きゅうりの古漬けの作り方~簡単で、作り過ぎちゃいました~
自給自足生活一年目の2014年、きゅうりが沢山穫れたので、古漬けにしてみました。初めてのきゅうりの古漬けづくりでしたが、結構うまいこと作れたので、作り方を紹介していきたいと思います。
きゅうりの古漬けの作り方。
材料を分かりやすいように、きゅうり1キロ分で表示しておきます。
必要な物 きゅうり1キロ 塩100g(下漬け用) 差し水200㏄ 差し水用塩20g 塩100g(本漬け用) 樽 重石2キロ
まずは、タライに水をはって、きゅうりを綺麗に洗っておきます。
きゅうりの下漬け
そしたら、樽にきゅうりを詰めていって、満遍なく塩をまぶしていきます。
塩は、きゅうりの重さの10%の量を使います。
次に、塩分10%にした水を流し入れてあげます。そうすることによって、水が上がりやすくなります^^
最後に、きゅうりの2倍くらいの重石を乗せて、ひとまず仕込み完了です。埃が入らないようにビニールを被せてあります。
一晩過ぎて翌朝には、このように水が上がってきます♪梅干しの時もそうだけど、この水が早く上がってくれると、その分カビにくくなり、成功に続く第一歩へと繋がります^^
新しいきゅうりを足していく事も可能です。同じように10%の塩を入れながら、きゅうりを追加していけばいいだけ。
10日くらい過ぎると、こんな感じに、少し色がくすんで、漬かってきます。
水分が抜けて、こんなに薄っぺらくなっていきます。
これは、別の樽。少し白いカビのようなものもでてくることもありますが、
本漬け前に、一度綺麗に洗ってあげるので、表面に出てくる少々のカビは大丈夫そうでした。きゅうりが傷んでいるようなものは、除いてあげます。
キュウリをざっと水で洗ってあげたら、
きゅうりの本漬け
そして、一度目と同じ分量の塩をまぶして漬けこんでいきます。最後にまた、重石を乗せてあげて仕込み完了です。
この付け替えにより、10%+10%で20%の塩になる計算です。この強い塩分により、長期保存ができるきゅうりの古漬けとなっていきます^^
これで、長期保存が効くので、好きな時に取り出して食べていけます♪
きゅうりの塩抜き
きゅうりの古漬けは、塩分20%とそのままではとても塩辛いので、お湯に浸して塩抜きしてから食べていきます。細かく切って、熱湯に入れて、少し混ぜ混ぜして塩抜きしていきます。丁度良い塩加減になるまで浸けておきます。
いい塩梅になったら、手で軽く水気を切ってあげて出来上がり。
生姜を添えてあげると、こんな感じに♪うまっ
2年熟成のキュウリの古漬け。
2016年12月にキュウリに古漬けを食べた時の様子を紹介します。2014年の夏に仕込んでから、実に2年以上経過しています。ペシャンコになっていますが、傷む様子もなく、美味しそうでした^^
塩抜きしたキュウリの古漬けの水気を絞ってから、醤油、柿酢、砂糖、酒を火にかけて、冷ましたものに漬け込み、ショウガの千切り、鷹の爪を添えて、数日置いておけば、古漬けを利用したのキュウリのキュウちゃん漬けの完成。
きゅうりを煮詰める必要もないし、超簡単♪いと美味し^^
きゅうりの古漬け~感想~
きゅうりの古漬けは、やってみたらそれほど難しくなく、結構簡単に作れました。
ただ、一つ失敗したと思うことがありまして、実に作り過ぎました。ホント冷静になって考えたらわかる事なのですが、その当時は全然気づきもせず、40キロ近くのキュウリを古漬けに仕込んでしまいました、、、(苦笑)キュウリがたくさん穫れて、食べきれずにもったいないので、とりあえず加工するみたいな流れで、作り過ぎました。
漬物とかジャムとか、塩気がキツイものや、甘さが強いものなどは、保存性がいいからとたくさん作り過ぎても、そんなに消費できるものでもありません(経験者語る)。こういった保存食は、ほどほどに作るのがコツだと、自給自足の一年目に痛感したのでした><
とはいえ、きゅうりの古漬けは、塩分20%と、梅干しのように長期保存ができるので、一度作ってしまえば、長い間楽しむ事ができます。40キロも仕込んだ私は、その後きゅうりの古漬けを仕込む必要がなくなってしまったのは、いうまでもなし、、、(笑)
作ってから、7年目となる今でも、まだ樽の中に眠っているのであった。。。
ディスカッション
コメント一覧
きゅうりの古漬けは何年ももつのですか?驚きました!作ってみたいです。
数年は十分もつと思います。ぜひ、お試しください。