ハーベスターのVベルトの交換した時の話~素人によるDIY~
お米を収穫し、ハサがけ天日乾燥した後に脱穀するのに使用したりするハーベスターという機械。2017年の秋にお米の脱穀をしていたら途中で、お米をうまく送り出せないようになってしまいました。外のカバーを外して、中を見てみると、Vベルトが老朽化して外れてしまっていたので、DIYで交換修理してみました。
その時の様子を紹介していきます。一素人による修理作業の様子ですが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
ハーベスターとは、こんな機械です。
よく稲刈りで見かけるコンバインとは違い、この機械は刈り取りができません。人が刈り取った束を流し入れてあげることで、脱穀して籾の状態にしてくれます。後ろの口からは、軽い籾やゴミなども飛ばしてくれるので、唐箕のような役割も同時にこなしてくれます。
ハーベスターのVベルトの交換。
2017年10月。
お米の脱穀作業をしていたら、途中でお米をうまく送り出せないようになってしまいました。
以前なら、機械の調子が悪くなったら、『壊れた!!』と、農機センターなどに持っていきプロに直してもらっていたのですが、自給自足の暮らしを始めてからは、できる限り自分で直すという事に挑戦するようにしています。
よくわからないけど、ひとまず外のカバーを外して、中がどうなっているか見てみます。
カバーを外して、中を確認してみると、Vベルトが外れていました。原因は、これですね。
『壊れた!!』と思っていたのは、単に、『ベルトが外れていただけ。』でした。
色んな機械をDIYで修理していると、同じようなことはよくあります。
よくよく機械をみていると、ベルトのかけ方が書かれていました。
各ベルトのサイズも書いてくれてあるではないか。
なるほど、なるほど。
ひとまず、ベルトを図のように付け直してあげます。
よく見ると、ベルトの老朽化も進んでいるみたいで、ヒビだらけでした。
切れるのも時間の問題かも。。。
このハーベスター、中古で2~3万円で購入したものだったので、各所だいぶ老朽化が進んでいるようです。
ジャン。
Vベルト、大きめのホームセンターに行けば、いろんな大きさのものが売られています^^
ベルトのかけ方の図に記されてるのと同じ番号A-41のVベルトを購入。
新しいベルトに代えてあげました。
ベルトの交換は、知恵の輪のようで、少し難しかったけど、なんとかはめ込むことができました。ふぅ。
Vベルトの交換完了。
試運転してみると、見事に止まってた部分がちゃんと動いてくれました。よっしゃ~直った~^^
Vベルトの交換、少し時間はかかったけど、なんとかDIYで修理することができました♪
外したベルトは、こんな状態でした。こりゃあ、外れるわ~><
ハーベスターのVベルト交換②
2018年10月。稲刈り前に、ハーベスターのメンテナンスをしてみました。
前回と反対側にあるキャタピラを回す部分のVベルトを交換しました。
外のカバーを外すと、ベルトが切れる寸前でした。切れる前に気付けて良かったです。
Vベルトを外し、ベルトの刻印を探し出します。B-43!?と書かれているよう。
数字があってるかはっきりとはわからないので、念のため外したベルトを持っていき、大きさを確かめて、ベルトをホームセンターで購入。
3本とも新しいベルトに付け替えてあげました。これで、当分の間は大丈夫でしょう♪
プロに頼めば、ちょっとしたことでも高い工賃とられることあるけど、自分で直せれば、材料費のみ。自分で直せたら楽しいし、機械の仕組みも理解できるし、自分の経験値やスキルアップ。
農機具のメンテナンスや修理、意外とやってみるとそんなに、難しくなくできちゃったりするので、調子が悪くなったときは、ダメもとでもいいから一度自分で直すにチャレンジしてみるのも面白いかもしれません^^
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