パイプハウスの建て方【初めて作ってみました】
2018年4月パイプハウスをDIYで作ってみました。建て方は、たまたま友達がパイプハウス建築中だったので見学させてもらって学んできました。そんな素人によるぶっつけ本番のパイプハウスの建築ですが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
覆いは、農業用ビニールではなく、工場にストックしてあった廃シートを利用してみました。
パイプハウスの建て方~骨組み。
パイプハウスの解体を頼まれて、ばらしたものを戴けたので、自分所の土地に移設して建てることになりました。
解体する時は、次組み立てる事を考えて、 各所写真を撮りながら、 作業を行っていきました。
もらってきたパイプの骨組み。

パイプハウスの骨組みは、もともと解体を依頼されていた所を、もし捨てるのなら、お代をもらう代わりに解体した骨組みを頂けないでしょうかと、交渉してもらってきたのでした。
パイプを加工。

元々使っていたパイプハウスは、差し込み式じゃなかったので、先っちょを潰して、地面に差し込める用にしていきます。

大きめのハンマーで叩いて、パイプの先を潰しておきます。両面、均等に叩いてあげてこんな感じに。

そしたら、先っちょから同じ長さの所に、油性マジックで印をつけておきます。
パイプハウスの建て方~水平を出す。

文明の利器レーザーレベラーを使って、水平を出して、水糸を張っておきます。

パイプを差し込むラインに水平合わせた水糸をセットします。
パイプを差す所に穴を空ける。

パイプを差し込む所にこんな鉄の杭で、先に下穴を空けておきます。穴の深さを揃えるために杭に印のテープを巻いてあって、その印の所まで穴を空けていきます。合わせるのは、水糸を張った水平のラインからの深さになります。
なんて、知ったような事を言っていますが、たまたまちょうど友達の所が、ビニールハウス建築中だったので、見学しにいって、建て方を勉強させてもらってきたのでした。偶然の一致。必要なものは、不思議と自然に与えられるのですね(笑)

少し杭を打ち込むと石に当たって、全然入らなかったので、スコップで掘り返してみたら大きな石が出てきました。

所々、大きな石に当たって、その都度石を掘り返しました><

こんな石などが出てきました。石は、石で、また何かに利用できるかもしれないので、大事にとっておきます。
パイプハウスの建て方~パイプを地面に固定。

下穴が空けたら、先を潰したパイプを印をつけたラインに合わせて、差し込んでいきます。

レーザーレベラーで高さを揃えてあるので、パイプを差し込んだ後も高さがピッタリ揃います^^

時には、こんなデッカイ石も出てきました。こんだけデカいと少しずらした所で、杭もささらず、しょうがなしに掘りあげるしかなかった。。。

うしっ、無事に全部差し終えました。だんだん、それっぽくなってきました♪
パイプハウスの建て方~各パイプをジョイントで固定。
水平方向にパイプやビニバーなどを入れて、各ジョイントを使って固定していきます。
水平方向に材を入れて、固定していく。

天辺と両サイドを止めてやりました。

足元、上部両サイド。

サイド下段、中段に平たい材で、止めていきました。初めてで、建て方はぶっちゃけよくわかっていなかったのですが、解体した時に、写真を撮りながら解体したので、元あった形を参考に組み立ててみました。
妻部分。

パイプを横方向に這わして、固定していきます。

平たい材も横に這わして、固定。本来この材は、農業用ビニールを張る際に必要なものですが、止めておけば骨組みの強度にもプラスに作用するだろうと考えてつけてみました。

正面から見るとこんな感じに。後は、正面部分に取り掛かっていきます。

入り口に真ん中を開けて、こんな感じに。 これで、骨組みは完成しました♪
パイプハウスの骨組み完成。

後ろから見るとこんな感じ。
パイプハウスの建て方~廃シートを被せる。

工場に眠っていた使われなくなった大きなシートがあったので、これを使ってみることにしました。縦横5~6mずつの巨大なシート。
買わずになるべくあるもので、やりくりするのが【ろん流】です。次から次へと、新しいものを買うより、今あるものを最大限に有効活用。

被せてみると、サイズピッタリでした。恐るべき、偶然の一致!!
このハウスは、野菜の栽培でなく、ちょっとした資材置き場に使おうと思っていたので、透明でなくても雨が漏らなければ、それでOK^^

所々の継ぎはぎが、逆に味を出しています。少し穴の開いてる部分が気になりますが、ひとまず良しとします。
シートをバンド紐で押さえる。

地際に杭を打って、パイプを這わして、ハウスバンドを絡げてシートを抑えてあげました。

アンカーとなるラセン杭は、短めの鉄の棒なんかを上の輪っかに通して、グイグイ回してやると、地面に食い込んでいきます。

打ち込んだら、パイプを通して、シートの端と繋げたり、シートの上から抑えたりして風で飛ばないよう固定してあげます。

あと、風対策として、妻部分は塞がずに、風が抜けるようにしておきました。

廃シートを利用したパイプハウスの完成なり。
と、いくところでしたが、、、

雨が降る日に行ってみると、けっこう雨漏りしてて、今一つ使い勝手悪かったです><
新しいシートを入れる。
雨漏りしないよう改良していきます。

せっかくセットしたシートですが、全ての紐をほどいて、外していきます。

ホームセンターで、こんな銀のシートを購入してみました。なるべく丈夫そうなものを選んできました。このシートは紫外線に強く、ブルーシートの2~3倍長持ちするそうです^^

ちょうどいいサイズが売っていなくて、天井部分のみとなりました。

ひとまずアンカーのパイプに紐で固定しておきます。

そしたら、その上に最初に使った廃シートを被せていきます。上に、廃シートを被せることによって、銀のシートに直射日光や風雨が当たるのを防いで、さらに長持ちしてくれると思われます。
ひとまず、これで、雨の日の様子を伺ってみます。
パイプハウスの完成~シートの追加。
雨の日に行ってみると、銀のシートが思ったより天井を覆えてなくて、銀シートの端からポタポタと雨が落ちて今一つで感じでした。なので、サイド部分をもう少し補強していきます。

また、新しいシートを買っては面白くないので、工場に眠っているシートを探し出して使わなくなったシートをリサイクルしていきます。

今度は、張ってあるシートを剥がさずに、隙間からパイプとシートの間に入れ込んでいきました。

こんな感じに。 上のパイプに、絡げてあげて、銀のシートの内側になるようにセットしていきます。

これで、雨の日もバッチリなり。これで無事、雨がよけられて、色んな物置けるようになりました。

外からみると、こんな感じに。廃シートを利用したパイプハウスの完成なり^^
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