渋柿の皮で、お茶を作ってみました。
渋柿の皮を使って、柿皮茶を作ってみました。いつもは、甘柿の皮で柿皮茶を作っているのだけど、渋柿だとどうなるんだろうか!?ふとした疑問から、渋柿皮茶を作ることにしました。果たしてどうなる事やら~。
一自給農家の渋柿皮茶を作った様子ですが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
渋柿の皮でお茶を作る
渋柿の皮を剥く
今回渋柿の皮茶を作ったのは、直売所で購入した『はちや柿』です。
皮を剥いて、中の実は干し柿に。
というか、本来干し柿がメインで、その副産物として出てきた皮を有効利用といった感じですが、
私は、渋柿の皮でお茶を作ってみたいがために購入してきたのだった(爆)
渋柿の皮を干す
剥いた渋柿の皮は、干し網に乗せて、乾燥させます。
カラカラに乾燥した渋柿の皮。
10日ほど乾燥させました。
渋柿の皮を煎る
ミルサーを使って、渋柿の皮を細かく粉砕。
細かく粉砕した渋柿の皮をフライパンで、ほんのり茶色く変色するまで煎っていきます。
渋柿皮茶の完成
左が、フライパンで煎った渋柿皮茶。
右は、粉砕しただけの渋柿の皮。(こちらを生と呼ぶことにする)
比較実験したかったので、両方でお茶にして比べて見たいと思います。
粉砕しただけの渋柿皮茶は、渋みが結構残っていて、ちょっと飲みにくい感じでした。味は少し甘みがあるが、生っぽい感じもあり、今一つ。。。
渋みが出たのは、干しが甘かったのが原因か?それとも、熱を入れる事によって渋戻りの現象がでてしまったのか?原因は定かではないけど、結果として渋い柿皮茶ができてしまいました。
煎った方の渋柿皮茶は、渋みは消えて、生の渋柿皮茶と比べると随分と飲みやすくなりました。
わずかに渋が残っている感じもしますが、生っぽい味も消えて、ほんのり甘く、香りもあり、これはお茶として使えそうかなという感じ。
ただ、いつも作っている甘柿の柿皮茶と比べると渋柿皮茶の方が劣る感じで、飲み比べると断然甘柿の皮茶の方に軍配があがりました。
一個人の感想ですが、渋柿でもお茶はできるけど、柿皮茶にするなら、甘柿の方が美味い。そんな検証結果でした。
甘柿の皮で、柿皮茶を作った時の記事はこちら⇒『【自家製で美味しい】柿の皮を使ったお茶の作り方』
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