卵型薪ストーブ窓付き(新保製作所)に、交換してみた
普段から薪調理に利用している卵型薪ストーブですが、今回新保製作所の窓付きの物に交換してみました。実際に窓付き卵型薪ストーブを使ってみた感想やストーブを交換設置する様子、燃焼効率を上げる工夫などを記してみました。
一薪ストーブユーザーのやり方や考え方ですが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
卵型薪ストーブ窓付きが届く
今回購入した薪ストーブは、新保製作所の薪ストーブ・タマゴ型(小)3号窓付きというモノ。
通販のヤフーショッピングから、購入。税込み7200円+送料とお値段もお手頃でした。
箱を開けてみると、小樽の観光ガイドパンフレットが入っていました。はるばる、北海道からタマゴ型薪ストーブが届いたようです。
以前から卵型薪ストーブは、使い勝手が良かったので愛用していたのですが、今回火が見える窓付きにしたいという事で、新保製作所の薪ストーブに辿りつきました。
ちなみに今まで使っていた薪ストーブは、大和金属製の卵型薪ストーブ(太陽印)。
この手のストーブは、3年くらいで寿命が来るので、定期的に交換が必要となってきます。今回も老朽化により何か所か穴が開いてきたり、もろくなってきたので交換する事になりました。
タマゴ型薪ストーブを交換設置する
薪ストーブを取り外すときは、スライド式煙突の蝶ナットを緩めて、煙突を縮めてやります。
スライド煙突をずらしたら、薪ストーブに繋げている煙突T曲を外してあげます。
煙突を外すついでに、室内側の煙突掃除も各所してあげました。抵当な棒を煙突に突っ込んで、溜まった煤を取り出していきます。外した煙突なんかは、棒を突っ込んでグルグルグルっと煤を払い落してあげます。
そんなこんなで、煙突掃除を済ましたら、卵型薪ストーブ窓付きを設置していきます。
薪ストーブ後ろの煙突にT曲を差して、スライド煙突をセットしていけば、ストーブの設置完成です。(T曲は、老朽化で、ボロが来てたので、新しいのに交換した。)
煙突の径は106mm。
ちなみに、ストーブを置く位置は台をこしらえて、33㎝ほど高さを上げてあります。こうする事によって、調理する時に、腰をかがめることなく楽に調理できます♪
薪ストーブの燃焼効率を上げる工夫
卵型薪ストーブの中は、炎の動きをコントロールするための仕切り板があって、このような作りになっています。この仕切り板がある事によって、炎が両サイドや上部へと広がりやすくなり、調理の際の火力へと繋がっております。
シンプルな構造ですが、よく考えられた薪ストーブだなと思います。
ちなみにこの仕切り板は『火止め』といって、替えの部品も販売されています。
私は、ここからさらに一工夫、燃焼効率を上げるために加えています。薪ストーブの奥側に、レンガを置いて(上部は空けておく)庫内を小さくし、薪や炎がなるべく効率よく使えるように考えて使っています。
奥の下側に薪あると炎が回っても、調理に効率よく火が回らないので、その部分をレンガで塞いでしまいます。こうする事によって、手前のコンロに炎が回りやすいし、奥側の上部にも火が回りやすいと思います。
また、レンガが熱を蓄熱する効果もあると思う。
後は、前回のストーブから少し灰を移動して、中に敷いてあげたら、薪ストーブの交換設置完了です。
卵型薪ストーブは、調理ストーブ
卵型薪ストーブは、調理しやすく2コンロ使え、上部の蓋を外して火力を上げることもでき、使い勝手最高です。個人的には、時計型よりもタマゴ型薪ストーブの方が、火の回りや煙道を考える効率がいいように感じるので、こちらを愛用しています。
今回、窓付きの薪ストーブになって、火の回り方も一目で確認できるようになり、コンロの火加減も調整しやすくなりました。超便利です。
ストーブ手前の空気孔の開け閉めの具合でも、炎の流れが変わるのだけど、その際も火力の調整が分かりやすいです。
窓も思っていたよりも大きく、中の火が良く見えて、いい感じです。火が見える薪ストーブが、1万円かからずに買えて、便利に調理もできて、さらに暖もとれる。
上部のコンロに火が当たってる炎の回りが一目で確認できます。
火が見える薪ストーブは、なんだか心が落ち着きます。窓付きの薪ストーブ、最高^^
安価な部類の薪ストーブですが、使い勝手最高の調理ストーブです♪
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