八重谷湧水と風穴を巡る~2022年8月、夏~

2024年1月30日

八重谷湧水

2022年の夏に、三重県度会郡大紀町阿曽にある八重谷湧水と風穴を訪ねてみました。
八重谷湧水、風穴共に真夏にも関わらず、涼しく心地の良くまた、神聖な雰囲気のある素晴らしい所でした。

その時の様子を紹介したいと思います。

八重谷湧水

42号線を進み、阿曽温泉前の信号を折れ、道なりに進んでいくと川沿いの道になり、しばらく走ると左側に風穴、右側に八重谷湧水が現れます。

八重谷湧水への木橋

八重谷湧水へと続く木橋。

苔むしてて、すごいいい味出していました。すぐ横に、車数台止められる駐車場があります。

八重谷湧水の水汲み場

入り口の木橋の横には、湧水地点からホースを引いている水汲み場が設けられております。シダ植物や苔が覆っていて、これもいい味出しております。

八重谷湧水への小道

橋を渡ると、こんな道から始まり、

八重谷湧水への道。

こんな木の道を進んでいきます。

入り口には、湧水地点まで160mと書かれているが、体感としてはもう少し長く感じた。

木の道は、老朽化が進んでいる。

時々朽ちて、穴が開いている所があるので、気を付けた方が良さそうです。2022年8月現在、老朽化が進んで結構朽ちてきている所が見受けられました。

小さな滝がある

しばらく進むと小さな滝が現れます。真夏にも関わらず、涼しい風が流れてきて、とても気持ちよかったです。

八重谷湧水へと向かう道中。

川の水は、とても冷たくひんやりしています。夏の涼には、最高です。

八重谷湧水の湧水地点。

そして、もうしばらく歩き進めると突如として現れる湧水地点。八重谷湧水。

何もない所から、急に大量の湧き水があふれ出してきます。

その水量には、いつも感動させられます。

八重谷湧水の案内板。

隣には、八重谷湧水を説明する看板があります。

何でも、古代にここは海底だったらしくそれが浮上し、ここら一体が石灰岩で覆われているんだとか。そんなこんなで、鍾乳洞がいくつも存在するそうだ。それで、この湧き水に繋がるんですね。

また、看板の説明によると、【水質も良好で飲料とされ】と書かれています。

『よし、いっちょ飲んでみよう!!』

八重谷湧水の水を飲む

下の水汲み場へと繋がるホースが設置されているので、そちらへ回る水が汚染されないよう矢印の辺りの水を手ですくって、がぶりと頂きました。

『うめ~』

湧きたての水は、冷たくて超美味いっす。普通に飲み易くて、美味しい水でした。

飲料とされると看板には書かれていますが、飲用するかは自己責任で(笑)

八重谷湧水の看板②

すぐ脇には、『たっぷりお散歩を楽しんで、ストレスを森に置いて帰りましょう』という看板が♪

八重谷湧水を散策していたら、いっぺんにストレスなんかどっかへ吹っ飛んじゃいます。

八重谷湧水近くのワサビ田跡!?

帰りに対岸で見かけた石垣畑の跡地。

おそらく、昔はここでワサビ田でもしていたんではないだろうか?上の方には水を引くためのパイプの跡も残っています。

阿曽の風穴

そんなこんなで、八重谷湧水を満喫した後は、駐車場から歩いてすぐの所にある阿曽の風穴へ。

阿曽の風穴の案内看板。

こんな看板が立っています。

風穴への入り口。

風穴の入り口は、こんな感じ。

はしごで降りれるようになっています。

以前来た時は、中が真っ暗でライトもなかったので、怖くてすぐに引き返しましたが、今回は穴を覗いてみるとなんと中がライトアップされているではありませんか。

風穴への梯子を下りていく。

奥へと入ってみることにしました。

梯子を下りていくと、中はとってもひんやりしていて、クーラーが強に効いているみたいな感じ。

まさしく天然のクーラー?冷蔵庫といった感じです。

風穴の上を見上げるとこんな感じ。

中は広い空間になっており、上を見上げるとこんな感じに。鍾乳洞ですね。

コウモリが、びゅんびゅん飛んでおりました(笑)

風穴の中は、水が流れ幻想的。

中は、ライトアップされて、下には水が流れており、なんとも幻想的な世界でした。

八重谷湧水と風穴、あまり観光地としてアピールされていない所だけど、隠れた名所的な感じでお勧めのスポットです^^

水の巻。

Posted by ろん