみます。

パイプハウスの完成~シートの追加。

雨の日に行ってみると、銀のシートが思ったより天井を覆えてなくて、銀シートの端からポタポタと雨が落ちて今一つで感じでした。なので、サイド部分をもう少し補強していきます。

地面に2つの白い廃シートが並ぶ。

また、新しいシートを買っては面白くないので、工場に眠っているシートを探し出して使わなくなったシートをリサイクルしていきます。

銀シートの上に廃シートがかけられたパイプハウス内側の様子。

今度は、張ってあるシートを剥がさずに、隙間からパイプとシートの間に入れ込んでいきました。

白い廃シートをパイプハウスの内側に入れ込んで固定。

こんな感じに。 上のパイプに、絡げてあげて、銀のシートの内側になるようにセットしていきます。

パイプハウスの両サイド内側に白い廃シートが入る。

これで、雨の日もバッチリなり。これで無事、雨がよけられて、色んな物置けるようになりました。

山をバックに完成した廃シートを利用したパイプハウス。

外からみると、こんな感じに。廃シートを利用したパイプハウスの完成なり^^