ハーベスターのオイル交換をした時の様子
今回ハーベスターのエンジンオイルの交換とギアオイルの交換をDIYでやってみました。一素人の作業の様子で、どれだけ参考になるかはわかりませんが、少しでも何かのお役に立てば幸いです。
ハーベスターのエンジンオイルの交換
私の使っているハーベスターは、コンマミニMT-S30という機種。10年前くらいにヤフオクで購入した中古の機械でしたが、恥ずかしながら今まで全然オイル交換をしていなかったのです。
年に一度、2~3時間程度使うだけなので、あまり気にかけていなかったのですが、一度しっかりメンテナンスしておこうと思いオイル交換にいたったのでした。(2024年9月)
汚くてすみませんが、写真の矢印のボルトが、オイルを抜くドレインボルト。
オイルを抜く前に、エンジンをかけて、少し暖気運転をし、オイルが抜けやすいようにしておく。
下にオイル受けをセットして、このボルトを外してオイルを抜いていきます。12mmのメガネレンチを使用。
またオイルを抜くときは、オイルの給油口の黄色い栓を外しておいた方がオイルが抜けやすい。
長い間オイル交換していなかったせいか、オイルは少な目のような気がしました。
オイルが抜けきったら、ボルトを締め直して、エンジンオイルを足していきます。ホームセンターで買ったガソリン車ディーゼル車兼用エンジン10W30のオイルを使用。
本来なら、ドレインパッキンを新しいのに交換した方が、良いのかもしれませんが、今回はそのまま再利用。
オイルの量は、機械本体に記載されていたりします。この機械は、『1.2ℓ SAE-30 SD級以上』となっていました。
私の経験上、規定量のオイルを入れると、溢れてくる恐れがあるので、少し手前の1ℓくらいで様子を見ながら入れていきます。(私のオイルの抜き方が、甘いのかもしれませんが、、、)
だいたい1ℓくらいで、給油口いっぱいくらいまで、入りました。
後は、給油口の黄色い栓を締めたらエンジンオイル交換の完了です。
車のオイル交換もそうだけど、やってみたら思いのほか簡単な作業。こんなことなら、もっと早くからやっておけばよかったなと思います。
ハーベスターのギアオイルの交換
続いてギアオイルの交換。他の農機具や車などのエンジンオイルは交換した事あったけど、ギアオイルを交換するというのは人生初めての経験。新しいことにチャレンジするのは、楽しい瞬間です。
この黄色い栓がオイルの入れ口。
そしたら、そこから一番下の方へと見ていき、オイルを抜くためのドレインボルトを探します。
矢印のボルトが、ドレインボルトのようです。部品を止めるためのボルトでなく、ボルトのみでポンと付いているようなボルトがあったら、ドレインボルトや検油口の可能性が高いと思います。
機械によっては、ボルトの頭に黄色く色をつけて、分かりやすくなっています。
オイル受けをセットし、ドレインボルトを抜いて、ギアオイルを抜いていきます。
エンジンオイルなんかと比べると、随分と綺麗なオイルだなという印象でした。それにしてもギアオイルって、たくさん入っているんだな。こんなにオイルが機械に入っているとは、知りませんでした。
次に、オイルの給油口とドレインボルトの間で、検油口となるボルトを探します。
この検油口のボルトの所まで、ギアオイルを入れるそうです。
今回、黄色い色で印のついたボルトがそうでした。このボルトを外しておきます。
オイルが抜けきったら、ドレインボルトを締め直して、新しいギアオイルを入れていきます。
ホームセンターで見つけたギアオイル80W-90というオイルを使用。ホームセンターで、ギアオイル90とどちらの方が良いのか、はっきりわからなかったが、どちらでも大丈夫なのかなと判断。心配な人は説明書通りのメーカーのオイルを選んだら無難かもです。
私の場合は、古いうえ中古の機械なので、説明書にもたどり着けず、同じようなハーベスターの機械の説明書をネットで探して、それらを参考にこれなら大丈夫そうと判断。
そしたら、ギアオイルを少しずつ注入していきます。
2ℓと少し入れた辺りで、検油口から溢れてきました。地面にオイルが落ちるので、この時も下にオイル受け必須です。
検油口からこぼれたオイルも少なくなってきた辺りで、検油口のボルトを締め直して、オイル給油口の黄色い栓を締めたら、ギアオイルの交換の完了です。
ギアオイルの交換は、ドレインボルトと検油口のボルトさえわかってしまえば、そんなに難しくなく意外とすんなりできてしまいました。
便利な機械なので、ちゃんとメンテナンスして、なるべく長く使っていきたいなと思います。
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