【DIY】刈払機のギアケースを交換修理してみた

2024年9月30日

刈払機のギアケースを交換修理する。

刈払機のギアケースが、異音がするようになり刃が空回りするようになってしまいました。おそらくギアケースの中のベアリングorギアが、ダメになったと思われます。それで、新しいギアケースを調達して交換修理してみました。

一素人のDIYによるギアケースの交換修理ですが、備忘録兼ねて記しておきたいと思います。参考程度にでもみていただけたら、幸いです。

ギアケースから異音が聞こえる

刈払機の刃の部分あたりから、異音が聞こえるようになり、刃が空回りするようになってしまいました。

ちなみに自分が使っている刈払機は、ニッカリのSXD2310というもの。

刈払機のギアケースが壊れる。

とりあえず、ネジやナットを緩めて、ギアケースを外してみます。

刈払機のギアケースを外す。
写真は、外した後撮り直した。

ネジが舐めて、外せなかった所は、ネジザウルスを使ったら、簡単に回す事ができました。ネジザウルスの効力、何気に感動。

こういった時は、ネジザウルス持っておくと重宝します^^

取り外したギアケース。

ギアケースが外れました。

どうも、これ以上は分解できなさそうだったので、新しいギアケースへ交換する事にしようと思います。

ニッカリの同じものが、売られてるといいのだが、ネットを探しても、どこにも見つける事ができなかった。なので、ヤフオクで、汎用品を探して交換修理してみようと思います。

刈払機の4角のシャフト。

そこで、まず確認したのが、シャフトの形状の確認。

私が使っている刈払い機のシャフトの形は、4角のようでした。

シャフトの径をノギスで計る。

そして、シャフトの径の長さを確認しておく。ちょうど5mm。

こういった時は、ノギスがあると便利。

あと確認しておくのが、パイプの外径。これは、24mmだった。

このパイプの外径、シャフトの形(何角か?)、シャフトの径をもとに、同じタイプの物を探していきます。

これらのサイズが同じタイプの物なら、おそらく使えるだろうという事で、早速ヤフオクで落札。

刈払機のギアケースを交換修理する

新しいギアケースと交換する。

そんなこんなで、新しいギアケースが届きました。新しいといっても中古です(笑)
ヤフオクで、3500円で落札。4/四角ギア シャフト先端約5mm パイプ径24mmクボタ/丸山DB-S265SPってヤツで、メーカーは違うが、確認したサイズが同じなので、使えるはず。

パイプに取り付ける穴の位置が、合うか?おそらく合わないだろうな。とは思っていたが、だいたい似たような位置についているようでした。
(万が一大きくずれていても、いろんな所解体して、パイプをぐるりと回して、新しい位置に穴を開け直したら、使えるだろうと考えてはいました。)

ギアケースの取り付け位置を確認する。

実際にはめてみると、わずかに数ミリ程度ずれている程度でした。これくらいなら、少し穴を拡大してあげたら、使えるかな。

パイプの穴をドリルで拡大する。

インパクトに、穴を広げるドリルを付け、わずかに広げてあげます。


スパイラルステップドリル。穴の拡大など、ひとつ持っておくと、いろんな場面で活躍します。

穴が少し広がった。

少し右側に穴が広がった。

新しいギアケースを装着する。

これで、新しい中古のギアケースが装着できました。穴を少し広げたせいもあって、ネジの締めがカチッと閉まらなかったけど、まあ使えるし、素人のDIYだし、OKとします。

もし不具合があったら、パイプの位置を変えて穴を開け直してみようと思う。

刈払機のギアケース交換修理が完了する。

ギアケースの交換修理完了です。

バッチリいい感じに刃が回るように、仕上がりました♪

おまけ~グリスアップ~

ちなみにですが、今回のギアケースを修理するのにあたって、色々調べていたら、ギアケースにグリスアップするところがあるらしい事が判明しました。

ギアケースのグリスアップのナット。

指さした位置のナットを外して、ここにグリスを入れていくんだとか。

これは、意外と知らない人も多いんでないかなと思います。恥ずかしながら私は、10数年も刈払い機を使っていて全く知らなかったし、一度もグリスさしたことなかったのである。それを考えると、良く今までもってくれたなと思うくらいです。

刈払機、壊れて初めて知る、グリスアップ。

次からは、ギアケース壊れないように、時々グリスアップのメンテナンスしてやろう^^